国道23号通行ルールとは
国道23号の名古屋南部地域では、他の道路沿道に比べ大気汚染の濃度が高くなっており、更なる取り組みが必要です。
このたび、沿道環境を改善するための「国道23号通行ルール(名古屋南部地域)」を策定しました。ぜひみなさまのご理解、ご協力をお願いします。
国道23号の名古屋南部地域では、他の道路沿道に比べ大気汚染の濃度が高くなっており、更なる取り組みが必要です。
このたび、沿道環境を改善するための「国道23号通行ルール(名古屋南部地域)」を策定しました。ぜひみなさまのご理解、ご協力をお願いします。
名古屋南部地域は、鉄鋼、金属、化学を中心とする工業地帯が広がっています。この地域を貫く国道23号では、その多くが名古屋南部地域に関連した交通で、交通量が10万台/日を超える箇所や、大型車混入率が5割を超える箇所もあり、他の道路沿道に比べ大気汚染の濃度が高くなっています。
引き続き沿道環境改善を進めるため、国道23号名古屋南部地域を通行する皆さまのご理解、ご協力をお願い致します。
国土交通省が観測を行っている愛知県内の大気常時観測局の測定値について、 名古屋国道事務所ホームページ内の大気常時観測情報ページにて提供しています。 また、名古屋市内にある国道23号沿道の大気常時観測局では、大気情報の現地表示(リアルタイム)を行っています。
道路交通情報(ラジオ放送)や道路情報板、YouTubeやTwitterを用いて利用者に周知し、運転配慮のお願いを行っています。
「法による規制」は、
国道23号緑区折戸~港区十一屋間は、道路交通法により大貨等の通行区分区間に指定されています。
現地では、下記の規制標識・規制標示により実施しています。
以下の車は、次の法令等により公道を通行できません。
「自動車NOX・PM法」に基づく排出基準に適合しない自動車は、対策地域内で登録することができません。
「自動車NOX・PM法」は、都市域や道路沿道における大気汚染の改善のため、国が公布した「自動車から排出される窒素酸化物(NOX)及び粒子状物質(PM)の 特定地域(対策地域、下図参照)における総量の削減等に関する特別措置法」で以下の通り規制されています。
車種規制:対策地域のトラック、バス、ディーゼル乗用車などに適用される自動車の使用規制
「沿道環境に配慮した走行へのお願い」は、
6時~23時において、大型車の中央寄り走行にご協力をお願いします。大型車の中央寄り走行により、沿道の騒音や大気汚染が低減されます。
普段よりほんの少しゆっくり発進(ふんわりアクセル)したり、減速時は早めにアクセルを離すなどエコドライブを心がけることにより、排出ガスを抑えたり燃料の消費も節約できます。
「貨物自動車等の車種規制非適合車の使用抑制等に関する要綱」(愛知県)において、自動車NOX・PM法の対策地域(下図参照)内を運行する場合は、 対策地域外からの流入車を含めて、以下の対策が求められていますので、ご協力をお願いします。
(※白ナンバー車は環境省、緑ナンバーは国土交通省)
要綱(愛知県)については以下のリンクを参照して下さい。
貨物自動車等の車種規制非適合車の使用抑制等に関する要綱
国道23号通行ルールの更なる周知のため、以下の案内標識・標示を施します。
以下の5つの項目に関して、沿道環境改善への更なる取り組みとして推進・強化していくものです。
© 国土交通省 中部地方整備局 名古屋国道事務所