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豊島区では、平成23年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故に由来する放射性物質による影響を調査して周知することにより区民の不安を払拭するため、同年6月より放射線独自測定を実施しています。
また、平成27年5月より放射線測定器の貸し出しを実施しています。
騒音計・振動レベル計・放射線測定器の貸し出し
平成23年7月より、定点測定施設にて空間放射線測定を実施しています。令和5年4月以降は、南池袋公園1か所にて月1回の頻度で測定しています。
区有地において、局所的に高い値(0.23マイクロシーベルト/時間以上の値)を計測した場所についての対応状況をお知らせします。
平成27年5月から7月の期間に、公園等、小中学校、保育園等、子どもが利用する施設(243施設)について、屋外地上部分について詳細に放射線量測定を実施しました。
平成24年4月から7月の期間に、公園や児童遊園など160か所において、子どもたちが活動する場所を中心に、側溝や排水口、植物の根元、雨水や土がたまりやすい場所などの空間放射線量測定を実施しました。
平成24年1月から3月の期間に、学校等86施設において、子どもたちが活動する場所を中心に、側溝や排水溝、雨どいなどの空間放射線量測定を実施しました。
平成23年10月26日から11月18日の期間に、区内の全公園159か所について、空間(大気)放射線量測定を実施しました。
公園等の空間(大気)放射線量測定【三次測定】結果(10月26~11月18日実施)
平成23年7月12日から7月29日の期間に、区施設に私立幼稚園や私立保育園を加えた合計89か所にて、簡易測定機による空間(大気)放射線量測定を実施しました。
空間(大気)放射線量測定【二次測定】結果(7月12日~7月29日実施)
平成23年6月3日から7月7日の期間に、区施設14か所にて空間(大気)放射線測定を実施しました。
空間(大気)放射線量測定【一次測定】結果(6月3日~7月7日実施)
平成23年6月から8月にかけて、区立小中学校の屋外プール30か所について、放射能測定を実施しました。
平成23年7月に、区施設9か所について、放射能測定を実施しました。
東京都健康安全研究センターが自然放射線量として算出した、大気中放射線量0.035マイクロシーベルト/時間を用いると、自然放射線量は、年間300マイクロシーベルト程度になります。
たとえば、毎時0.12マイクロシーベルトを、自然界から受ける放射線量を除いて年間の値に換算すると、仮に24時間屋外にいるとして計算しても0.74ミリシーベルトとなります。これは国際放射線防護委員会(ICRP)が2007年に勧告した平常時の指標値(自然放射線や医療行為による放射線を除く)である年間1ミリシーベルトよりも低い値です。
なお、屋外での時間を8時間、屋内での時間を16時間として換算すると、年間放射線量は0.45ミリシーベルトとなり、上記委員会(ICRP)の指標値より、さらに低い値となります。
測定値を年間放射線量に換算する計算式
1測定値から自然放射線量(事故前の健康安全研究センター測定値の年間平均値)を差し引く
毎時0.12マイクロシーベルト-毎時0.035マイクロシーベルト=毎時0.085マイクロシーベルト
2年間の値に換算
0.085×24時間×365日=年間0.74ミリシーベルト
3屋外に8時間、屋内に16時間いたと仮定して計算
※屋内については原子力安全委員会が設定した木造家屋に関する低減係数0.4を用います
(0.085×8時間+0.085×16時間×0.4)×365日=年間0.45ミリシーベルト
1ミリシーベルト=1,000マイクロシーベルト
今般の東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、3月15日より東京都健康安全研究センター(新宿区百人町)では、大気中の放射線量、水道水や降下物(雨や塵)の放射能等に関する測定結果を公表しています。
詳しくは、東京都健康安全研究センターのホームページをご参照ください。
東京都健康安全研究センターホームページ(新しいウィンドウで開きます)
東京二十三区清掃一部事務組合では、東京電力福島第一原子力発電所の事故による東京23区内の一般廃棄物処理における影響を確認するため、焼却処理で発生する焼却灰等の放射能濃度、並びに清掃工場の敷地境界、及び工場内灰処理設備等の空間放射線量率を調査しています。
お問い合わせ
電話番号:03-3981-2405