2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
まるで火野正平の再来のごとくヤバくて色気のある草彅君。どうしてこうなった (ネタバレありです) 映画『クソ野郎と美しき世界』の3作目でも、俳優として草彅君のアウトロー演技は光っていたと思う。今作「まく子」でもアウトローとまではいかないものの…
『キミスイ』と比べられるが、映画としては今作の方が良いと個人的に思う 月川翔監督と北村匠海と言えば浜辺美波をヒロインにすえた『君の膵臓を食べたい』の大ヒットが記憶に新しく、今作も公開前から「キミスイの二番煎じ」という声は多かった。というか映…
文春オンライン様で、『翔んで埼玉』と高須クリニックのコラボについて書かせて頂きました。↓ bunshun.jp 記事の文字数には入りきらなかったことをとりとめなく書きたいと思います。 映画『翔んで埼玉』を見ながら僕が感じていたのは、なんというかこの映画…
百田尚樹先生の原作小説を赤ペン先生のごとく修正して良作に変えた坂口理子脚本 映画版『フォルトゥナの瞳』は三木孝浩監督作品。そして脚本は坂口理子氏である。HKT48にもまったく同姓同名のメンバーがいるがもちろん別人で、坂口理子氏は『かぐや姫の物語…
「フョードル・ドストエフスキーは神に見捨てられた人々をこの上なく優しく描き出しました。神を作り出した人間が、その神に見捨てられるという凄絶なパラドックスの中に、彼は人間存在の尊さを見出したのです。ぼくは闇の中でみみずくんと闘いながら、ドス…
題しまして『グラップラー結希』 見て来ました、映画『21世紀の女の子』。山戸結希監督の企画プロデュースの元に、若き女性監督が集結し、8分間の連作短編を競う。実は僕はこの映画の公開前に新宿テアトルでやった日本初の試写みたいな時から見て面白いなと…
長澤まさみという、今や邦画を支える名女優にとっても近年のベストだと思う (ある程度のネタバレを含みます) 『マスカレード・ホテル』の興行収入は2月末の時点ですでに40億円を突破したそうだ。もちろん東野圭吾というベストセラー作家の人気小説の映画化…
原作は大ヒットしたエッセイ漫画で、作者の実話。少年時代に白血病を患い、兄からの骨髄移植で生き延びた主人公は、大人になってからステージ4の末期癌の母の死に向き合うことになる。 いったい日本では一年に何本の難病恋愛映画が作られているのだろう。無…
阪本順治監督の男子映画を支える池脇千鶴の演技力、男子の3倍ギャラ払ってあげて 稲垣吾郎と阪本順治。岡村靖幸feat.ZEEBRAみたいな組み合わせであるが、これが思いの外うまく噛み合っている。映画『クソ野郎と美しき世界』では物語に没入する香取慎吾・草彅…
とても快適だった映画館ライブビュー。立って見るか座って見るかが今後の課題かも 乃木坂46のコンサートには行ったことがありませんでした。ちなみに握手会もない。今回、西野七瀬さん卒業とのことで行ってみたいとは思いつつあなた、「行ってみたい」で行け…