ルアーウェイト30g~200gという驚異の対応幅を誇るゼナックのミュートスアキュラ100Hのベイトモデル。
そしてマグフォースブレーキ搭載でキャストの安定感に定評のあるタトゥーラTW300/400。
青物を狙ったショアジギングのタックルだが、ベイトサイズが小さかったり回遊待ちにシーバスも狙ってみたくなったりして「普段使っているのより、もうちょっと小さくて軽量なルアーを投げてみたい」と思ったとき、このロッドとリールでこんなルアーがキャストできるの?というのを検証してみたので報告したい。
ミュートスアキュラ100HとタトゥーラTW300の組み合わせを使い始めて1年。
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青物たちといっぱい良いファイトを繰り広げてくれたこのタックルで、新たな可能性を開拓してみた。
青物もシーバスも入り乱れてベイトを追う状況下も少なくなく、シーバスを狙うルアーもキャストできるとマジで有難い。シーバスロッドに持ち替えると青物が掛かったときに主導権を取られてテトラ帯に潜り込まれる…というのが嫌なので、あくまでもショアジギングロッドとパワーのある大型のベイトリールを使ってみた。
小さなベイトが表層を泳いでいるのが視認できるある日の朝マズメ。
さすがに5g台といったフィネスの領域のルアーを試すのは無謀だし飛距離が出るわけもなく無意味なので、10g前後のシーバスを狙うルアーを持ち出してみた。
今回の相棒
ロッド ゼナック ミュートスアキュラ100Hベイトモデル
リール ダイワ タトゥーラTW300XHL
ルアー ジャンプライズ ベビーロウディー95S 16g
ブレーキダイヤルは12にセット。
メカニカルブレーキはもちろんゼロポジション。締めすぎず緩めすぎず。
で、キャストしてみた結果、普通に投げれる。
コントロールが効かずに真直ぐ飛ばないとか全然なく、ラインが浮いて常にサミングしてなきゃいけないとかもなく、あっさり飛んでいく。
あ
ルアーが着水してから回収までにハンドルを回した回数は26回。
1回転109センチの巻取長なので、単純な話、28メートルは飛んでいる。
これ、まぁまぁすごくない??
タトゥーラTW300のブレーキ性能が優秀という面が強そうだけど、ルアーウェイトを乗せやすくしなやかなミュートスアキュラのブランクも素晴らしい。
さて、お次。
ラパラ カウントダウンアバシ7 10g
ルアーの軽さもあるし、大きなリップで空気抵抗も大きい。
一定のブレーキが掛かり続けるマグフォースブレーキの真価が試される。
んで、これもあっさり投げられた。
ブレーキ設定は12で、ルアーの着水から回収まで20回転。
単純計算で飛距離は21メートル。
カウントダウンがこれだけ飛ばせられたら十分優秀なほうだと思う。
快適に扱えるとは言い難いけれど、軽量ルアーをここまで投げられるのは予想外だった。
青物狙いのあいだに、他の狙いができるルアーも投げられる。
選択肢が増えるのは良いことだ。