株式会社マルアイが商談業務のデジタル化に「WebPerformer」を導入
~内製化支援サービスを活用しWebシステム内製開発体制の整備を実現~
- お知らせ
2024年8月9日
キヤノンITソリューションズ株式会社
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、株式会社マルアイ(本社:兵庫県加古川市、代表取締役会長兼社長:藤田 佳男、以下マルアイ)がローコード開発プラットフォーム「WebPerformer」および「WebPerformer内製化支援サービス」を導入し、品質の高いWebシステム開発を実践する体制を整備したことをお知らせします。
背景と課題
兵庫県にて食品スーパー事業を展開しているマルアイは、県内に67店舗を配して地域住民の生活を支えています。一方、取引先への見積もり依頼などの業務において、これまで紙ベースや口頭でのやり取りを行っており、行き違いや伝達漏れといったリスクを抱えていました。くわえて、発注管理なども手入力が中心のため、入力ミスや業務負荷の懸念もありました。これらを解消するため、商談システムの内製開発を推進することとなりました。
導入効果
内製開発に必要なノウハウを獲得
効率的な構成管理方法や早期にデータモデルを確立し専任の管理者を設ける勘所など、「WebPerformer内製化支援サービス」を通じて、Webシステムのチーム開発に欠かせないさまざまなノウハウを獲得することができました。
スムーズな開発と高い開発品質に繋がる資産を獲得
Webシステムの開発経験が十分でない中、キヤノンITSの伴走型支援により、今後の内製開発に繋がる開発標準やシステムのひな形などの資産を獲得することができました。
開発体制の整備を実現
開発や単体・結合テストはマルアイとキヤノンITSが実施し、後工程はマルアイが単独で実施しました。これらの共創開発の経験から、「品質の高いWebシステムの内製開発を実践できる体制」を整備することができました。
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株式会社マルアイの事例詳細は、下記よりご覧いただけます。
https://www.canon-its.co.jp/case/detail/web_performer_34.html
WebPerformerについて
ソースコードの自動生成により品質の均一化や開発の工数/期間短縮を実現するローコードプラットフォームです。システムを利用するビジネス部門と開発部門との共創型開発を実現し、ビジネス環境の変化にも柔軟に対応したシステム構築を可能にします。
特長
- 開発をサポートする3つのポイント(生産性/保守性/信頼性)
開発効率向上(生産性)、属人性の排除(保守性)、セキュリティーリスクへの対応(信頼性)といった3つのポイントにより「WebPerformer」が開発工程全体をトータルでサポートします。 - 多彩な機能
設定内容のドキュメント出力、アプリケーションのグラフ表示など日本文化に適した細やかな機能を搭載。また、マルチデバイス対応や定義作成のAIアシスト機能など、時代に沿った多彩な機能を随時追加しています。 - 自由度の高い共創開発
WebPerformerのUIエディターを用いることで、ユーザーインターフェースは業務部門が決め、ロジック定義は開発部門が行うといった共創開発スタイルを実現できます。業務部門はロジックを気にすることなくユーザーインターフェースだけに注力できるため、技術者に限らずどなたでも自由にデザインしながら要件を決めていけます。また、ユーザーインターフェースの定義はデータ構造に依存しないレイアウトデザインが可能です。
WebPerformer ソリューション紹介ページ
WebPerformer内製化支援サービスについて
企業の内製開発を支援するツールである「WebPerformer」を活用し、お客さま自身での継続的なシステム内製化の実現を目的にキヤノンITSが自社開発体制と開発標準化の支援を行うサービスです。
特長
- 要件調査
「WebPerformer」にて実現する機能を明確にするため、現在稼働中のシステムに関する資料を提示いただき、業務で使用しているテーブル、仕様等を確認します。その際、お客さまによる実現方法が不明な要件を洗い出し、「WebPerformer」標準機能とのギャップを一覧に取りまとめます。 - 標準化支援
「WebPerformer」で開発標準化を行う上で、お客さまが作成した命令規約や開発規約資料を受領し、システム要件にあった「WebPerformer」アプリケーション標準を作成します。また「WebPerformer」標準機能では実現できない機能に対する開発方針を検討/決定いたします。 - ひな形の提供
「WebPerformer」で開発を行うにあたり、ひな形となるプログラムについて業務設計を行い、入出力機能要件/連係機能要件を確定します。確定後、ひな形の機能のプログラムを作成します。
WebPerformer内製化支援サービス紹介ページ
内容は発表時のものです。商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
本件についてのお問い合せ先
- 報道関係者のお問い合わせ先:企画本部 広報担当 03-6701-3603(直通)
- 一般の方のお問い合わせ先:WebPerformer製品担当
https://reg.canon-its.co.jp/public/application/add/80
関連するソリューション・製品
- アプリケーション開発基盤
めまぐるしく変化するビジネス環境に迅速かつ柔軟に対応して、業務効率向上とコスト削減とともに、ビジネス部門などの利用者へ使い易く視覚的にも優れたユーザ画面をタイムリーに提供して、企業競争力アップを図りビジネス成果に直結させるITシステムを提供したい。これらの企業ニーズに応える洗練されたリッチなユーザインターフェイスを高速で実現できるアプリケーション開発基盤の重要性は、ますます高まっています。
アプリケーションの開発をスピードアップし、高品質を実現することで、企業の競争力をアップして開発とメンテナンスコストを削減する高速開発ソリューションをご提供します。最先端のHTML5やJAVAによる自動コード生成によってマルチデバイス、マルチプラットフォームへの対応を素早く実現します。
- WebPerformer
WebPerformerは、Webシステムを素早く開発できるローコード開発プラットフォームです。
直感的な開発、素早いリリース、自動生成による品質の均一化などにより開発期間が短縮でき、システムを利用するビジネス部門と開発部門との共創型開発を実現し、ビジネス環境の変化にも柔軟に対応したシステム構築が可能となります。 - WebPerformer内製化支援サービス
企業によるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進も背景に、アプリケーション開発の効率化・省力化が期待されるツールとして、近年ローコード開発プラットフォームに注目が集まっています。しかし、ローコード開発導入前の適切な設計や開発、導入後の運用・保守体制の構築などの課題があります。
キヤノンITソリューションズでは、長年にわたり培ってきたシステム開発の実績と、WebPerformerの開発会社としてのローコード開発を使ったノウハウと経験をもとに、お客様自身での継続的なシステム内製化を実現できるよう「自社開発体制構築支援」と「開発標準化支援」を行う『内製化支援サービス』を提供します。