おはようございます。
「投資」という言葉を聞いただけで怖いものを連想したり、投資は素人が一発逆転できるお宝銘柄を探し当てるゲームだと勘違いしている方が多いです。
一方、しっかり投資の勉強をして王道の投資法に行き着いた方であれば、素人が一発逆転できるような都合のよい話は転がっていないことに気がつくでしょう。
実際にはお宝銘柄を探し当てることに使う時間や労力はすべて無駄になり、伝統的な金融商品（株や債券など）をいくら積み立てられるかに集中した人が勝つことになります。
本日は夢のない話ではありますが、結局入金力って大事だよねという話をします。
【これが現実】毎月3万円積み立てている人は毎月10万円積み立てている人に絶対勝てない
長期投資では賭けの要素を排除することがもっとも重要
世の中には「投資」という言葉を聞いただけで大損をする可能性がある怖いものを連想する方が多いようです。
その原因は、
・きちんとした投資理論に基づいた長期、分散、積立投資
・再現性が全くないイチかバチかの博打的な投資
が混同されている点にあると思います。
そして、派手なニュースとして取り上げられるのは後者の「再現性に乏しいまぐれ当たり的な投資」だからでしょう。
実際には前者のみが「投資」であり、後者は「投機」でしかありませんが、日常生活では投機的な商品にも「○○投資」という聞こえのよい名前をつけて売り込んできます。
これまで投資やお金についてまったく勉強してこなかった方には見分けがつかなくても仕方ありません。
投資成果を決める最大の要素は「入金力」
しっかり投資の勉強をして王道の投資法に行き着いた方であれば、素人が確実に一発逆転するような都合の良い投資法はこの世に存在しないことがよく分かっているはずです。
夢のない話ではありますが、一攫千金を謳った投機的商品に手を出すことは宝くじを買うことに等しく、最終的に儲かるのはその商品を売った側です。
では、我々個人投資家は何をすればよいかと言うと、地味で王道な投資をできるだけ若い時期から長く続けることです。
はっきりいってこれ以外に素人が勝つ術はありません。
そして、地味な投資になればなるほどその人の技術では差がうまれず、結局は種銭の大きさが物を言うことになります。
リスクの高い投資で一発逆転を狙うのではなく、入金力upに集中する
個人投資家が集中すべきことは、「どこに一攫千金が確実に狙えるお宝銘柄が隠れているか」を探し続けることではありません。
むしろ、購入するのは伝統的な金融商品（株式や債券など）に絞り、それらの金融商品を毎月いくら購入できるかに集中したほうがよいです。
残念ながら、毎月3万円積み立てている人は毎月10万円積み立てている人に絶対に勝てないのが投資の世界です。
毎月3万円入金している人であれば、どうやったら毎月5万円入金できるようになるかを考えましょう。
もちろん、人生には楽しみが必要ですので無理をして節約しすぎる必要はありません。
まとめ
投資で重要なのはお宝銘柄が見つかるまで探し続けることではありません。
むしろ、購入対象は伝統的な金融商品（株式や債券など）にしぼり、それらの金融商品を毎月いくら購入できるかに集中すべきです。
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