市では、2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指す「羽島市ゼロカーボンシティ宣言」を行いました。
背景
近年、地球温暖化が原因とみられる気候変動の影響により、日本のみならず世界規模で自然災害が発生しており、その原因の1つとなる二酸化炭素の排出抑制は世界共通の課題となっています。2018年に公表されたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書では、「気温上昇を2℃よりリスクの低い1.5℃に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする必要がある」と示されています。
市では、令和2年度に策定した「羽島市環境基本計画」の中で「脱炭素社会の実現」を目標の1つに定めています。今後は、基礎自治体として果たすべき役割に基づき、市民・事業者との協働により2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指していきます。
ゼロカーボンシティとは
脱炭素社会の実現を目指して、2050年までに温室効果ガスまたは二酸化炭素の排出量の実質ゼロを目指すことを表明した自治体を「ゼロカーボンシティ」と呼んでいます。
二酸化炭素排出量実質ゼロとは
私たちが生活、産業等で排出する二酸化炭素の排出量と森林などで吸収される吸収量が等しくなり、計算上、二酸化炭素排出量が実質的に「ゼロ」となる状態をさします。
取組み状況
令和3年度に「羽島市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定しました。今後はこの計画に基づき、市民・事業者の皆さまと連携・協力しながら市域全体で地球温暖化対策の取組みを進めていきます。
関連リンク