地震で同時に多数の火災が発生したら…
風の強い夕方など、コンロやストーブを使用する時間帯に地震が発生した場合、同時に多数の火災が発生するおそれがあります。さらに、水道管の破損によって、消火栓が使用できないおそれもあります。
このような火災が発生したときは、初期消火など、次のような行動をとりましょう。
1.火災が発生したら、まず初期消火
火災の延焼を最小限に抑えるためには、火が小さいうちに消火することが重要です。
近隣の住民と協力して、消火器などによって初期消火活動を行いましょう。
2.消火しきれない場合は、消防署へ要請
初期消火活動で消火できないときは、119番通報または最寄りの消防署に駆けつけ、消防車を要請しましょう。
ただし、大規模な地震の場合には、多くの場所で同時に火災が起きる可能性があり、消防署だけでは対応できない場合も考えられます。このようなときに備えて、日頃から自主防災組織での消火訓練などを通じて、地域で対応できるようにしておくことも必要です。
3.通電火災に備えて
落下の衝撃で電気器具のスイッチが入ったり、あるいは破損した電気ストーブ、熱帯魚のヒーターおよびブレーカーなどに電気が通じたことにより火災が発生することがあります。これを「通電火災」といいます。
停電した地域では、通電火災を防ぐために電気器具のコードを抜いたり、ブレーカーを落としてから避難しましょう。
防災安全課
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更新日:2019年10月31日