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外国株式を取り扱う証券会社/ホームメイト
証券会社の金融商品は、各社によって様々ですが、中でも外国株は国内株に比べ、銘柄が非常に幅広くなるのと、ハイリターンを狙える株式として注目されています。ここでは外国株を取り扱う主な証券会社について解説します。
人気の外国株「BRICs」は総合証券会社に
外国株を取得するメリットは、国内株が下落した際のリスク回避と、大きな成長が期待できる新興国への投資が可能になる点です。そんな外国株の中で近年、注目されているのが「BRICs」諸国への投資です。「BRICs」とは、経済成長が著しいブラジル、ロシア、インド、中国のことで、中でも「中国株」は近年、外国株取引の中心的存在になりました。こうした外国株への投資は魅力的ですが、日本国内だけで得られる情報だけでは勝算が少なく、やはり現地の金融事情に精通した専門家のアドバイスが欲しいところです。となれば、頼みどころは外国株を幅広く扱っている総合証券会社で口座を開設するのが良いかもしれません。
総合証券会社の中でも、特に外国株に関する商品が充実していると言われるのが「大和証券」です。日本を代表する証券会社のひとつであり、取引できる外国株が世界20ヵ国というのは国内最大規模です。中国株についてもインターネット取引も扱っており、専門家にコンサルティングを受けながら、一般ではなかなか手に入らない現地情報を加味しながら投資することができそうです。ただし、ネット証券などに比べると、手数料も高くなり、外国株はハイリスク・ハイリターンが特徴なので、ある程度資産に余裕を持った状態で投資を始める必要があると言えます。
外国株に強いネット証券
一方、ネット証券においても、大手のネット証券では、外国株の取り扱いが充実しています。また、各社独自の個性ある外国株商品がそろっているのもネット証券の特徴と言えます。例えば、楽天証券は米国株に強く、初心者でも使いやすいとされる独自のトレードツールを使って、米国株の取引ができるのが特徴です。また、外貨MMF(公社債や短期金融資産で運用される投資信託)の米ドル残高を米国株の購入に充てるという独自の決済サービスを行なっています。また、マネックス証券は、人気の高い米国株と中国株に特化したサービスを行なっており、海外ETF(海外に上場している投資信託)における銘柄はネット証券随一とされています。SBI証券は、ネット証券最大手らしく、外国株取り扱い数もネット証券最多となっており、特に近年は、ASEAN主要国(シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア)に注力している点が特徴です。
外国株の投資は、アップルやグーグルなど世界を代表する企業の株主となる魅力や高配当利回りを狙えるので、外国株の知識を得て、大きな投資をするのも魅力があるでしょう。