京都市:<リチウムイオン電池やスプレー缶による火災事故が多発しています!>適切な分別にご協力ください。

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<リチウムイオン電池やスプレー缶による火災事故が多発しています!>適切な分別にご協力ください。

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2023年11月1日

リチウムイオン電池の適正な処理方法について

リチウムイオン電池などの充電式の製品は燃やすごみ,資源ごみ等の定期収集や持込ごみに出すことはできません。

 リチウムイオン電池などの充電式電池を含む電子機器を処分する際には、次の点に注意してください。

1.使用済みの充電式電池は、「(一社)JBRC外部サイトへリンクします」のホームページに掲載されている協力店舗に持ち込むか、各まち美化事務所や各区役所・支所にあるエコまちステーション等の市が設けている「資源物回収拠点」や「移動式拠点回収」への排出をお願いします。

2.加熱式たばこやスマートフォンなど、電池が内蔵されており取り外しが難しい電子機器に関しては、販売店での回収か、市が設けている「小型家電回収ボックス」(30cm×40cm×40cm以内に限る)へ排出してください。 

3.燃やすごみ、資源ごみ、持込ごみには出さないでください。 

充電式電池として回収できるものと表示マーク

リチウムイオン電池はどんなもの

 リチウムイオン電池などの充電式電池は、携帯電話(スマートフォン)、タブレット、モバイルバッテリー、デジタルカメラ、加熱式たばこ、ゲーム機、電気シェーバー、電動歯ブラシ、充電式掃除機、ワイヤレスイヤホン、ハンディ扇風機などに使用されています。充電式電池は、強い衝撃や圧力が加わることで破損や変形によって発火することがあります。

リチウムイオン電池が使用されている主要な電子機器

火災事故が多発しています!

火災事故防止啓発

【素材画像出典元:(公財)日本容器包装リサイクル協会】

リチウムイオン電池はこんな危険性を持っています!

 リチウムイオン電池は、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池などと比べて高容量、高出力、軽量という特徴があり、その特徴を生かし、近年様々な電子機器に使用されています。

 これらの特徴は裏返すと電気エネルギーが高密度に詰まった電池だということであり、外部からの圧力や落下の衝撃により内部損傷が発生すると電池内で短絡(ショート)が起こり、可燃物である電解液が噴出し爆発や急激な発火を起こす危険性があります。

モバイルバッテリーの発火状況

東北部クリーンセンター火災発生・被害の様子

  京都市のクリーンセンター等で発火事故が多発しており、火炎検知や発火の確認数は令和4年度だけで344回も発生、原因物が特定できた約3割のうち99%で充電式電池が確認されています。

 原因物として確認できた主なものは加熱式タバコ、モバイルバッテリー、スマートフォン、ポケットWifiでした。

 平成31年3月には、東北部クリーンセンターの破砕施設内で持込ごみの中に入っていたリチウムイオン電池から火災が発生し、当該施設のベルトコンベヤ等が焼損したことにより施設の全面復旧及び持込みごみの受入れ再開に約半年間、修繕費用として1億5千万円を要しました。

 さらに、京都市の資源ごみに混じっていたリチウムイオン電池が原因で、民間リサイクル施設にも火災事故被害が発生しています。

 このような火災事故が起こらないようにするには,市民の皆様一人一人が分別を徹底していただくことが必要不可欠です。

 「分別するのめんどくさい」「少しくらい大丈夫」が大きな火災事故につながります。ごみを出す際はスプレー缶や充電式の製品,電池などが入っていないか再度確認のうえ

  • スプレー缶等は中身をすべて使い切ってから「小型金属類・スプレー缶の定期回収」に
  • 充電式の製品は「販売店での回収」又は「小型家電回収ボックス」に
  • 使用済みの充電式電池は「(一社)JBRC外部サイトへリンクしますの協力店舗に持ち込み」又は,市が設けている「資源物回収拠点」や「移動式拠点回収」に

それぞれのごみを適切に排出いただければと思います。

東北部クリーンセンター火災発生時の様子

クリーンセンター外観

東北部クリーンセンター火災発生時の様子

持込ごみ搬入口

東北部クリーンセンター火災発生時の様子

火災の被害状況

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お問い合わせ先

資源循環推進課 075-222-3946

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