介護予防とは

更新日:2024年06月05日

介護予防とは

介護予防とは、お元気なかたが今後も介護が必要な状態とならないように、そして今現在機能低下が見られる人もそれ以上悪化させないようにするための取り組みです。
介護予防を通じていつまでも健康で生き生きとした暮らしが送れることを目指します。

基本チェックリスト

要支援・要介護認定を受けていない65歳以上のかたを対象に、毎年そのかたの誕生月に基本チェックリストを配布します。
基本チェックリストの回答をもとに生活機能の低下の心配が見られるかたに、お住いの地域の介護予防のための教室やサービスなどをご案内いたします。

こちらから、ご自身でいつでも確認することができます。

基本チェックリストとは

厚生労働省のガイドラインに基づき作成された心身機能低下の有無を確認する25項目の質問表に、川口市では独自に6項目を追加して、31項目で実施しています。

介護予防のポイント

1.運動機能の向上

年齢と共に体力や筋力は必然的に低下していきます。運動機能の低下はケガや転倒といったリスクを伴い、また閉じこもりの原因にも繋がります。
日常的に運動することを習慣化し、疲れにくい体、転びにくい体を目指しましょう。

2.栄養状態の改善

運動量の低下で食欲か落ちたり、消化・吸収力の低下により栄養不足となるおそれがあります。
食事の内容や体重の変化などを見直し、低栄養状態とならないよう注意しましょう。

3.口腔機能の向上

口腔機能は食事や会話などにかかわる重要な役割を果たします。
機能が低下すると、食事の種類が制限され免疫力の低下に繋がります。また、会話にも支障をきたし、コミュニケーション不足から閉じこもりや認知症といったことも危惧されます。
歯みがきなどの口腔ケアと、かむ・飲み込む訓練を行い、いつまでもおいしく、楽しい食生活をおくりましょう。

4.閉じこもり予防

毎日ほとんど家の中だけで過ごす生活を続けていると、筋力低下のみならず、うつや認知症になりやすくなります。
趣味を持つ、地域の活動に参加する、何か用事をつくるなどをして、積極的に外出する機会を増やしましょう。

5.認知症の予防

身体機能とあわせて脳の機能低下も予防しましょう。認知症は早期発見・早期対応が大切です。
脳に良い刺激をあたえる生活習慣を心がけ、気になる兆候があれば早めに医師や相談機関に相談しましょう。

(認知症についての情報は下記リンクをご覧ください)

6.うつの予防

退職後の生活の変化や、身内や友人との死別などが原因でうつ状態になってしまうことがあります。周囲だけでなく本人でも気づかない場合があります。
おかしいな、と思ったら我慢せずに友人や専門家に相談しましょう。

川口市が行っている介護予防事業

川口市では、元気な高齢者のかたや機能低下の見られるかたを対象にした介護予防教室や講座を開催しています。

関連リンク

外部リンク

お問い合わせ

長寿支援課地域ケア係
所在地:〒332-8601川口市青木2-1-1(第一本庁舎2階)
電話:048-271-9745(直通)
電話受付時間:8時30分~17時15分(土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始を除く)
ファックス:048-259-7668

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