ベイトロッドしか作らないことで有名な変態素敵なメーカー、フィッシュマンの中でも最長の11フィートをほこる「磯ベイト」
ブリスト バジュラダーナ11XH
このベイトロッドを使ってみて感じたことを書き綴ってみました。
ファーストインプレッションという題にしているけれど、第2弾を書くとしたら1年後くらいかな。。。笑
シマノのショアジギングロッドで有名なコルトスナイパーシリーズにベイトモデルがついに登場したのが2021年。
大手のメーカーがニッチな分野であるショアジギングのベイトロッドを作ってくれたということにとても嬉しく思いました。
選択肢が増えるというのはユーザーにとって良いことです。
ショアジギングを始めたばかりの頃に使っていたのがコルトスナイパーBBなので、思い入れのあるロッドです。
いつかは使ってみたいですね。
さて、今回紹介するバジュラダーナのスペックはこんな感じ。
- 全長:335cm(11フィート)
- マテリアル:4軸カーボン
- ガイド:Kガイドチタン&ステン
- 自重:469g
- 継数:3ピース
- 仕舞寸:118cm
- グリップ長:81.5cm
- ルアーウェイト:40~100g
- ライン:PE3~6号
※こちらのページでは「ヴァジュラダーナ」と表記されていますが、開発者の上宮さんが「バジュラダーナ」と書いておられるのを見て「バジュラダーナ」としております。記憶違いで間違っていたらすみません汗
正直なところ、ショアジギングのベイトロッドでどうなんだろう。投げにくいのかなぁ。。。なんて心配していた自分もいました。
が、投げてみてびっくり。
すごく投げやすいロッドでした。
商品説明にある、
このロッドは比較的ソフトで粘りのあるティップを備える事により、リリースポイントに幅を持たせた。イージーなキャスト性能を産み出す事に成功したのだ。
という言葉の意味が分かりました。なるほど~。
ロッドのパワー表記である「XH」に、ガチガチに硬くて投げにくい印象を持っていましたが、そこはフィッシュマン。
3本継のブランクそれぞれに違う特性を持たせることでルアーの投げやすさと魚を寄せるバットパワーの両立をさせています。
硬すぎるバットでのファイトはバランスを崩しがちで、険しい礁上では命に関わるトラブルにも繋がる。でも、VAJRADANAはベリーからバットにかけて、負荷が増える程にパワーを増すような設定。しっかり竿を立てて応戦可能とする事に重きを置いている。
このロッド特性についても、のちのち体感することになりました。
ルアーの飛距離についてですが、こちらのブレード付きで少し空気抵抗のあるメタルジグ60g
遠投にはやや不向きな仕様にしていますが、どのくらい飛ばすことができたのかというと―――
タックルセッティングはこちら。
ロッド ブリストバジュラダーナ11XK
リール 21アンタレスDCXG
ラインはPE2号+リーダー6号4ヒロ
内部ブレーキはXPモードで外部ブレーキは1番。
一番弱いブレーキ設定で投げてみました。
キャスティングの仕方はこちらの動画を参考にしたフォームです。
あ
結果は95m。
100mにせまる飛距離が出せました。
ジグが違えば100m超えたでしょうね。
70㎝を超える青物をかけたときの様子ですが、バットまで一気にぐいーっと入り込むのがよく分かりました。
これこれ! これが楽しい! と感じる余裕を持ちながら青物とやり取りをします。
商品説明にあったようにロッドを立てて応戦すると、リールシート上部にあるファイティンググリップの近くまで曲がり、ロッドの復元力を活かして青物を寄せることができました。
この曲がり具合が折れそうで怖くなってロッドを下げるようなことをしてしまうと、十分にロッドパワーを活かすことができずバラしてしまうことになっていたでしょう。
ロッドの強度を信じて思いっきり曲げてあげてください。
このリールには荷が重かった相手だったので思うようにハンドルを回すことができず、身体を後ろにバックさせながらサーフにずり上げることで釣った一本となりました。
www.berao-setouchi-fishing.com
さらなる大物への期待に胸が膨らみます。
レングスがとても長いので、投げ釣りでも活躍しています。
このバジュラダーナで入魂した魚はキスです笑