更新日:2024年9月25日
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江戸川区気候変動適応センターは「適応策」を推進しています
気候変動適応法第13条第1項に規定する「地域気候変動適応センター」として位置づけられています。気候変動の影響を真っ先に受ける可能性がある江戸川区において、情報発信などの役割を担っています。
センターからのお知らせ
都内では初めて、全国の区市町村では3番目に設置しました
設置日
- 2021年4月1日
役割
- 気候変動の影響及び適応に関する情報の収集、整理及び分析
- 区民や事業者への情報の発信及び提供
- その他、区における気候変動適応を推進するために必要な業務
要綱
地球温暖化による気候変動の影響が身近になりつつあります
- 地球温暖化の対策には、原因となる温室効果ガスを削減する「緩和」とともに、変化する気候のもとで悪影響を最小限に抑える「適応」が不可欠です。
- 地球温暖化が進むと、観測記録を更新するような異常気象が発生し、私たちの生活に大きな影響を及ぼすことが懸念されています。
なぜ江戸川区は気候変動の影響を真っ先に受ける可能性があるのでしょうか
江戸川区の位置と地形が関係しています
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地球温暖化に加えて、ヒートアイランド現象によって、都市部ほど気温が高まるため、熱中症リスクに備える必要があります。
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三方を川と海に囲まれ、陸域の約7割がゼロメートル地帯のため、気候変動による水害リスクが高まる傾向にあります。
江戸川区の平均気温はいままでどのくらい上がったの?
- 江戸川区の平均気温は、過去100年と比較すると、約2.3℃上昇しているとみることができます。
- なお、東京(千代田区)は、約2.6上昇しており、100年前の九州南部と同様の状況です。この間、日本の平均気温は、約1.35℃上昇しました。
江戸川区の平均気温はこれからどうなるの?
- 今後、温室効果ガスが増え続けると、江戸川区内の平均気温は、今世紀末までに20℃近くまで上昇する恐れがあります。
- 地球温暖化の影響に、都市化によるヒートアイランド現象が加わり、全国平均を上回る割合で気温の上昇が見込まれます。
気温が上昇するとどうなるの?
- 熱中症の危険性が高まる
- 激しい雨が発生しやすくなる
- 台風が発達しやすくなる
- 大きな高潮が発生しやすくなる
だから江戸川区は、気候変動リスクを踏まえた「適応策」を進めています
- 江戸川区では、地球規模の気候変動を“自分ごと”として捉え直して、気候変動リスクを踏まえた「適応策」を進めています。
- 激甚化する気象災害への備えを高めるためには、一人ひとりが自分にあった「適応策」を実践することも必要です。
主な気候変動の適応策
- クーリングシェルターの整備
- 水と緑豊かなまちづくり
- 熱中症警戒アラートによる注意喚起
- 災害対応拠点となる新庁舎の建設
- 高台まちづくりの推進
- ポンプ施設の耐水化・機能強化
- 水害ハザードマップの活用
- 高規格堤防の整備など
区民、事業者の皆さんとともに取組む「江戸川区気候変動適応計画」を策定しました
- 江戸川区では、区民、事業者の皆さんと一体となって、気候変動により生じる影響に対応するための「適応策」と、その原因となる温室効果ガス排出量を削減するための「緩和策」の両面に取り組む計画を取りまとめました。
- みんなで「いまの生命(いのち)」と「みらいの地球」を守る計画(江戸川区気候変動適応計画)
江戸川区気候変動適応計画策定に関する有識者会議
- 専門的な見地に基づく助言等を得るため、学識経験者等で構成する江戸川区気候変動適応計画策定に関する有識者会議を設置しました。
- 気候変動の影響による環境被害の回避や軽減対策、温室効果ガスの排出削減に係る対策による脱炭素社会の実現に向けた計画の構想及び案についての助言をいただきます。
設置日
- 令和3年7月1日
要綱
名簿
開催日
- 第1回 令和3年7月6日(火曜日)
- 第2回 令和3年11月16日(火曜日)
- 第3回 令和4年3月22日(火曜日)
- 第4回 令和4年6月9日(木曜日)
えどがわ気候変動ミーティング(区民会議)を開催しました
国や東京都とも連携しています
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