浮世絵ウィーク | その他のプログラム | 千葉市美術館
その他のプログラム

浮世絵ウィーク

2023年1月17日[火] – 21日[土]

会期

2023年1月17日[火] – 21日[土]

会場

1階さや堂ホール

観覧料

無料

浮世絵の摺実演

アダチ伝統木版画技術保存財団

新春の獅子舞

登渡神社登戸神楽囃子連

髪結の実演

村田孝子(解説)、林照乃(髪結)

飴細工の実演

花輪茶之介(飴細工師)

千葉市美術館の最大のコレクションは、浮世絵版画です。江戸時代に発達した浮世絵は、版画ゆえの普及力や価格の安さから、庶民にいたるまで絵を楽しむことができるという世界でも稀な文化を形成しました。浮世絵版画は、プロデューサー的な役割の版元、絵師、それを板に彫る彫師、板に絵具をつけて摺る摺師の共同作業によって製作されます。特に「錦絵」は、多色摺木版画技法の最高峰とも言えるでしょう。色ごとに版を作り、「見当」と呼ばれる板木のマークに紙を合わせ、色がずれないように摺り重ねていくことによって色鮮やかな絵が仕上がるのです。

 文化庁Innovate Museum の助成により、浮世絵版画の技法を学ぶ5日間のイベントを開催します。彫摺の道具類や絵具、摺の工程を示す順序摺、用いられた絵具等の展示、重ね押しスタンプの体験に加え、摺や髪結の実演、江戸時代からの伝統芸能なども予定しています。新年のひととき、浮世絵版画の技法を学びながら、江戸文化を楽しみましょう。

浮世絵の摺実演[アダチ伝統木版画技術保存財団]

1月18日[水] 15:00
1月20日[金] 17:30 英語による解説付
1月21日[土] 11:00

浮世絵の名品を生んだ多色摺木版画の技術を今に伝えるアダチ伝統木版画技術保存財団による摺の実演と解説です。20日(金)夜は、英語での解説になります。

新春の獅子舞[登渡神社登戸神楽囃子連]

1月21日[土] 10:00

江戸の昔からお正月といえば獅子舞。邪気を払い、一年の無病息災を祈りましょう。

髪結の実演[解説:村田孝子 髪結: 林照乃]

1月20日[金] 14:00 

2024年1月に開催予定の「鳥文斎栄之展」に出品予定の浮世絵に描かれた女性の髪型=横兵庫を解説付きで再現します。

飴細工の実演[飴細工師 花輪茶之介]

1月20日[金] 11:00
1月21日[土] 13:30

江戸時代の子どもたちを夢中にさせた飴細工。飴細工師花輪茶之介さんが、動物、虫など、皆さんのリクエストに応じて飴を作ります。

浮世絵ウィークイベントスケジュール

※展示は会期中いつでもご覧いただけます。

1月18日(水) 15:00 浮世絵の摺実演と解説 (アダチ伝統木版画技術保存財団)
20日(金) 11:00 飴細工実演 (飴細工師 花輪茶之介)
14:00 髪結の実演と解説 (解説:村田孝子 髪結:林照乃)
17:30 英語による浮世絵の摺実演と解説 (アダチ伝統木版画技術保存財団)
Demonstration of producing woodblock print by The Adachi Foundation
21日(土) 10:00 新春の獅子舞 (登渡神社登戸神楽囃子連)
11:00 浮世絵の摺実演と解説 (アダチ伝統木版画技術保存財団)
13:30 飴細工実演 (飴細工師 花輪茶之介)

※混雑時は、入場を制限する場合があります。

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