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セブン&アイ・HDの事業内容/ホームメイト
アイ・ホールディングス
セブン&アイ・ホールディングスは、コンビニエンスストア・チェーンであるセブン-イレブン・ジャパンをはじめ、総合スーパーのイトーヨーカ堂やそごうなどを傘下に持つ流通持株会社です。インターネットと店舗を融合した新しいビジネスモデルや、プライベートブランドである「セブンプレミアム」、銀行など多様なサービス、商品を提供しています。
沿革
2005年9月に株式会社セブン-イレブン・ジャパン、株式会社イトーヨーカ堂、株式会社デニーズジャパンの株式移転により、持株会社として設立しました。また、同年12月にはそごう、西武百貨店の持株会社であるミレニアムリテイリングを子会社化することを発表し、百貨店事業に参入しました。この結果、セブン&アイ・ホールディングスは流通小売業で国内最大規模の企業となりました。
2007年には電子マネーの「nanaco」を発行し、同年にプライベートブランドの「セブンプレミアム」の販売を開始しています。
事業内容
セブン&アイ・ホールディングスは多数の会社を傘下に持ち、多様な事業を展開しています。以下の7つが主要な事業です。
コンビニエンスストア
「近くて便利」をコンセプトに、全国にコンビニエンスストア「セブン‐イレブン」を展開しており、惣菜やカット野菜などのオリジナル商品の品ぞろえも充実しています。日本国内には15,000店舗以上を出店しており、国外では北米や中国など、世界各地に事業を展開しています。
総合スーパー
全国に総合スーパー「イトーヨーカドー」を展開しています。ファッションから食品まで、様々な商品・サービスを展開しています。日本国内にはおよそ180店舗あり、国外では中国の北京市、成都市にも出店しています。
百貨店
全国の主要都市を中心に「そごう」、「西武百貨店」を出店しています。プライベートブランドである「リミテッドエディション」を中心に他社との差別化、商品開発力を強化しています。ネットを活用した新たなビジネスモデルも実践しています。
食品スーパー
東北地方を中心に「ヨークベニマル」を、首都圏を中心に「ヨークマート」を展開しており、食品スーパーとして、地域の活性化を目指し、上質で安全な商品を提供しています。
フードサービス
ファミリーレストランの「デニーズ」をはじめとして、ダイニングレストランやラーメンや蕎麦の専門店など、様々なレストランやファストフードを展開しています。運営や施設設計、決済システムなどの食堂に関する付帯事業も手掛けています。
金融サービス
銀行サービスである「セブン銀行」やクレジットカード事業、電子マネー事業である「nanaco」などを展開しています。セブン銀行は2011年12月に東京証券取引所第一部に上場しました。
IT/サービス
ネット販売の「セブンネットショッピング」やファッション・生活マガジンの出版など、多種多様な事業を展開しています。その他にチケット事業の「ぴあ」や食事配達サービスの「セブン・ミールサービス」、ギフトキットの卸売を行なう「ごっつお便」などの事業を行なっています。
その他の事業
マタニティ・ベビー・チャイルド用品の販売を行なう「赤ちゃん本舗」や生活雑貨専門店の「ロフト」、音楽・映像ソフトの販売を行なう「タワーレコード」など、幅広い分野で事業を展開しています。