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品川区環境基本計画とゼロカーボンシティしながわ宣言
更新日:令和6年4月1日
品川区では、2018(平成30)年3月に区の環境施策方針を定めた「品川区環境基本計画(計画期間:2018(平成30)年度~2027(令和9)年度)」を策定し、「みんなで創り育てる環境都市」を将来像に掲げ、地球温暖化対策をはじめとした様々な環境施策を展開し、区民や事業者のみなさまとともに推進してきました。
令和4年度に本計画の中間年を迎えるにあたり、中間見直しを行いました。
本計画においては、2030(令和12)年度のカーボンハーフ、2050(令和32)年度のゼロカーボンを新たに目標に掲げるなど、最新の環境課題と区の現状を踏まえ、これまでの環境施策をより一層強化していく内容になっています。
また、区は令和5年6月15日(木)に「ゼロカーボンシティしながわ宣言」記念式典を行いました。
区として正式にゼロカーボン達成を目標とすることを表明し、区民のみなさま、事業者のみなさまと区が一丸となって脱炭素施策に取り組んでいく契機とします。
式典の様子を区公式YouTubeチャンネルに掲載していますので、ぜひご覧ください。
動画のリンクはこちら
ゼロカーボンシティしながわ宣言 記念式典 (別ウィンドウ表示)
令和4年度に本計画の中間年を迎えるにあたり、中間見直しを行いました。
本計画においては、2030(令和12)年度のカーボンハーフ、2050(令和32)年度のゼロカーボンを新たに目標に掲げるなど、最新の環境課題と区の現状を踏まえ、これまでの環境施策をより一層強化していく内容になっています。
また、区は令和5年6月15日(木)に「ゼロカーボンシティしながわ宣言」記念式典を行いました。
区として正式にゼロカーボン達成を目標とすることを表明し、区民のみなさま、事業者のみなさまと区が一丸となって脱炭素施策に取り組んでいく契機とします。
<品川区の二酸化炭素排出量削減目標> | <ゼロカーボンシティしながわ宣言> |
式典の様子を区公式YouTubeチャンネルに掲載していますので、ぜひご覧ください。
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ゼロカーボンシティしながわ宣言 記念式典 (別ウィンドウ表示)
品川区環境基本計画等のダウンロード
- しながわこども環境ブック(品川区環境基本計画 子ども概要版)
しながわこども環境ブック(PDF : 5MB)
- 品川区環境基本計画
品川区環境基本計画(全文)(PDF : 22MB)
品川区環境基本計画(表紙~目次)(PDF : 4MB)
品川区環境基本計画(第1章)(PDF : 2MB)
品川区環境基本計画(第2章)(PDF : 2MB)
品川区環境基本計画(第3章)(PDF : 2MB)
品川区環境基本計画(第4章)(PDF : 17MB)
品川区環境基本計画(第5章)(PDF : 2MB)
品川区環境基本計画(第6章)(PDF : 2MB)
- 品川区環境基本計画【概要版】
品川区環境基本計画【概要版】(PDF : 4MB)
「ゼロカーボンシティしながわ宣言」記念動画
宣言を記念して、 「ゼロカーボンシティしながわ ~エコなミライに向けて"今"わたしたちにできること~」を作成しました。
動画のリンクはこちら
通常版(別ウィンドウ表示) 短縮版(別ウィンドウ表示)
計画の位置づけ
本計画は、区全体の計画である「品川区長期基本計画」と整合を図りつつ、「品川区まちづくりマスタープラン」、「品川区水とみどりの基本計画・行動計画」、「品川区一般廃棄物処理基本計画」等の個別計画と相互に連携を図りながら、区の環境をより良くし、将来の世代にその環境を引き継いでいくことができるよう、環境の保全に関する目標、施策の方向そのほか必要な事項について定めるものです。計画期間
本計画の期間は、2018(平成30)年度から2027(令和9)年度であり、2023(令和5)年度以降の5年間についての中間見直しとします。なお、基本目標1(地球温暖化対策分野)および基本目標3(自然環境分野)については、計画期間を超えた長期的な取組が必要であることから、基本目標1の計画期間を2030(令和12)年度まで、基本目標3の計画期間を2031(令和13)年度までとします。
計画の範囲
本計画の対象範囲は、品川区全域とし、5分野に共通目標である「環境教育・環境コミュニケーション」を加え6分野を対象とした計画とします。分野 | 対象とする項目 |
