「ゼロカーボンシティしらかわ」を宣言しました
白河市は、令和3年10月17日のゼロカーボンシティ宣言式典において、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンチャレンジしらかわ」を目指すことを宣言しました。
- 宣言動画は以下のリンクからご覧いただけます。
(令和3年10月17日宣言式典にてゼロカーボンシティを宣言する鈴木市長)
(環境ポスターコンクール受賞者による「ぼくたち、わたしたち」の誓い)
宣言内容
近年、世界の各地で集中豪雨の発生や台風の大型化による風水害が頻発し、災害は激甚化の一途を辿っています。また、気温上昇による熱中症警戒アラートの発表や自然生態系への影響など、気候変動問題は私達の生活に大きな脅威を及ぼしています。
原因の一つとして挙げられるのが地球温暖化であり、その対策として、2015年に合意されたパリ協定では、「世界的な平均気温上昇を1.5℃に抑える努力を追求する」という目標が掲げられました。
これを達成するためには、2050年までに二酸化炭素の実質排出量をゼロにすることが必要です。
私たちは、この世界の危機的状況を認識し、気候変動対策を喫緊の課題として位置づけ、積極的に取り組まなければなりません。
こうしたことから、本市は、美しい里山、清らかな水、そして澄みわたる空気など、かけがえのない豊かな自然を守り、安心して住み続けられる故郷を良好な状態で次の世代へとつないでいくため、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」の実現に向けて、市民・事業者・行政が一体となって挑戦することを宣言します。
ゼロカーボンシティとは
環境省では、2050年にCO2(二酸化炭素)を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表された地方自治体を「ゼロカーボンシティ」としています。
地方公共団体における2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明の状況(環境省HPへ移動します)
実質ゼロとは
二酸化炭素排出量と森林などによる吸収量を均衡させる(差し引きゼロにする)ことです。
「ゼロカーボンシティしらかわ」を目指す取組
令和3年3月に策定した第3次白河市環境基本計画に基づき、市民、事業者及び市がそれぞれの役割に応じた行動を協働で実践し、脱炭素社会実現のための取組を推進していきます。
市民の取組
- こまめな消灯など、日常生活での省エネルギーを意識した行動を習慣にする。
- 公共交通機関や自転車を積極的に利用する。
- 自動車を利用する際は、エコドライブを心掛ける。
- エコチャレンジ事業に参加する。
事業者の取組
- 設備機器の更新や建物のリフォームの際には、高効率空調やBEMSなど省エネルギー型の設備導入に努める。
- 太陽光発電、太陽熱利用システムや薪ストーブなどの再生可能エネルギーの導入に努める。
- 電気自動車など、次世代自動車の導入に努める。
- 福島議定書事業に参加する。
市の取組
- 家庭や事業所の環境に配慮したライフスタイル・ビジネススタイルへの転換を促進するため、省エネルギー対策に関する情報を提供します。
- 白河市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)に基づき、市の事務事業における省エネルギー化を推進します。
- 公共施設へ高効率空調や省エネルギー型の設備の導入・更新を図ります。
- 電気自動車、燃料電池自動車といった次世代自動車の普及を図ります。
そのほかの取り組み等についてはこちらからご確認いただけます。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは環境保全課 環境衛生係です。
〒961-8602 福島県白河市八幡小路7-1
電話番号:0248-22-1111【内線 : 2182・2183・2185・2186・2187】 ファックス番号:0248-27-0775
メールでのお問い合わせはこちら- 2021年10月20日
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