葛の字の取り扱い
市名の「葛」の字
葛城市の「葛」の字は、正しくは官報告示された「」の字です。
「」は「」の字の異体字で、全く同じ意味を持つ漢字です。
市名が決まるまでの経緯
葛城市は平成16年10月に旧新庄町と旧當麻町が合併して誕生しました。
当時普及していたOS(WindowsXPやそれ以前のWindows等)を搭載したパソコンでは、「葛」の字は「」と表示されていました。
当時は特別なアプリケーションや外字等を使用しない限り、「」を表示することは難しかったのです。
そのため、当時(平成15年)の合併協議の中で、パソコン等での申請などの利便性を考慮し、市の名前には「」の字を採用することが決まりました。
JIS漢字コード表の改正
しかしその後、経済産業省の「JIS漢字コード表」の改正により、新JISコード対応OS(Windows7、8等)を搭載したパソコンでは、「」の字が「」に置き換えられました。
このため、最近のパソコンでは、以前とは逆に「」が標準で表示されるようになり、「」を表示するのが難しくなりました。
葛城市役所では、市役所へ提出される申請や届出の書類等に「」の字を使用しても、それを理由に不受理とすることはありません。また、文字の訂正を求めることもありません。
皆さまへのお願い
上記のとおり、本市および県・国等の官公署では「」と「」の字の違いを理由に、申請や届出を不受理とすることはありません。
各民間機関・事業者等の皆さまも、「葛城市」の市名を表記する場合における「」と「」の違いを理由とした不受理等はされないようお願いいたします。
ホームページ上での「葛」の字
ホームページ上での「葛」の字は、画像として表示しているものを除き、閲覧される方のパソコンの環境(OS、フォント等)に依存します。
そのため、新JISコード対応のOS(Windows7等)を搭載したパソコンでは、「」と表示されます。
また、閲覧される方のインターネットブラウザのフォント(字体)の種類・大きさの設定によっては、簡略化された字形で表示される場合があります。
更新日:2022年03月23日