地球温暖化対策 | 地球温暖化対策、気候変動への適応 等 |
資源循環 | ごみの排出抑制および適正処理、資源の地域循環 等 |
自然環境 | 水辺、みどり、生き物 等 |
生活環境 | 大気質、水質、騒音・振動、悪臭、化学物質 等 |
文化環境 | 地域の歴史的・文化的環境を活かし、景観を保全したまちづくり 等 |
環境教育・環境コミュニケーション | 環境教育、環境学習、環境活動、協働、地域連携 等 |
望ましい将来像
本計画の策定時に設定した将来像「みんなで創り育てる環境都市」を受け継ぎ、さまざま環境課題が解決され「脱炭素社会」と「自然と共生する豊かな社会」がともに実現された品川区を目指します。基本目標および共通目標
将来像実現のために、5つの基本目標と共通目標を定めています。基本目標1 「脱炭素なくらし・仕事・まち」を実現する(地球温暖化対策)
世界共通のテーマとして脱炭素化に向けた動きが加速度的に進んでいることから、区内で暮らし働く全ての人が「脱炭素社会」を実現するよう基本目標として定めます。基本目標2 「持続可能な循環型都市」を実現する(資源循環)
私たちの暮らしには、生活していく上で必要な限りある資源を無駄なく効率的に利用する必要があるため、「持続可能な循環型都市」の実現を基本目標として定めます。基本目標3 「水とみどりがつなぐまち」を実現する(自然環境)
水とみどりの存在は、まちの魅力を高め生活を豊かにすることから、「水とみどりがつなぐまち」の実現を基本目標として定めます。基本目標4 「すこやかで快適な暮らし」を実現する(生活環境)
心身を健全に保つ潤いのある暮らしのために、空気や水をきれいにする等、「すこやかで快適な暮らし」の実現を基本目標として定めます。基本目標5 「やすらぎとにぎわいの都市景観」を形成する(文化環境)
長い歴史と新しいまちづくりが交錯する状況では、歴史を尊重しつつ新しいにぎわいを生み出していくことが重要であることから、「やすらぎとにぎわいの都市景観」の形成を基本目標として定めます。共通目標 次世代につながる「日常的に実践する人」を育てる(環境教育・環境コミュニケーション)
環境都市としての機能や役割を充実させるために、区民一人ひとりが「日常的に実践する」ことが必要不可欠であることから、その育成を共通目標として定めます。重点プロジェクト
区の地域特性や環境に関する最新の動向、環境の課題等を踏まえ設定し直した本計画の5つの基本目標と共通目標を達成する上で、残りの計画期間を考慮して特に重点的かつ分野横断的な展開を図る必要のある主要なテーマを「重点プロジェクト」と位置づけ、推進します。
重点プロジェクト1 快適な脱炭素型ライフスタイルへの転換プロジェクト
- あらゆる「賢い選択」を推進
- 区内建築物のZEB、ZEH化の水平展開
- 太陽光発電の普及拡大
重点プロジェクト2 さまざまな連携による地域全体の脱炭素化の推進
- ほかの地域と連携した横断的な取組の推進
- 環境面と経済面の統合的な向上を図る事業やサービスの推進
重点プロジェクト3 プラスチックごみ対策・食品ロス削減の推進
- 製品プラスチックを含めたプラスチック分別回収の検討
- 使い捨てプラスチックごみ削減の啓発
- SHINAGAWA"もったいない" プロジェクト
重点プロジェクト4 水とみどりを活かしたつながりづくり
- まちづくりと一体となったみどり環境の保全と創出
- 水辺の生き物の生息・生育空間の保全と創出
- 生物多様性の理解促進
重点プロジェクト5 次世代を担う人材への学びの機会の充実
- エコルとごしを活用した学びの機会の充実
二酸化炭素排出量の削減目標
区の最終目標であるゼロカーボンシティを達成するため、その途中段階である2030(令和12)年度に、区の二酸化炭素排出量を50%削減(2013(平成25)年度比)することをめざします。
2030(令和12)年度・・・・・50%削減(カーボンハーフ)
2050(令和32)年度・・・・・実質ゼロ(ゼロカーボン)
推進体制等
推進体制
区では、計画を推進するため、庁内組織である「環境対策推進会議」および「環境対策庁内会議」により全庁的な推進調整を図り、施策・事業の総合的・計画的な取組を進めます。また、有識者や区民・事業者・団体の代表・学生で構成される「環境活動推進会議」は、専門的な見地および区民の立場から計画の達成、進捗状況を点検・評価し、計画の見直しや区に対しての助言・提言を行います。
進捗管理指標
計画の進捗状況を点検するための進捗管理指標は下記のとおりです。
目標 | 指標 | 2013(平成25)年度 | 2027(令和9)年度 |
