枚方市保育所（園）等における医療的ケアが必要な子どもの受入れに関するガイドラインの策定について

　枚方市では、医療的ケアの必要な子どもや健康上の配慮が必要な子どもに対して求められるさまざまな対応について、関係機関と連携を図り、医療的ケアおよび健康上の配慮が必要な子どもが健康で安全に保育所生活を送ることができるよう取り組んできました。

　令和3年6月に成立した『医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律』において、医療的ケア児への支援は地方自治体の『責務』であると示されましたが、本市ではこれまでから培ってきた経験を踏まえつつ、この度、より円滑な医療的ケア児の受け入れ及び支援を行うことを目的として、多くのケースに対応できるよう、受け入れに必要な基本的事項や留意点、看護師や保育士、関係機関の対応・役割を明確にしたガイドラインを策定しました。

　本ガイドラインは、医療的ケアを必要とする子どもたちが、必要な配慮のもとに他の子どもと等しく保育を受けられることを目指します。また保育所（園）、認定こども園及び小規模保育施設が、医療的ケア児と周りの子どもたちが「育ち合う」場となり、全ての子どもたちの健やかな成長・発達を保障できるよう、共通認識を持ち、広く周知、活用をお願いするものです。

（※）令和6年8月1日付で一部改訂