白岡市ゼロカーボンシティ宣言
近年、地球温暖化が原因とされております気候変動により、自然災害が激甚化、頻発化し、市民の生活に大きく影響を及ぼす極めて深刻な状態となっています。地球温暖化は、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加が原因と言われており、温室効果ガスの排出量の削減が喫緊の課題です。我が国では、2050年までに国内における温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目標として掲げています。
白岡市では、市民の皆様が安心、安全に生活することができる環境を保ち、環境負荷の少ないまちを次世代に引き継ぐためにも脱炭素社会の実現に向け、市民の皆様、事業者の皆様をはじめ、市が協働しながら2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティの実現を目指していくことを宣言いたしました。
ゼロカーボンシティとは
環境省では、2050年に二酸化炭素を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表された地方自治体をゼロカーボンシティとしています。
白岡市ゼロカーボンシティ宣言文
近年、世界各地で地球温暖化が原因とみられる気候変動の影響により、洪水や干ばつなどの自然災害が頻発し、我が国でも集中豪雨や大型台風、猛暑などの異常気象が毎年のように発生するなど、もはや「気候危機」とも言われている状況です。
今後も自然災害の頻発化、激甚化が予想されており、このまま地球温暖化の進行を放置すれば近い将来において、私たちの生命や財産の危機、さらには生態系への悪影響など、人類の生存基盤を根本から揺るがす、極めて深刻な問題となりかねません。
こうした状況を踏まえ、2015年に合意されたパリ協定では「産業革命以前からの平均気温上昇を2℃未満とし、1.5℃に抑えるよう努力する」との目標が国際的に広く示され、我が国においても、2020年10月の内閣総理大臣の所信表明で、「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことが表明されました。
白岡市でも、この地球規模の課題である「気候危機」に対して、私たち一人ひとりが今まで以上に強い危機感を持ち、脱炭素への取組を強化し、将来にわたって豊かな自然環境を次世代に引き継いでいく必要があります。
このことから白岡市においても、豊かな自然環境を未来に引き継ぎ、暮らしと社会を持続可能なものとしていくため、2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を実現するための取組を推進していくことを、ここに宣言します。
白岡市ゼロカーボンシティ宣言 (PDFファイル: 344.6KB)
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
環境課ゼロカーボン推進室
〒349-0292
埼玉県白岡市千駄野432番地(市役所2階)
電話:0480-92-1111(内線284・285・286)
0480-31-8409(直通)
メール:kankyou@city.shiraoka.lg.jp
お問い合わせフォームはこちら
更新日:2023年06月01日