町田市ゼロカーボンシティ宣言
2050年までに温室効果ガスの排出実質ゼロを目指します
環境先進都市「ゼロカーボンシティまちだ」を宣言
町田市は、脱炭素社会の実現に向け、町田市バイオエネルギーセンターにおける廃棄物バイオマス発電や、市有施設等での太陽光発電等による再生可能エネルギーの利用拡大とその地産地消等の取り組みを進めながら、様々な環境課題の解決に優先的に取り組み、市域の温室効果ガス排出削減と市のブランド力向上を図ってまいります。
また、将来を担う子どもたちに対し、環境に配慮する意識を持つことの大切さを伝えていくことも大変重要であると考えており、SDGsの視点なども意識した環境教育のきっかけ作りについても、より一層、力を入れていきたいと思います。
そして、町田市の豊かな自然環境と次世代の暮らしを持続可能なものにするため、国の基準年である2013年度に148万9千t-CO2だった市内の温室効果ガス排出量を、2030年までに約33パーセント減の99万8千t-CO2にまで削減し、2050年には温室効果ガスの排出実質ゼロを目指す、環境先進都市「ゼロカーボンシティまちだ」に向け、市民・事業者と共に取り組むことを宣言いたします。
記者会見で宣言文を掲げる石阪市長
宣言日
2022年1月24日
背景
2021年に開催されたCOP26(第26回気候変動枠組条約締約国会議)では、世界平均気温の上昇を産業革命以前から1.5度以内に抑えるという目標について、世界的な喫緊課題として取り組んでいくことが再確認されました。我が国においても、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとするカーボンニュートラルを目指し、2030年度における温室効果ガスの削減目標を、2013年度比で46パーセント減としています。
2030年までの削減目標について
2022年度からスタートする「第3次町田市環境マスタープラン」の基本目標1、施策3で掲げる成果指標に基づく。
(2022年1月19日に環境審議会から答申を受けました)
基本目標1:エネルギーを賢く利用し、気候変動の影響にも対応するまち
施策3:将来的なゼロカーボンに向けたまちづくりを進めます
町田市ゼロカーボンシティ宣言に対する環境省からのメッセージ
宣言に基づき行われる主な取り組み
- 町田市バイオエネルギーセンターにおける発電電力の地産地消
- 市有施設等における太陽光発電等による再生可能エネルギーの利用拡大
- 電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)の積極的な導入及び活用
- 民間企業等との連携・協定関係強化による市域のブランド力向上
- 将来を担う子どもたちに対する、環境配慮意識の醸成に資する教育機会の創出
関連情報
地球温暖化対策、生物多様性をはじめとした環境施策を一体的に推進していくための計画「第3次町田市環境マスタープラン」を2022年3月に策定しました。
町田市環境シンポジウム2022「脱炭素社会に向けた町田市のまちづくり」
町田市における地球温暖化対策の効果的な推進に向けて、2022年1月に、町田市バイオエネルギーセンターで「町田市環境シンポジウム2022」を開催しました。シンポジウムでは、「脱炭素社会に向けた町田市のまちづくり」をテーマに、市長と4名の登壇者がトークセッションを行いました。
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