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更新日:2023年6月22日
令和5年2月24日、大村市は3月市議会定例会本会議場において、令和5年度施政方針説明の中で「ゼロカーボンシティ」を宣言し、同日、記者会見を行いました。
近年、地球温暖化が原因とみられる異常気象の影響により、世界各地で、豪雨・台風・猛暑などによる甚大な災害が発生しています。本市においても、記録的な大雨により多大な被害が発生するなど、市民生活に大きな影響をもたらしています。
こうした気候変動問題に国際的に対応するため、2015年パリ協定において、世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2度より十分に低く保つことおよび1.5度に抑える努力を追求することが世界共通の長期目標として掲げられ、この目標達成に向け、2020年10月、国は「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と宣言しました。
本市では、これまで「CO2削減推進のまち」として、地球温暖化防止に取り組んできましたが、先人より受け継がれてきた豊かな自然環境を、未来を担う次世代へ引き継ぐためには、脱炭素社会の実現に向けたさらなる取り組みが不可欠です。
このような状況を踏まえ、本市は、SDGs(持続可能な開発目標)の理念のもと、市民・事業者・行政が一体となった「オール大村」で、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指し、「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた取り組みを進めていくことをここに宣言いたします。
令和5年2月24日
大村市長・園田裕史
環境省では、「2050年にCO2(二酸化炭素)を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らまたは地方自治体として公表された地方自治体」をゼロカーボンシティと定義しています。
CO2などの温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と、森林等の吸収源による除去量との間の均衡を達成すること。
(出典)環境省「脱炭素ポータル」
大村市のゼロカーボンシティ宣言について、環境大臣からメッセージをいただきました。
市役所正面玄関にゼロカーボンシティ横断幕を設置しました。
「オール大村」で二酸化炭素排出量実質ゼロを実現しましょう。
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