基本目標1 関連 |
品川区の二酸化炭素排出量 | 2,219千トン-CO2 | 1,109千トン-CO2 ※1 |
区有建築物への再生可能エネルギー導入量 | 33施設 | 60施設 | |
シェアサイクル配置台数 | 200台 | 増加を目指す | |
打ち水大作戦参加者数 | 4,795名 | 7,000名 | |
区有建築物のZEB・ZEH化 ※2 | 0施設 ※3 | 12施設 | |
既存区有建築物の照明LED化 | 3施設 | 対象施設完了 | |
基本目標2 関連 |
区民1人1日あたり収集ごみ量 | 567グラム | 440グラム |
資源化率 | 26% | 31% | |
スケルトン車両を使った環境学習 | 44カ所 | 継続 | |
使い捨てプラスチック製品をなるべく使わない区民の割合 | - | 28.5% | |
フードドライブに協力してくれた区民 | - | 160名 | |
基本目標3 関連 |
良好な水環境の維持・向上 | 環境基準達成 (目黒川・立会川) |
環境基準達成継続 (目黒川・立会川) |
みどり率増加 | 21.1% (2018(令和元)年)※4 |
22.6%→21.7 (2031(令和13)年)※5 |
|
水のきれいさや水辺空間の区民満足度 | 31.3% (2019(令和2)年)※4 |
50% ※5 | |
区有船着場の利用回数 | 150回/年 | 450回/年※5 | |
みどりや水辺の保全への関心度 | 53.8% | 70%※5 | |
基本目標4 関連 |
大気測定局における環境基準達成状況 | 2局 | 全3局達成 |
放置自転車・放置バイク台数 | 1,286台 | 削減を継続 | |
各地区バリアフリー計画の特定事業計画に基づく整備状況 | 各特定事業計画 | 計画通りの整備実施(118件) | |
基本目標5 関連 |
景観「重点地区」指定地区数 | 2地区 | 地域からの指定要望に 随時対応 |
共通目標 関連 |
エコアクション21認証取得事業所数 | 35社 | 70社 |
SHINAGAWA“もったいない”推進店数 | 48店舗 ※7 | 185社 | |
環境学習講座の開催回数 | 50回 ※7 | 100回 | |
環境情報の更新回数 ※6 | 700回 ※7 | 850回 | |
エコルとごしの年間来館者数 | 200,000人 ※7 | 240,000人 | |
エコルとごしの環境ボランティア登録人数 | 27人 ※7 | 50人 | |
環境活動団体登録数 | 18団体 ※7 | 25団体 |
※2:経済産業省の評価による全てのZEB・ZEHを対象とする。
※3:2022(令和4)年度末現在、Nearly ZEB1施設、ZEB Ready2施設、ZEH-M1施設の計4施設。
※4:それぞれの調査実施年度の数値とする。
※5:2022(令和4)年3月に改定した品川区水とみどりの基本計画・行動計画に合わせ、22.6%を21.7%に変更し、目標年度は2031(令和13)年度とする。
※6:エコルとごしの公式ホームページ、SNS(LINE、Instagram、Twitter)の情報を更新した回数の合計を集計。
※7:2022(令和4)年見込み
進行管理
本計画を実効性のあるものとするため、施策の実施状況、関連する進捗管理指標の推移などの点検を行い、その結果に基づき、改善を進めるPDCAのサイクルが必要です。区は、行政評価等により環境の現状や環境施策の進捗を全体的に把握し、評価を行い、その後の施策展開へ反映します。
また、継続的にPDCAサイクルを実施する中で、施策の進捗状況、国や東京都の計画策定等の動向、社会情勢の大きな変化があった場合は、必要に応じて、目標および施策の強化などの見直しを検討していきます。
品川区の二酸化炭素排出量実績
2013(平成25)年から2021(令和3)年の区の二酸化炭素排出量推移です(出典:ECOネット東京62)。
出典元:オール東京62市区町村共同事業 みどり東京・温暖化防止プロジェクト 温室効果ガス排出量(別ウィンドウ表示)
出典元:オール東京62市区町村共同事業 みどり東京・温暖化防止プロジェクト 温室効果ガス排出量(別ウィンドウ表示)
過去の計画について
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環境課
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FAX:03-5742-6853