伊達市では、市民の皆さんが認知症や障がいにより判断能力が低下しても住み慣れた地域で自分らしい生活ができるよう、社会福祉協議会内に「伊達市成年後見支援センター」を開設しています。令和6年4月1日から、権利擁護体制の拡充を図るため、伊達市成年後見支援センターを「中核機関」として整備しました。
伊達市成年後見支援センターは、市民の皆さんや市内関係機関などからの成年後見制度利用の相談を受け付けたり、支援を無料で行います。また、中核機関として、法律職や市内関係機関、家庭裁判所等との連携を強化し、支援が必要な方を地域全体で見守りできるよう「地域連携ネットワーク」のコーディネートを行います。
所在地
所在地:北海道伊達市鹿島町20番地1 伊達市社会福祉協議会内
電話:0142-82-3038
開設時間:午前8時45分から午後5時30分(土曜日・日曜日、祝日、年末年始を除く)
役割
伊達市成年後見支援センターは、次の業務を担当しています。
- 成年後見制度に関する相談・利用支援
判断能力の低下によって、生活や財産管理に不安がある方の相談に応じます。相談内容を基に、成年後見制度利用やほかの制度の利用の必要性を判断し、必要な制度利用に向けて支援します。
- 成年後見制度の普及啓発、利用促進
市民の皆さんや地域関係機関、各団体の方に成年後見制度の理解を深めてもらうための講演会や研修会、出前講座を行います。
- 市民後見人の育成、支援及び登録管理
市民後見人養成講座を開催し、同じ地域で生活している視点から支援できる方を増やします。また、市民後見人養成研修修了者に向けたフォローアップ研修の開催や個別支援により、市民後見人としての活動をサポートします。
- 成年後見人等の推薦及び支援、相談対応
支援が必要な方の抱える課題解決に適した職種の後見人が選任されるよう、専門職や関係機関と協議を行い、家庭裁判所に成年後見人等を推薦します。また、本人と後見人の関係が円滑になるよう、必要に応じて、中核機関が苦情対応や後見人の相談対応を行います。
- 地域連携ネットワークの構築
地域の見守り機能により権利擁護支援が必要な方を早期発見し、適切な支援につなげるための相談・対応体制を整備します。また、法律職や医療従事者、介護支援事業所等の多職種の連携調整を図り、本人の意思決定支援を重視した専門的な助言、サポートなどを行える体制の構築を推進します。
- 家庭裁判所との連携
家庭裁判所と情報共有を行うことで、効果的に権利擁護施策を推進します。
成年後見支援センターの詳しい内容はこちらをご覧ください。
成年後見支援センター ホームページ(外部リンク)
PDF成年後見支援センターリーフレット (352.0KB)(352KB)
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