ポイントの活用方法
返礼品を他者のために活用してほしい…
ふるさと納税制度への関心が広まるにつれて、「紀の川市へ全額寄附したいので、返礼品は不要です。」「返礼品が届くことは嬉しいけれど、自分ではなく人にプレゼントしてほしい。」といったお声をいただく機会が増えています。寄附金の使い道だけでなく、返礼品の活用を通じて、紀の川市の魅力発信に貢献いただいた事例を紹介します。
テクノサポート株式会社の方々に返礼品をお渡ししました
きっかけ
返礼品を選ばず、ポイントで寄附いただいた方がいらっしゃいました。市から、「返礼品と交換いただけるので、失効期限にご留意ください。」という旨のご案内を差し上げたところ、「返礼品は希望しないので、全額市のために活用してください。」と、大変ありがたいお申し出を頂戴しました。
しかし、「返礼品を通じて、市の特産品や魅力の発信に繋げたい。」とお伝えしたところ、「そうであれば、私が代表を務める会社の従業員の皆さんに、紀の川市のPRを込めて、返礼品をお渡しされませんか?」と、打診をいただきました。
こうしたお話をいただいたことが初めてでしたが、「せっかくの機会なので、実現可能な方法を検討しよう!」と、地域創生課内で検討を開始。関係法令等に抵触しないか、お渡しする返礼品は何が良いかなど、意見を出し合いました。
【写真左】地域創生課長(左)と寄附者様(右)
【写真右】テクノサポート株式会社の皆様
お渡しの様子
紀の川市自慢のフルーツの収穫シーズンや、総務省が定める返礼率・募集経費率等の要件に照らし、今回、返礼品として「あらかわの桃(3個入り)」を従業員の皆様にお渡しすることになりました。本来業務でお忙しいなか、寄附者様はじめ従業員の皆様にあたたかく迎えていただき、和やかな雰囲気で返礼品のお渡しや、紀の川市のPRができました。
寄附者である会社代表者様からは、「元より全額寄附をするつもりでしたので、返礼品をいただくことに少しの抵抗がありましたが、こうした形で提供いただき、良い機会になりました。」と嬉しいお言葉も頂戴しました。寄附者様はじめ従業員の皆様、ありがとうございました!
返礼品の提供をいただいたJA紀の里や、お渡しする桃の手配・配送等を担当いただいたふるさと納税業務受託者の(株)ローカルにも、この場を借りてお礼を申し上げます。
【写真左】市と(株)ローカルからお礼のご挨拶
【写真右】特設!桃の剥き方講座開講!
テクノサポート株式会社について
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お問い合わせ
事例をご覧になり、紀の川市へのご寄附を検討されている方がいらっしゃいましたら、事前に市へお問い合わせくださいますと幸いです。貴重なご寄附を無駄にすることが無いよう、慎重に検討を重ねたうえで、ご回答差し上げます。