トゥシューズ回収キャンペーン <第2弾> ー 持続可能な未来へ向けた挑戦! ー
2024/11/22掲載
トゥシューズは、革、布、金属などのさまざまな素材や特殊な接着剤を使用しており、その複雑な構造からリサイクルが難しい製品と言われています。この難題にバレエやダンスを中心とした多彩な商品やサービスを手掛けてきたチャコットは、業界のリーダー企業としてリサイクルの推進に取り組んでいます。
第一歩として、2024年9月に代官山本店・心斎橋店・チャコットまつりにて「トゥシューズ回収キャンペーン」を開催いたしました。その結果、予想をはるかに上回る 1,729足(代官山本店:1,199足、心斎橋店:315足、チャコットまつり:215足)ものトゥシューズをお預かりいたしました。
ご愛用いただいたトゥシューズに込められた思い出、そしてサステナブルな社会への関心の高さを改めて感じております。
>【ご報告】持続可能な未来へ向けた挑戦! トゥシューズ回収キャンペーン
- 思い入れがあるトゥシューズだから供養してもらえるのはうれしい
- 今までどう処分していいか悩んでいたので回収はありがたい
- ぜひまた継続してほしい
など、温かいお言葉を多数いただきました。また、期間中に何度もお越しいただき、合計30足以上をお持ちいただいた方や、40年以上前に販売されたチャコットのトゥシューズをお持ちいただいた方もいらっしゃいました。
皆さまのご協力に、心より感謝するとともに、これからもバレエを愛する皆さまにキャンペーン等を通じて持続可能な未来の構築に貢献できる機会を提供し、次世代への責任を果たしてまいります。
この活動を本格的に展開していくため、トゥシューズ回収キャンペーンの第2弾として、対象店舗を拡大して開催いたします。皆さまの不要になったトゥシューズを店舗スタッフにお渡しください。
「トゥシューズ回収キャンペーン <第2弾>」
~ 店舗を拡大して12月1日(土)からスタート~
不要となったトゥシューズ(自社製、他社製問わず)を対象店舗に直接お持ち込みいただき、スタッフにお渡しください。お持ちいただいた方には、その日からご利用いただける500円クーポンを1足につき1枚プレゼントいたします。
トゥシューズ回収キャンペーン概要
期間:2024年12月1日(日) ~ 12月末日
※終了日は店舗によって異なります。
対象店舗:チャコット 直営店
※ 銀座インズ店 / 二子玉川店 / 西宮阪急店 / 新宿高島屋 BALANCE ショップ除く
クーポンご利用期限:2025年2月末まで
** 期間限定 **
大阪チャコットまつり<12/7(土)・8(日)> 会場でもお預かりいたします。
>くわしい情報はこちら
【クーポンのご利用条件】
- クーポンは、トゥシューズをご購入の際にご利用いただけます。
- トゥシューズ1足につき、クーポン1枚ご利用いただけます。
- その他の割引サービスとの併用はできません。
- チャコット製/他社製 いずれもお持ち込み可能です。
- 1回につき、10足までお持ち込みいただけます。
- 対象店舗以外ではお受けできません。ご了承ください。
- 18歳未満の方は「保護者同伴」のうえ、お持ち込みください。
トゥシューズリサイクルの流れ
店舗での回収
お持ち込みいただいたトゥシューズは、対面でスタッフが確認のうえ回収いたします。
※ トゥシューズについているリボン・ゴムを再利用されたい方は、あらかじめご自身で取り外した状態でお持ちください。
ご供養
皆さまから回収させていただいたトゥシューズは、信州上田の長光寺さんに供養いただきます。
<前回のご供養の様子>
回収供養の場はチャコットのトゥシューズを製造している上田工場で実施し、弊社のシューズ課一同も参列いたしました。
厳かな雰囲気の中、参加したメンバーも自分たちが心を込めて作り上げたトゥシューズが、皆さまのもとで役割を果たし、無事に戻ってきたことに深い感銘を受けました。
1,729足の一部だけを箱から出して並べましたが、その量に驚きを覚え、製品への感謝の気持ちを新たにしました。
リサイクル
ご供養した後は、リサイクル工場(松本市のフロンティアスピリット社)で固形燃料にリサイクルされます。
回収、供養させてもらったトゥシューズは、他の原料と一緒に粉砕、圧縮され、高品質で、環境負荷が低い固形燃料(RPF)へと生まれ変わります。固形燃料(RPF)は、燃料として安定性があり、1Kgあたり7,000キロカロリーの熱量を生むため、主に石炭の代替品として活用されています。固形燃料(RPF)の主な出荷先は、静岡の製紙工場とのことです。回収にご協力いただいたトゥシューズでリサイクルされた固形燃料で作られた紙を、もしかしたら皆さんが使うことがあるかもしれませんね。
お客さま一人ひとりの協力が、未来への大きな一歩となります。ともに、次世代へ豊かな地球を引き継ぐため、持続可能な未来への挑戦に参加しましょう。