「40代こそ似合う髪型」大人のミディアムスタイルおすすめ17選
40代の大人女性に似合うミディアムを『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。なりたい雰囲気や小顔見えが叶うひし形シルエット、ボリューム不足のお悩みを解消するスタイルなどをご紹介します。
「大人の余裕感」決め過ぎないラフなミディアム【2選】
【1】ラフなひし形ミディ
Point
かきあげたように流れる前髪でしゃれ感を出し、襟足のレイヤー+外ハネでくびれを。耳下辺りにウエイトを置いたシルエットはまさに黄金のひし形。キメすぎないラフさが、大人の余裕感。【how to“カット”】
全体は鎖骨下、前髪は鼻の長さに。前髪にレイヤーを入れ流しやすくし、後頭部も丸みが出るようにレイヤーを加える。
【how to“カラー”】
ダメージの少ないカラークレンジングでハイライトを入れてから、明るめのウォームブラウンを。黄色くなるのを防げる。
【how to“スタイリング”】
フロントはかきあげながら横分けに。ストレートアイロンで前髪の毛先や裾を外ハネにする。オイルワックスで束感仕上げ。
担当サロン:Sui 表参道店 冬木慎一さん
【2】巻かなくても簡単に決まるカジュアルウルフ
Point
大人カジュアルウルフレイヤースタイル。レイヤーをしっかり入れて動きのあるウルフスタイルに。ボリュームを抑えて顔もスリムに見え丸顔をのお悩みもカバー。巻かなくても簡単にスタイリングが決まるヘアです。【how to“ベース&カラー”】
鎖骨下ラインにカットして、表面に短いレイヤーを入れてウルフ感に。顔まわりにもレイヤーを入れて動きのある抜け感に。垢抜けるように前髪はシースルーバングに。
カラーはツヤのある10トーンのアッシュベージュに。赤みを抑えて柔らかい印象に。顎下に入れた外ハネで髪に動きを付けるのはもちろん、メリハリ効果で小顔見えも。
【how to“スタイリング”】
32ミリのコテで、毛先は外ハネに巻きに、表面と中間は内巻きににして、髪に動きと小顔効果を演出。バームを全体的に揉み込み、束感を出して完成。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
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「上品で華やか」毛流れミディアム
Point
上品な雰囲気は残したいという人におすすめなのがこちら。前髪から顔周りにかけての毛流れがポイントで、フェイスレイヤーだけでなく、トップにもレイヤーを入れることで、華やかな印象を叶えます。【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下の長さで前上がりラインにカット。顔周りとトップにレイヤーを入れ、前髪も流れるようにカットします。
カラーは、10レベルのグレージュをチョイス。バイオレットのブレンドにより黄色っぽさを解消。どんな肌色にもマッチし、透明感のある柔らかい質感に。
【how to“スタイリング”】
前髪は、マジックカーラーで、全体は38mmのコテでワンカール。スタイリング剤は、オイルより軽くツヤ感を出すオイルジェリーを。毛先〜根本近くまで全体的に馴染ませたら、ブラシでオールバックにとかします。カールをほぐした後に、シルエットを整えたらフィニッシュ。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 深堀聖さん
「大人可愛い」ゆるふわミディアム
Point
髪質を問わず似合わせが可能なミディアムヘア。大人っぽさとかわいさを兼ね備え、簡単にまとまるのでスタイリングが苦手な人にもおすすめです。【how to“ベース&カラー”】
全体は、鎖骨下の長さで重めにカット。ベースを重めにすることで、乾かすだけでまとまる簡単ヘアを叶えます。トップには、巻いた時に動きが出るよう、ローレイヤーを入れます。前髪は、巻いてリップラインで流れるようにカットします。
カラーは、8レベルのオリーブベージュをチョイス。落ち着いた印象ながら大人っぽくなり過ぎず、しっかり赤みを打ち消してくれます。柔らか見せも抜群です。
【how to“スタイリング”】
32mmのカールアイロンで、毛先をワンカール。ワンカールは、内巻きでも、外巻きでもOK。表面の髪を顔まわりからリバース→フォワードに交互に巻きます。
スタイリング剤は、束感が出るバームを選び、内側から表面まで程よくカール感を崩すようになじませます。最後に、顔まわりのニュアンスを作ったら完成です。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) manaさん
「ひし形シルエット」小顔見えが叶うミディアム【4選】
【1】内と外のダブルひし形にした美フォルムミディ
