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公開日：2021年4月13日 更新日：2021年4月13日
CO2ゼロへ 踏み出そう あだちから。
温暖化が進む地球。すでに異常気象や大規模災害が起きています。
これは、決して他人事ではありません。すべてのひとの積極的な行動が必要です。
CO2を出さないライフスタイルへ。さあ、あなたも。
足立区は、2050年二酸化炭素排出実質ゼロを目指します。
鹿浜議長（左）と近藤区長（右）が宣言
区と区議会は、足立区環境審議会のご意見を踏まえ、気候が地域を超えた非常事態であるとの認識をすべての区民・事業者・団体などと共有し、国や他自治体、企業とも連携を図りつつ、オール足立で2050年までにCO2排出実質ゼロ※をめざすことを2021年3月23日に宣言しました。
※CO2排出実質ゼロ...人為的な発生源によるCO2排出量から、森林などによる吸収量を差し引いて全体としてゼロを達成すること（カーボンニュートラル）
世界は今、気候非常事態に直面しています。これまでにない豪雨や熱波などの異常気象は、大規模な災害を引き起こし、人類を含む様々な生き物に対する脅威となっています。異常気象は、地球温暖化が原因と考えられており、CO2をはじめとする温室効果ガスの削減が急務です。今行動しないと取り返しがつかなくなる分岐点に私たちは立っています。
※統計データがそろい、排出量が算定されるまでに2年以上かかるため、現時点の最新データは2017年度。
重さに換算すると約220万t。なんと東京スカイツリー約61塔分！皆さんのご協力により減少傾向にありますが、さらなる削減が必要です。
このままの状態が続くと、2100年の世界の平均気温は、1986年〜2005年平均気温と比べて最大4.8℃上昇し、雨の降り方も変わると予測されています。これにより、熱中症や大雨による水害発生・水不足のリスクが高まります。
区のCO2排出量（220.2万t）の発生源区分割合は電力が最多
区ではCO2排出量削減のため、区施設への太陽光パネル設置や清掃事務所などの電力を太陽光 ・風力発電などのものに切り替えるなど、再生可能エネルギーの利用を推進しています。清掃事務所で試算をすると、切り替えにより年間約225tのCO2削減につながります。
区のCO2排出量のうち、家庭と自動車から出る量は年間131.5万tと全体の約60%。だからこそ、私たちが少しずつ、今できることをやることが未来を守る一番の近道なのです ！
旬の野菜はエネルギーを使う温室栽培よりエコ！生ごみなどの廃棄量が減ればさらにグッド！
利用する時はエコドライブで！
※エコドライブ... ゆっくり止まってゆっくり走り出すなど、低燃費で安全を考えた運転
衣類は、製造・運送・処分時に大量のCO2が排出されています ！
※リユース...繰り返し使う、修理などで再使用すること
お財布にもやさしいから、一石二鳥 ！レジ袋をエコバッグに。割りばしをマイはしに。毎日使うものは繰り返し使えるものへ ！
買い替えのタイミングなどにご検討ください ！
| 家庭の電気契約を再生可能エネルギー由来のものに変更することもできます。料金が安くなることもありますので、この機会に一度検討してみては？ |
SDGsとは、「Sustainable Development Goals（ 持続可能な開発目標）」を略した言葉です。17の目標で構成され、2030年の世界をより良いものにするために国連加盟国193カ国が掲げています。地球上にある豊かな自然や資源を未来に残し、誰一人取り残すことなく幸せに暮らせる世界をつくるために、世界各国の人たちが取り組んでいます。
CO2ゼロ宣言はSDGsの目標実現につながります。CO2を削減することは、環境に関連した様々な問題の改善につながります。このことは、SDGsがめざす、より良い世界の実現するためにも重要な目標です。
関連情報
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デジタル教材を使った環境学習を開始しました ！ 大人も子どもも楽しく学べる内容になっていますので、ぜひご利用ください。 |
※本記事は、あだち広報2021年4月10日号を再編して作成しています。
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