伊達市公園ワークショップの開催結果(まとめ) | 北海道伊達市

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伊達市公園ワークショップの開催結果(まとめ)

市内の公園の管理や整備(遊具更新)について、皆さんに「自分ごと」として捉えていただき、アイディアを出し合い議論してもらうことを目的に、令和元年9月10日から4回のワークショップを開催しました。
介護予防クラブ・幼稚園・保育所など公園を利用する団体からの推薦と公募による市民15人で実施しました。

第1回伊達市公園ワークショップ 

テーマ:「行きたくなる公園」と「イマイチな公園」

参加者の皆さんが思っている「理想の公園」と「利用したくない公園」について話し合い、たくさんの意見をいただきました。

行きたくなる公園

行きたくなる公園の表
分類  内容
自然・遊び
  • 花壇がある公園
  • 紅葉がきれいな公園
  • 木陰・日陰がある公園
  • 水遊びができる公園
  • スポーツができる公園(ボール遊び)
  • 遊具が充実した公園
  • 冬でも遊べる公園(屋内型)
施設・その他
  • 駐車場が広い公園
  • トイレがきれいな公園
  • 焼肉ができる公園
  • 明るい雰囲気の公園
  • 舗装がある公園(セグウェイ・ローラースケートなど)
  • さまざまな年齢に対応した公園


イマイチな公園

イマイチな公園の表
分類 内容
維持管理・治安
  • 管理がされていない公園
  • 草がぼうぼうな公園
  • 砂場にふんがある公園
  • トラブルが多い公園
  • 死角が多い公園
  • トイレが汚い公園
施設・その他
  • 駐車場が狭い公園
  • 禁止事項の多い公園
  • 遊具が壊れたままの公園
  • 遊具が少ない公園
  • ベンチが少ない公園
  • 日陰がない公園

「行きたくなる公園」のグラフィック

第1回のワークショップ「行きたくなる公園」で出された意見をもとに、渡辺彩佳さんがグラフィックにまとめてくれました。 行きたくなる公園のイメージグラフィック

第2回・第3回伊達市公園ワークショップ(グループごとに開催) 

令和元年度の遊具の更新工事に伴い、参加者の方に公園に合った遊具(イメージ)を考えていただくため、対象になる公園を見学しました。
第2回・第3回のワークショップでは、3つのグループに分かれ、それぞれ担当する公園の遊具更新について意見をいただきました。
また、総合公園だて歴史の杜の活用についても意見をいただきました。

グループ:総合公園だて歴史の杜

遊具などの希望

  • 地形を使った遊具
  • 立体的な運用
  • お城のイメージ
  • 公園内水路を使用した遊び
  • ウォールクライミング
  • みんなで滑れるすべり台
  • 小さい子用遊具
  • 大きい子用すべり台
  • 隠れる場所あればよい

ワークショップでの意見をもとに考案した遊具のイメージ

総合公園だて歴史の杜に設置する遊具のイメージ
遊具のコンセプト

総合公園だて歴史の杜は大手門やお堀があるなど日本的なお城の雰囲気があり、ワークショップ内でも「お城のイメージ」で遊具を考えてほしいと意見をいただきました。
また、「みんなで滑れるすべり台」がほしいという意見もいただいたので、日本のお城をイメージした外観で幅広のすべり台付きの遊具を考案しました。
今回の遊具更新事業では予算上の都合や補助要件もあり、この規模の遊具が最大限でしたが、ワークショップ内で出た「地形を使った遊具」や「立体的な運用」ができるよう、今後拡張可能な構造になっています。

グループ:竹原小公園

遊具などの希望

  • 高さのある遊具
  • ターザンロープで川横断
  • アスレチック的なもの
  • 遊具は自然色が良い
  • 木製遊具は他にないので残してほしい
  • 砂場には柵が必要ではないか