Point
くびれをつけたミディアムは骨格のお悩みをカバーしやすく、おまけに上品さも際立つ優秀スタイル。フェースラインのひし形とアウトラインのひし形で、ハチ張りをカバーし美フォルム確実。【how to“カット”】
後ろは肩につく長さにカットし、レイヤーでくびれをつけて後頭部の丸みを強調。前髪は目元の長さにして、横に流れるように。
【how to“カラー”】
白髪がぼけるアッシュベージュブラウンで、全体を染める。根元の白髪が多い場合は、根元だけ白髪染めを使うのがベター。
【how to“スタイリング”】
裾の毛先は外ハネ、トップは根元から内巻きにしてひし形に。ヘアオイルを塗布後、前髪はワックスでつまんで束感と隙間を。
担当サロン:ABBEY(アビー) 松永英樹さん
【2】くびれ感が魅力のひし形ミディ
Point
カジュアルになりやすいくびれヘアですが、毛先の重さ&ひし形シルエットで柔らかい女性らしいデザインを叶えます。また、2WAYバングなので、久しぶりに前髪をつくってみたい人にもおすすめ。顔まわりのなじませカットで、小顔効果も望めます。【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下で前上がりにカットし、動きが出るよう耳前にレイヤーを入れます。前髪は2WAYのシースルーに。
カラーは、9レベルのサンドベージュをセレクト。グリーンをMIXしているため、赤みをしっかりおさえてくれます。ナチュラルカラーなので、春っぽいピンクメイクとも好相性です。
【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで、全体を外ハネに。耳前はリバースに巻いてくびれシルエットをつくります。トップのレイヤーは巻かなくてOKなので、簡単スタイリングなのが嬉しい。ツヤ感をプラスするクリーム、もしくはバームを中間〜毛先になじませます。自然な束感に整えたら完成です。
担当サロン:Violet `jem(バイオレットジェム) 宮司佳奈さん
【3】ひし形フォルムのメリハリくびれミディ
Point
全体を黄金比のひし形シルエットにして、シースルー前髪にすれば小顔効果も。【how to“ベース&カラー”】
顔周りにはフェイスレイヤーを、前髪はシースルーにしていますが顔周りに繋がる髪にかけて自然と長くなり、頬骨辺りを隠すことで小顔効果を出しています。
カラーは6トーンのダークグレージュにしています。少しオリーブ色を混ぜているので外国人のような柔らかい印象になります。
【how to“スタイリング”】
顔まわりに入れたフェイスレイヤーを内巻きとリバースで巻いて顔まわりに動きを出します。ひし形シルエットでどんな骨格も補正できます。毛先は外ハネに巻いて、前髪は巻かずにオイルで束感出して仕上げます。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 小笠原剛さん
【4】たっぷりレイヤーのひし形フォルムミディ
Point
たっぷりなレイヤーで、ひし形フォルムをつくり女性らしい雰囲気に。レングスを変えなくてもイメージチェンジを狙え、旬なヘアを叶えます。【how to“ベース&カラー”】
ベースの長さを鎖骨ラインでカット。トップと顔まわりにしっかりレイヤーを入れ、今っぽい動きをプラス。目が隠れる長さの前髪は、サイドのレイヤーをつなげて毛流れが出るようにします。
カラーは7レベルのナチュラルブラウン。明るすぎない落ち着いたカラーで、仕事シーンにも対応。柔らかさ&ツヤ感が欲しい人に◯。
【how to“スタイリング”】
34mmのコテで毛先を外ハネに。トップは髪を上に引き出し、毛先をワンカール。コテ無しの場合、ドライヤーで髪を乾かす時に、指で髪を外ハネにするとグッド。ツヤ感とまとまり感のあるバームを、毛先から塗布して、最後に前髪につけます。前髪が落ちてくるなら、根元近くにも少しだけつけて。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 今泉美穂さん
「ボリュームのお悩み」をカバーするミディアム
Point
加齢によって、髪にボリュームが出なくなった人にオススメの根元パーマと地毛の癖をミックスしているスタイルです。【how to“ベース&カラー”】
肩ラインのミディアムレイヤースタイル。ペタンコ髪がお悩みのくせ毛さんだったので、後頭部にボリュームが出るように、レイヤーを前下がりで入れ、動きを出しています。トップは、表面だけパーマをし、全体の毛先に、くせ毛となじむようにワンカールのデジタルパーマをかけています。
カラーは、12トーンのブラウンとカッパーをミックスして全体を染めています。一括塗りですが、白髪もきれいに染まります。
【how to“スタイリング”】
