プロジェクションARとは?
物体にプロジェクターから出力された映像を重ね合わせることで、
現実世界にあるものとデジタル情報が融合した表示ができる拡張現実(=AR)の表現手法です。
なぜプロジェクションARなのか
ARといえばスマートフォンで見るコンテンツであったり、
スマートグラスと呼ばれるデバイスを装着する、と言うイメージがありませんか?
実はプロジェクターでもARを実現出来るのです。
それをプロジェクションARと呼びます。
プロジェクションARはこれらの方式では出来ない次のような特長があります。
特長1 | 現実空間で見ることができる
スマートフォンで見るARは画面越しの現実空間にデジタル情報を重ねる、バーチャルな空間での映像コンテンツです。また、スマートグラスでみるARは現実空間にデジタル情報が重ねられますが、メガネ型のスマートグラスを装着しなくてはいけないため、長時間の使用に対するストレスや、誰でも気軽に使えないといった問題を抱えています。一方、プロジェクションARは現実空間にデジタル情報を表示出来るので、生活や仕事などのライフスタイルの中にAR体験を生み出せるため、人々に様々な体験が生まれます。
特長2 | 複数人で見ることができる
スマートフォンで見るARはゲームや、カタログなどその所有者のパーソナライズされたコンテンツに適しています。一方、プロジェクションARは大きな映像を表示出来るため、複数人で見るコンテンツにも適しており、エンターテイメント性のあるコンテンツや、行動支援・作業支援といったコンテンツに適しています。
プロジェクションARの代表例としてプロジェクションマッピングが挙げられます。エンターテイメント以外にもプロジェクションARが活躍出来るフィールドや使い方があり、そのポテンシャルは非常に大きいです。
カシオの強みと特長
「明るい」×「小さい」
明るさ2000lm 世界最小・最軽量※
カシオ独自のレーザー&LEDハイブリッド光源と光学設計技術により、A5サイズという小型でありながら、2000lmの明るさを実現しました。
これにより、従来のプロジェクターでは明るさが足りずに利用出来なかった様々なシーンへの活用が可能となり、プロジェクションARの可能性を広げることができるようになりました。
排気を集中
組み込みやすい冷却設計
様々な機器に組み込むことを想定し、1箇所から効率的に外部へ排出できるよう熱流路を設計。レーザー等、複数の熱源からヒートパイプを用いて1箇所に集める熱輸送技術を確立したことにより、ファンの搭載数を減らし、スムーズな風の流れを組み、風切り音を低減することで静音化も実現しました。
フィルター不要の
独自防塵設計
投映品質を左右する光学ブロックへの埃の侵入を防ぐ密閉構造により、フィルターレスの防塵設計を実現し、埃による輝度低下の影響を抑制しています。
これにより、長期間運用しても、フィルターの目詰まりによるダウンタイムの発生や、定期的なフィルター交換作業が必要ない、などサポートの手間を低減できます。
ランプ交換不要で
長期運用をサポート
半導体光源を用いているため、ランプ交換を行う必要がなく、光源寿命も約20,000時間あるため、お客様の製品に組み込んだ後の手間を大きく削減できます。
即時光源消灯⇄点灯切替で
エネルギーのムダを減らす
半導体光源を用いているので、起動から最短約5秒クイックに点灯。
また、動作中は外部機器からコマンドを送ることで光源のみを即時OFFすることが可能。もちろん光源の再点灯もクイック点灯。使用していない時は光源をOFFにすることで、エネルギーのムダ遣いを抑えます。
動作中の電源遮断時の
対応も不要
半導体光源では、OFF時のクールダウンが不要なため、再点灯までの時間が必要ありません。
稼働中に電源供給が断たれたり、法定停電がある場合にも対応不要。さらには、電源ON/OFF操作をブレーカーで行うなどの対応も可能です。
取付姿勢を選ばない
360°自由設置OK
上下方向360°・左右方向360°-どの角度でも設置可能なため、垂直設置による天井や床への投映や縦置きによるポートレート投映などお客様の要求に応じた設置姿勢を選択できます。
※2021年8月1日時点。ISO/IEC 21118準拠で明るさ2000lm以上のプロジェクターとして。カシオ調べ。
ラインアップ
LH-200
小型プロジェクションモジュール
小型・軽量かつ明るく、さらに組込に特化した各種拡張機能を備えた組込専用プロジェクションモジュール。
FORESIGHT
VIEW
スマートスタイルモデル
プロジェクター
2000ルーメン、A5サイズで約1.1kgの世界最小・最軽量※を実現。
※2021年8月1日時点。JIS X 6911準拠で明るさ2000ルーメン以上のプロジェクターとして。カシオ調べ。
カシオの組込ビジネス
カシオは業界に先駆けて光源の半導体化に踏み切りました。
これまで10年間で培ったプロジェクターを活⽤した組込事例から得たノウハウや小型プロジェクション技術を通じて、
さらなる価値をお届けいたします。
お客様の事業領域や、ニーズを汲み取りプロジェクションARの実現⽅法についてご提案させていただきます。
LH-200のご紹介
LH-200の特長や活用例をご紹介します。
お客様の事業領域や、ニーズを汲み取りプロジェクションARの
実現⽅法についてご提案させていただきます。
用途についてのご相談
お客様の事業領域や、展開されているビジネスドメインに応じたプロジェクションARの活用をご提案させていただきます。
導入についてのご相談
プロジェクターの組込方法や取付方法について、プロジェクターの基礎知識がなくても、お客様の商品・システムへの導入方法をご提案させていただきます。
購入についてのご相談
お客様の用途や商流に応じて最適な購入方法をご提案させていただきます。
活用例
導入事例
イベント情報
未来モノづくり
国際EXPO 2024
会期:2024年11月13日(水)〜15日(金)
会場:インテックス大阪
ブース番号:2号館:2-36
第3回
ネプコンジャパン秋
会期:2024年9月4日(水)〜6日(金)
会場:幕張メッセ
ブース番号:ホール2 6-44
新着情報
2024年11月25日
NEW イベントレポート情報を更新しました!
未来モノづくり国際EXPO2024 出展時の展示内容や会場の様子をご確認いただけます。
2024年9月17日
イベントレポート情報を更新しました!
第3回ネプコン秋 出展時の展示内容や会場様子をご確認いただけます。
2024年6月27日
イベントレポートを更新しました!
第36回 ものづくりワールド東京出展時の様子をご確認いただけます。
2024年4月2日
イベントレポートを更新しました!
マイナビニュースにプロジェクションAR特集記事が掲載されました。