小山市では、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル※」と、2030年までに今の自然の損失をポジティブに変換させて2050年までに自然と共生する社会を目指す「ネイチャーポジティブ※」について、同時宣言を表明しました。
これらは、行政だけでなく、市、事業者、市民が一丸となって取り組んでいく必要があることから、小山市全体の意識の高揚や行動の変容を図るために令和5年(2023年)10月1日(日曜日)に式典を開催しました。
小山市は「ゼロカーボンシティ&ネイチャーポジティブ」を宣言しました
ゼロカーボンシティ&ネイチャーポジティブ宣言書 [PDF形式/963.18KB]
ペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクル協定締結式
新たな石油資源を使わず使用済みペットボトルから新しいペットボトルに再生することで、プラスチックごみが減り、脱炭素とマイクロプラスチック汚染の軽減につながることから、小山市・下野市・野木町・小山広域保健衛生組合・協栄産業グループ・サントリーグループで協定を結び、2市1町で集められたペットボトルが再びペットボトルに生まれ変わることになりました。
ゼロカーボンシティ&ネイチャーポジティブの実現に向けて
ゼロカーボンシティとは
環境省では、「2050年に温室効果ガス排出量又は二酸化炭素を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は地方公共団体として公表された地方自治体」をゼロカーボンシティとしています。
ゼロカーボン(カーボンニュートラル)とは
二酸化炭素をはじめとする温室効果ガス(カーボン)の「排出量」から、植林、森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味します。
ゼロカーボン、カーボンニュートラル、ネットゼロ、脱炭素は同じ意味で用いられています。
出典)環境省 脱炭素ポータルサイト
ネイチャーポジティブとは
生物多様性の損失を止め、反転し、回復軌道に乗せることを意味します、生物多様性の損失原因は複雑かつ分野横断的であることから、主要な原因である気候変動とともに対策を行う必要があります。