水スプレーで、髪全体とトップの地肌を濡らし、アウトバストリートメントを馴染ませたら、ドライヤーで乾かします。指で、軽くブローするように乾かすと、ボリュームがでます。ワックスを揉み込んで優しく髪全体になじませてあげれば完成です。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
「分け目レス・ふんわり」のミディアム【3選】
【1】分け目なしのふんわりパーマミディ
Point
ふんわりボリュームアップヘアを作るには、分け目をハッキリつくらない、生え際を見せないスタイルが重要になります。【how to“ベース&カラー”】
肩につく長さのミディアムボブレイヤースタイル。トップのボリュームが出るように、前髪からサイド、トップに繋がるようにカットしています。サイドに繋がりを持たせることで動きが出ます。全体的に、ワンカールのデジタルパーマをかけて、カラーは、9トーンのモーブブラウンに染めてます。
【how to“スタイリング”】
トップと前髪の根元を水で濡らして、ドライヤーで、四方八方から風を当てて、乾かします。そうすると、トップにハッキリと分け目がつかずに、ボリュームアップヘアが仕上がります。毛先中心にワックスを揉み込んで、トップには軽くハードスプレーをかければ完成です。スタイリングも簡単なのでとっても楽ちん。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
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【2】毛流れ・ふんわり感を出したミディ
Point
前髪を長めにして、サイドに繋がる毛流れが大人っぽくなります。メリハリのある毛流れがふんわり感を作るので、ペタンコ髪や毛量が少ないお悩みのある方におすすめです。【how to“ベース&カラー”】
肩ラインの外ハネくびれヘア。顔周りは、鼻の位置くらからレイヤーを入れて動きをだしてます。毛先にワンカールのデジタルパーマをかけています。スタイリングが面倒な方にはワンカールパーマはおすすめです。
カラーは、8トーンのアッシブラウンで全体を染めています。
【how to“スタイリング”】
濡れた状態で、アウトバストリートメントをつけてドライヤーで乾かします。根元は立ち上げるように髪を少し上に持ち上げて乾かして、ふんわり感を出します。顔周りを指で、くるくるとリバースに回しながら乾かすのがポイントです。
最後にワックスを揉み込めば完成です。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【3】ふわっとした柔らかい動きのくびれミディ
Point
悩みに合わせてレイヤーの入れ方を変えることで、理想的なふんわり感を実現できる優秀デザインです。また、レイヤースタイルがトレンドですが、毛先に厚みを残すことも垢抜けヘアのポイントに。【how to“ベース&カラー”】
ベースを鎖骨下の長さでカットし、ほおの高さまでレイヤーをオン。前髪は、束感が出やすいようにカットするのがポイントで、サイドと斜めにつないで流れを出しやすくします。
カラーは、10レベルのベージュブラウンに。ふわっとした柔らかい質感のカラーで、光に当たるとさらなる柔らか見せを叶えます。
【how to“スタイリング”】
32mmのアイロンで毛先を外ハネにワンカール、トップの髪は内巻きにワンカール巻きます。最後に、動きが出しやすいオイルスフレを全体になじませ、束感を整えたら完成。
担当サロン:Violet `jem(バイオレットジェム) 浅沼雄元さん
「うねり」を抑えたミディアム
Point
年齢によるうねりなどには、ストレートで扱いやすくするとよいです。大人ヘアは艶が大事なので、オーガニックカラーで、キューティクルの損傷無く艶を出しながら、ケアしながら、スタイルを作っていくことが大切になります。【how to“ベース&カラー”】
ミディアムレイヤースタイル。広がる癖があるので、トリートメント効果の高いストレートを全体にかけています。毛先は、デジタルパーマでハーフカールかけて、柔らかい質感にしています。
カラーは、8トーンのナチュラルブラウン。オーガニックカラーにすることで、ダメージを少なくし、ストレートパーマとの併用でも、極力ダメージレスでいけます。
【how to“スタイリング”】
濡れた状態で保湿のトリートメントをつけて、ドライヤーで乾かします。最後に、毛先を軽くブローするとより艶がでます。ヘアオイルを軽く毛先につけたら完成です。
担当サロン:SINCER ELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
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「白髪カバー」が叶うミディアム
