Piaget(ピアジェ)は、アンディ・ウォーホル美術財団とコラボレーションし、新作ウォッチ「ピアジェ アンディ・ウォーホル Clou de Paris ウォッチ」を発表しました。この特別な時計は、ウォーホルが愛用していた伝説的な「ブラックタイウォッチ」を現代風に再解釈したものであり、メゾン創業150周年を祝う特別なコレクションとして位置づけられています。
アンディ・ウォーホルとピアジェの特別な絆
アンディ・ウォーホルは、単なるピアジェの顧客に留まらず、メゾンが招待する「ピアジェ ソサエティ」の重要なメンバーとしても名を連ねていました。彼は生涯で7本以上のピアジェウォッチを所有し、なかでも「ブラックタイウォッチ」は彼のお気に入りのひとつでした。その特徴的なクッション型ケースとゴドロン装飾のデザインは、時計愛好家からも高く評価され、時代を超えて愛されてきました。
現代の技術で蘇った「ピアジェ アンディ・ウォーホル Clou de Paris ウォッチ」
今回発表された新作「ピアジェ アンディ・ウォーホル Clou de Paris ウォッチ」では、オリジナルのデザイン要素を継承しつつ、最新の技術と現代的なデザインが加わっています。45mmのホワイトゴールド製クッション型ケースは、従来のゴドロン装飾の代わりに、メゾンが10ヶ月をかけて開発した「クル・ド・パリ(Clou de Paris)」装飾が施され、ケースの側面に独自のピラミッドパターンが並んでいます。この装飾が時計全体に洗練された輝きを添えています。
また、文字盤にはブルーのメテオライト(隕石)素材が使用され、個性的で神秘的な輝きを放っています。ドーフィンスタイルの針とシンプルなスティックインデックスが、文字盤の美しさを際立たせつつも控えめな印象を与えています。
高性能なムーブメントとカスタマイズオプション
新作ウォッチは、耐水性30mのホワイトゴールドケースと自社製自動巻ムーブメント「キャリバー501P1」を搭載しています。このムーブメントは、毎時28,800振動、40時間のパワーリザーブを備え、裏蓋の内側には円形コート・ド・ジュネーブや円形グレイン仕上げなどの装飾が施されています。視覚的な美しさだけでなく、技術的な信頼性も追求した仕上がりです。
さらに、ピアジェの「Infinitely Personal」サービスにより、ローズゴールドやホワイトゴールドのケース、10種類の石ダイヤル、異なる針のデザイン、5色のストラップなどを自由に選択して、自分だけの特別なウォッチをオーダーすることが可能です。
CEOのコメントと今後の展望
ピアジェのCEO、ベンジャミン・コマー氏はこの新作について「アンディ・ウォーホル美術財団からの信頼を非常に光栄に思います。この特別なタイムピースは、ピアジェとウォーホルの深く誠実な関係を象徴しています」と述べています。この新作は、ウォーホルがピアジェに抱いていた特別な愛情を反映し、時計の芸術性とピアジェのクラフトマンシップを融合させた一品です。
価格と詳細情報
「ピアジェ アンディ・ウォーホル Clou de Paris ウォッチ」(リファレンスG0A49238)は、予価¥9,944,000で販売される予定です。カスタマイズによって価格は異なります。詳細については、ピアジェの公式サイトでご確認ください。
この特別な時計は、アンディ・ウォーホルのスタイルを体現し、現代のピアジェファンにも愛されること間違いなしです。