本文
名取市は「ゼロカーボンシティ」宣言をしました
令和3年10月31日(日曜日)に開催しました「なとり環境フェスタ」において、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指し、ゼロカーボンシティに取り組むことを宣言いたしました。
名取市ゼロカーボンシティ宣言
名取市は、西部に緑豊かな丘陵地が広がり、東部は太平洋に面している美しい自然環境と、雷神山古墳をはじめとした歴史的な資源が数多く残る「歴史と文化のまち」です。この豊かな自然や、歴史・文化は、末永く後世に引き継いでいかなければなりません。
近年、地球温暖化が原因とされる気候変動の影響により、国内だけでなく世界各地で大規模な自然災害が発生しており、全ての生物の生存基盤を揺るがす極めて深刻な問題となっております。
2015年に採択されたパリ協定において、産業革命からの平均気温上昇を1.5℃に抑えるためには、「2050年までに二酸化炭素の実質排出量をゼロにすることが必要」と示されております。
国はパリ協定に基づき、2013年度と比較し、2030年度までに温室効果ガスの26%削減を掲げておりましたが、2021年4月の地球温暖化対策推進本部の会合で、削減目標を引き上げ、46%の削減を表明しております。
このような状況を踏まえ、名取市は、豊かな自然と人とが共生するかけがえのない「愛されるふるさと名取」を未来の世代へつないでいくため、より一層の温室効果ガスの排出抑制に努め、市民とともに国際社会共通の目標である「SDGs」に尽力し、2050年までに二酸化炭素排出の実質ゼロに向け、取り組んでいくことをここに宣言いたします。
背景
近年、世界各地で猛暑や豪雨など地球規模での温暖化が原因とされる異常気象による災害が発生しており、地球温暖化の元となる二酸化炭素排出量の抑制は喫緊の課題となっています。
ゼロカーボンシティとは
環境省では2050年までに二酸化炭素を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は自治体として表明・公表した自治体を「ゼロカーボンシティ」としています。
※「実質ゼロ」とは、二酸化炭素排出量と森林などによる吸収量を均衡させる(差し引きゼロにする)ことです。
環境大臣からのメッセージ
以下のPDFをご覧ください。