Point
エイジングケアを叶えるDELAオリジナルの髪質改善は普段巻く方に非常に相性がいいです。カラーは9トーンのピンクグレージュ。白髪もぼかせるし、艶とピンクで可愛らしさがぷらすされます。グレージュとミックスすることで、ピンクの派手さは消されるので、大人でもおすすめのカラーです。【how to“ベース”】
大人ヘアは顔まわりを包み込むレイヤーの入れ方が重要です。
普段巻くという方で髪が比較的長い方には、レイヤーを入れて動きが出やすくするのがポイント。
【how to“スタイリング”】
乾かすときは、根元に癖がある方は根元を押しつぶすように最初は乾かして、癖を取りましょう。ある程度乾いたら、根元を持ち上げるように乾かすことで、ふんわり感が出ます。前髪はロールブラシで流すようにして乾かすと、写真のように流し前髪が作れます。今回の方は、おうちでコテで巻くということだったので、32ミリのアイロンでミックス巻きに。最後に軽くオイルとバームをミックスして、さらっとなじませて完成。
担当サロン:DELA by afloat(デラ バイ アフロート) 青木拓也さん
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「レイヤーミディ」エアリー感がおしゃれなスタイル【2選】
【1】柔らかカールのレイヤーミディ
Point
前髪は、目の上で流れるように。巻くポイントは、アウトライン、トップのレイヤー、あごアインの3つ。この3つの毛先をワンカール巻くだけで、簡単に柔らかヘアを実現できます。女性らしさもプラスされ、色っぽい雰囲気に。【how to“ベース&カラー”】
全体を鎖骨と胸の間くらいの長さでカット。アイロンが巻きやすいように、毛先の厚みを残しながらたっぷりレイヤーを入れ、もみ上げを少量つくります。
カラーは、7レベルのショコラブラウンに。ほんのり明るさを感じる明度で、根本が伸びても目立ちにくく、ナチュラルなツヤ感のあるヘアカラーです。
【how to“スタイリング”】
32〜38mmのカールアイロンで、全体の毛先、トップのレイヤー、あごラインをそれぞれに内巻きにワンカール巻くだけ。前髪はサイドに流すように巻くとグッド。仕上げにナチュラルなヘアバームを全体になじませ、整えたら出来上がり。
担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 今野佑哉さん
【2】年齢問わず楽しめるエアリーレイヤーミディ
Point
年齢問わず、お洒落ヘアを楽しめるレイヤーミディ。エアリー感のある柔らかい表情を求める人や、丸顔をカバーしたい人におすすめです。【how to“ベース&カラー”】
ベースは、前上がりにカットし、前髪からフェイスレイヤーをたっぷり入れます。さらに、バックにもしっかりレイヤーを入れ、動きが出しやすいようにします。前髪は、シースルーもできる2WAYバングに。
カラーは、9レベルのラベンダーベージュをチョイス。透明感はあるけどくすみ知らずで、赤みをおさえられるヘアカラー。美肌に見せられる効果も。
【how to“スタイリング”】
32mmのコテで、毛先を内巻きにしてから、波巻きの要領で内巻きの上を外ハネに。巻くのではなく、アイロンを押し当てて柔らかいくびれヘアつくります。全体的に、ウェーブ感が出るようにするのがポイント。
セット力のあるバーム系かワックスを全体にもみ込んでカール感を出します。特に、ボリュームをおさえるよう内側にはしっかりなじませます。
担当サロン:Violet(バイオレット) 武者ひなのさん
「ストレートミディ」さらさらスタイル
Point
顔まわりにたっぷりレイヤーを入れたスタイル。ストレートアイロンでつくる簡単スタイリングでも、こなれ感のある動きを実現します。また、長めの前髪は、サイドに流れるようにカットすることで大人っぽい雰囲気に。【how to“ベース&カラー”】
ベースは、胸上でやや前上がりにカット。顔まわりと表面にレイヤーを入れます。前髪は、鼻先の長さでサイドに流れやすいように。
カラーは、7レベルのフォギーベージュをセレクト。赤みを打ち消し、キレイな髪色を長時間キープできます。ツヤ感も抜群です。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、軽く内巻きにするだけ。スタイリング剤は、オイルを中間から毛先に馴染ませます。セミウェットな質感に仕上がるしっとり系のオイルがおすすめですが、髪質に合わせて、ペタ毛さんは軽め、広がりやすい人は重めを選んで。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA est(ガーデンヨコハマ エスト) 豊田楓さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。