北九州市小倉南消防団(女性消防団員)
(福岡県北九州市)
事例の概要
昭和63年10月に北九州市に女性消防団員が採用され、予防広報を中心とした団員活動を行っている。平成3年には人形劇団「ぞうさんのみずでっぽう」を旗揚げし、小倉南区の幼稚園・保育園・各種イベント行事で幼少年を対象に人形劇を実施している。幼少年時期に防火の大切さを理解してもらおうと、旗揚げ以来14年間、地域に密着した広報活動を続けている。
劇で使う小道具はすべて手作りで、演じる内容は「いきいき安心訪問」(高齢者の防火訪問)や救急活動を題材にしたものなど多岐(約20種類)にわたっている。年間公演回数は10回を超え、公演内容は新聞等で紹介され、県外から出演を依頼されるなど好評を博している。
会場設営
園児と記念撮影
女性消防団員 10周年記念公演
練習風景「おい鬼太郎」
劇団のメンバー
鬼太郎とねずみ男の練習風景
鬼太郎の練習風景
出前公演出発
苦労した点
平日の活動時の人員確保、依頼団体・依頼者に合わせたシナリオ、趣向を凝らした小道具作りに苦慮している。また、活動範囲が小倉南区内を中心にしているため、常に新しい内容作りが求められる。
特徴
- ・ 「ぞうさんのみずでっぽう」は旗揚げ以来、14年の長期に渡り活動している。
- ・ 人形劇をはじめ、寸劇も経験者が多く、素人とは思えないくらい役者揃いである。
- ・ 新聞等の報道回数が多く、また県外からの問い合わせも多い。
団体概要
北九州市小倉南消防団
女性消防団員:副団長以下28名(団本部に所属)
実施期間
平成3年~