2019-01-01から1年間の記事一覧
僕の映画感想は橋本環奈ちゃんの『セーラー服と機関銃』をツイッターで絶賛したところから始まっている。これである↓ twitter.com 『セーラー服と機関銃』は興行的にはあまりヒットせずいろいろ言われたりしたものの、その後の橋本環奈ちゃんの女優業は高確…
…描いてはみたもののこの絵、有村架純と石原さとみに全然見えないな。まあこれは似顔絵と言うより有村架純と石原さとみのメタファーだから。いつか画力上がったらちょっと描き直すわ。 えー、『りっすん』様で、女性クリエイターの仕事について書かせて頂き…
詳しくはNHK公式のツイートを引用させていただきます。 NHK「クローズアップ現代+」公式 ✔@nhk_kurogen 今日から金曜まで、#急上昇現場 行ってみた という新しい取り組みを始めます。注目するのは「トレンドワード」。言葉が生まれた現場を5人のディレクタ…
今年のハロウィンのコスプレではジョーカーが大人気だった。まるでもうジョーカーの方がスーパーヒーローで、バットマンがヴィラン(悪役)みたいな雰囲気だ。どう見てもアーサーとはかけ離れた社会的に強い立場の人たちを含め、誰もかれもがジョーカーに自…
リアルサウンド様で映画『お嬢ちゃん』について書かせていただきました。 realsound.jp 記事でも書いたんですが、萩原みのりさん、なんで今までスターになってなかったのか不思議なくらい演技が上手い。モデルでも即時成功しそうなくらい華があるし。 今や日…
モデル雑誌の表紙を飾る時、写真の中の玉城ティナはいつも完璧な美少女に見える。全芸能界を見回しても二人といないのではないかと思うほど大きく印象的な目。「人形のよう」「絵から抜け出したよう」と観客によく形容されるそのルックスは、彼女をあっとい…
最終回によせて、文春オンライン様で『なつぞら』について書かせて頂きました。 bunshun.jp 書きたいことはほぼ上の記事で書いたのですが、文字数的に入らなかったこともあれこれ。 『なつぞら』ってたぶん、視点によって賛否がわかれるドラマだと思います。…
明日、9月13日からシネマート新宿で、一週間限定で『正しいバスの見分けかた』という映画が上映される。わずか25分の短編なので、『なれない二人』という別の中編映画との同時上映である。この作品は今から四年前、群馬県の「伊参スタジオ映画祭」において、…
そもそも最初から「つよポン主演」という時点で色々な方面の色々な圧力がアレしてるところにですね、まあ共演Aさんの目下公判中でしかも罪状否認で推定無罪という非常に言及するのも難しい状態の問題が加わっちゃいまして、そんなこんなで延期になってた「台…
『アラジン』は6月7日日本公開の映画で、今日は8月20日である。今まで何やってたんだよお前、と言われるかもしれないが、あまりにもヒットしているからどうせロングランするだろう、もっとガラガラになってから見ようと思っていたら全然ガラガラにならないま…
乃木坂卒業が9月で決まっている桜井玲香さん、女優として大化けすると思う 今回は映画ではなく、演劇の感想です。新国立劇場で『THE BANK ROBBERY』を見て来ました。元々はイギリスの戯曲を日本版にかなりアレンジした銀行強盗計画をめぐるドタバタコメディ…
一晩考えましたが、要するにこういうことじゃないかと思うんですよね どうも一昨夜は取り乱しまして失礼しました。↓ www.cinema2d.net 書いた記事に嘘はないものの、どうも映画を見た人同士の共有や反論ではなく「見てないけどこういう内容なら見なくていい…
僕は基本的に駄作をいじって笑う、とか、失敗作をみんなでボコボコに叩くというノリがあんまり好きではない。創作なんて基本的に嘘っぱちなんで、ぶっ壊そうと思えばどんな名作だってグチャグチャに批判できるわけである。誰かが必死に書いて震える手で差し…
たぶん国民が見たかったのは『ラピュタ』みたいなやつだよ!でも名作 『天気の子』のネタバレを含みます。タイトルがネタバレっぽかったので直した。 リアルサウンド映画部様で『天気の子』の記事を書かせていただきました。まずはこれ、正直にポジティブな…
6月28日の公開からずっと、映画『凪待ち』に主演した香取慎吾への絶賛が続いている。最初から興行規模は大きくなく、内容も家族連れやカップルが喜ぶような楽しいものではないにも関わらず、観客動員も好成績を上げている。本来『凪待ち』は単館やミニシアタ…
