本文
勝浦市ゼロカーボンシティ宣言
勝浦の豊かで、美しい自然や気候を次世代に引き継いでいくためには、市民、事業者、行政が一丸となって、温室効果ガス削減に取り組む必要があります。勝浦市では、2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロを目指して、令和6年6月3日、令和6年6月議会で「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。
勝浦市ゼロカーボンシティ宣言
勝浦市ゼロカーボンシティ宣言 [PDFファイル/176KB]
背景
近年、猛暑や豪雨など、地球規模での温暖化が原因とみられる異常気象による災害が多発しており、地球温暖化対策(温室効果ガスの削減)は喫緊の課題となっています。
こうした状況を踏まえ、2015年に採択されたパリ協定では、「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2度より十分低く保ち、1.5度に抑える努力をする」との目標が国際的に共有されました。さらに、2018年に公表されたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書では、「気温上昇を2度よりリスクの低い1.5度に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素の実質排出量をゼロにする必要がある」とされました。
国においても、2020年10月に、2050年までに温室効果ガス実質排出ゼロを目指すことを宣言し、また2021年4月には、2030年度に温室効果ガスを2013年度比で46%削減することを表明しました。
ゼロカーボンシティとは
地球温暖化対策の推進に関する法律では、都道府県及び市町村は、その区域の自然的社会的条件に応じて、温室効果ガスの排出の削減等のための総合的かつ計画的な施策を策定し、及び実施するように努めるものとするとされています。
こうした制度を踏まえ、環境省では、脱炭素社会に向けて「2050年にCO2(二酸化炭素)を実質ゼロにすることを目指す旨を、首長自らが又は地方自治体として公表された地方自治体」をゼロカーボンシティとしています。
取り組み
第3次勝浦市地球温暖化防止対策実行計画(事務事業編)に基づき、エネルギー消費削減や省資源・再資源化を通じて、市の事務事業から生じる温室効果ガスの削減に取り組みます。
各種リンク
表明状況・各種計画
- 地方公共団体における2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明の状況(環境省)<外部リンク>(勝浦市は令和6年6月末に掲載予定)
- 勝浦市環境基本計画
- 第3次勝浦市地球温暖化防止対策実行計画(事務事業編)