除雪機の使用時の事故に注意しましょう! -デッドマンクラッチ(安全装置)の無効化による事故が目立ちます-
消費者安全調査委員会(以下「調査委員会」という。)において、「歩行型ロータリ除雪機による事故」に係る事故等原因調査報告書(以下「調査報告書」という。)が取りまとめられ、令和元年5月31日、調査委員会から消費者庁長官に対し、消費者への周知に関する意見が提出されました。
こうした意見を踏まえ、歩行型ロータリ除雪機(以下「除雪機」という。)を使用する方への注意点をまとめましたので、お知らせいたします。
- (1)定期点検を行いましょう。特に安全装置が正常に動作するか確認しましょう。
- (2)安全装置であるデッドマンクラッチをひもで縛る等、固定して無効化すると大変危険です。絶対に無効化して使用しないようにしましょう。
- (3)エンジンをかけたまま、投雪口やオーガに手を近づけないようにしましょう。雪が詰まった場合は、エンジンを止めて雪かき棒を使用しましょう。
- (4)除雪中だけでなく、移動中や収納中にも気を付けましょう。特に後進時はより注意しましょう。
消費者庁公表資料
参考
安全啓発資料(動画、チラシ)
除雪機安全協議会作成 安全啓発動画「防ぎましょう。除雪機事故」(令和元年10月)
除雪機安全協議会作成 安全啓発チラシ(令和2年)
担当:消費者安全課