ワークショップでの意見をもとに考案した遊具のイメージ

竹原小公園に設置する遊具のイメージ
遊具のコンセプト

竹原小公園は、水車・アヤメ川自然公園に隣接していて、既存の遊具も木製が多い公園です。ワークショップ内でも、「木製遊具は残してほしい」「遊具は自然色が良い」という意見をいただいたため、緑色や茶色を基調としたカラーリングにしました。
遊具の遊び自体については、「アスレチック的なもの」「ターザンロープで川を横断する遊具」という意見をいただきました。
安全基準などの問題で川を横断する遊具は設置できませんが、サーキット状のアスレチックと人気の高いターザンロープを組み合わせた遊具を考案しました。

グループ:すみれ児童公園

遊具などの希望

  • 小さい子が利用できるブランコ
  • 広さを生かせる遊具
  • 築山を利用した遊具
  • ターザンロープ
  • クライム遊具
  • すべり台(シンプル)

ワークショップでの意見をもとに考案した遊具のイメージ

すみれ児童公園に設置する遊具のイメージ

遊具のコンセプト

すみれ児童公園は山下地区の中では大きめの公園で、午前は保育所、午後は小学生の利用が多い公園です。ワークショップ内で出た「築山を利用した遊具」「ターザンロープやすべり台が良い」という意見を反映し、築山を利用した幅広のすべり台を考案しました。また、デザインについては撤去したヒコーキ型のジャングルジムがこの公園のシンボルでもあったことから、そのイメージを残せるようヒコーキや雲のデザインを入れました。
設置位置は、築山は冬のソリすべりで盛んに利用されていることから、配置を熟考し、ソリ滑りとすべり台遊びの両方を存分に楽しめるような配置を考えました。

総合公園だて歴史の杜の活用について

総合公園だて歴史の杜の活用についての表
分類  内容
施設の整備
  • ルートを表示(ミュージアム・道の駅・図書館・食育センターまでの距離など)
  • 駐車場が足りない
  • バーベキューができる広場を開放
  • もう少し遊具があってもよい
遊び・その他
  • 川を遊びやすくできないか
  • 多目的(芝生)広場でそり遊び
  • 公園全体を使用したネイチャーゲームなどをしてはどうか
  • 滝(庭園ゾーン)を活かす
  • 修景池が汚い
  • 日本庭園を迷路にしてはどうか
  • 人が集まりやすく、入りやすさ考えて、公園(遊具)を図書館に寄せてはどうか
皆さんからいただいた意見(火気の取り扱いなどの維持管理)については、これからも継続して検討を行っていきます。 

第4回伊達市公園ワークショップ  

伊達市内の公園では、原則バーベキューなどを禁止していますが、どうしたら「公園でバーベキュー」が行えるようになるか5W1Hで意見を出していただきました。

Why(なぜ)

  • 外がおいしい
  • 広い場所は気持ちいい
  • アウトドアが好き
  • 匂いが気にならない
  • 煙があるから公園がいい
  • 家だと近所迷惑
  • 人目、時間を気にしなくていい
  • 家では場所がない
  • 多人数が集まりやすい
  • 子どもが横で遊べる

When・Where(いつ・どこで)

  • 曜日限定
  • 季節限定、期間限定
  • 館山公園
  • 道の駅の近く(その土地の食材をたのしむ)
  • 桜のあるところ
  • 花見ができる場所
  • 炊事場がある
  • 近くに水がある
  • 管理人が常時いるところ
  • 有料のゴミステーション

Who(だれが)

  • 市の公園課
  • 管理は市
  • シルバー人材センター(管理)
  • 管理人委託
  • パトロールの人を配置
  • できていた時があるのだから皆が意識すると実現できる

How(どのように)

  • 決まりをつくる
  • ゾーンを決める
  • 事前に申し込み
  • 管理者に届出
  • 利用者は受け付けてから
  • 利用料金をとる(ゴミ代含む)
「公園でバーベキュー」を行うには、場所の選定や期間、だれが管理などを行うかなどのルール作りが必要になります。
これからも検討を行い、実施に向けた取り組みを進めます。

お問い合わせ先

建設部上下水道課公園下水道係
電話 0142-82-3296

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