映画には清水尋也、間宮祥太郎、板垣瑞生の三人のハンサムな俳優が出演し、主人公は原作少女漫画の物語をなぞりその三人の間を揺れ動くのだけど、でもこれはスクリーンには一度も登場しない、山戸結希監督と堀未央奈の二人きりの相棒映画、バディフィルムな…
まあ正直言うと、僕もさすがに砂川に向井理はねえだろと思っていた。原作を読んでない人に説明すると、砂川というのは東国原やモト冬樹くらい禿げたゲスな中年ヤクザである。向井理が『ゲゲゲの女房』で水木しげる先生を演じた時はまだしも「あっそういえば…
楽天FunPay様でこのような文章を書かせて頂きました。 card-media.infoseek.co.jp この記事の中で、109シネマズムービルを推しているのだが、これは別にムービルのタイアップ記事ではない。ムービルの人も寝耳に水だと思う。僕が勝手に推しているだけである…
映画『町田くんの世界』についてリアルサウンド様で書きました。本文はこちらです。 realsound.jp 『町田くんの世界』、原稿にも書いたのですが、原作とややテイストを変えた演出になっていたものの、周囲の俳優たちがものすごくよかったと思う。というか明…
時々、「人間の描く絵はあと何年生き残るのだろうか」と考えることがある。ハリウッドが猛烈な勢いで蓄積するCG技術の累積は、手書きアニメどころか生身の俳優すら駆逐しかねない勢いで進歩していく。ユーザーのパーツ選択によって萌えキャラを自動生成する3…
まず最初に言っておくと、小松菜奈と門脇麦の歌はめちゃくちゃ上手かった。ハルとレオで『ハルレオ』というのが劇中のデュオの名前なんだけど、このままデビューしても全然いけてしまうと思いました。『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇん…
冒頭からいきなり『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のネタバレをします。「ギャオーン!どがががーん!ぴろりろりっぴろりろりっ どががががーん!ギャオーン!ドッババキッツ!どーん!モスラ~やモスラ~!がおーん!」以上ネタバレでした。うわ~映…
若きモンスター女優、浜辺美波に人生を賭けて挑んだ福原遥の名演。作品としても超一級 シーズン2までできた人気ドラマシリーズの映画化なんだけど、原作未読、ドラマも見ずに冷やかしで見たこの映画、めちゃくちゃ面白かったです。「カイジ」以降、デスゲー…
投じられた破格の予算と俳優の素晴らしい演技、海外進出をにらんだ日本映画だと思う 『キングダム』を見た観客は、「吉沢亮と山﨑賢人って対照的だな」と思ったのではないでしょうか。特に、山﨑賢人を他の映画で見たことがない人は、「吉沢亮はすごく整った…
人類で初めて『片思いブラックホール』の撮影に成功した、世界の秘密に触れる映画である 映画館で何かが起きていると気がついたのは、ゴールデンウィーク明けだったと思う。アベンジャーズエンドゲームと名探偵コナンとキングダムという、ゴジラモスラキング…
そんなわけで前回の『空母いぶき』投稿のその後ですが、 ここの文章を抜いて引用して「総理批判」と叩くのはほとんど詐欺に等しい 太田光、百田氏らの佐藤浩市批判「安倍さんも迷惑」 https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201905150000169.html…
佐藤浩市の原文、実は「総理という仕事の過酷さと重要さ」について語っている というわけで、映画『空母いぶき』についての佐藤浩市氏の発言が論争になっている『ビッグコミック』を買ってまいりました。 何の話かわからない方は、まあこちらを読んで下さい…
いきなり壮絶な話をして悪いが、観客が5人だった。 公開初日の金曜日から3日目である。ゴールデンウィーク最初の日曜日、翌日の月曜は祝日という19時の上映で、100席超の箱に5人だったのである。マジで。あまりにひどいので劇場を出るときに次の最終回の埋ま…
『松井玲奈リローデッド』的な第二章の幕開けとなったデビュー小説短編集 文春オンラインで松井玲奈『カモフラージュ』の感想を書かせていただきました。 https://bunshun.jp/articles/-/11422 宇多丸師匠がラジオで「度肝を抜かれた」「一作ごとに文体も人…
まるで火野正平の再来のごとくヤバくて色気のある草彅君。どうしてこうなった (ネタバレありです) 映画『クソ野郎と美しき世界』の3作目でも、俳優として草彅君のアウトロー演技は光っていたと思う。今作「まく子」でもアウトローとまではいかないものの…