今回は、メスティンを使った上手な炊飯の仕方や、おすすめの炊き込みご飯のレシピをご紹介します。ぜひ次のキャンプで作ってみて下さいね。
CONTENTS
メスティンでご飯を炊く基本のキ
まずはメスティンを使ったご飯の炊き方をマスターしましょう。アウトドアのプロに成功のコツを教えてもらいました。
メスティンを使ったご飯の炊き方
メスティンを使った白米の炊き方
【1】米を30分ほど浸水させます。アルミ製の場合、最初に米のとぎ汁でメスティンを煮るといいです。
【2】フタを軽くかぶせて、強火にかけます。沸騰して噴きこぼれが始まったら、フタを取りましょう。
【3】四角いとうまく対流しないので、混ぜて上下を入れ替えておくとムラなく均一に炊けます。
【4】フタを閉めて弱火にかけます。ハンドルでロックしておくと、フタの持ち上がり防止に。
【5】10分経ったら火からはずし、タオルに包みます。上下をひっくり返し、さらに10分ほど蒸らしましょう。
【6】ふっくらしたご飯の完成です!上下をひっくり返したことで、底にある水分が全体にいき渡っています。
おすすめのメスティン
炊き込みご飯におすすめのメスティンを2つご紹介します。
IMCO (イムコ) マーブルコート ブラックメスティン
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trangia(トランギア) ラージ メスティン
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旬の素材を味わう炊き込みご飯レシピ
旬の素材を使って炊き込みご飯をつくりましょう。シンプルな味付けで、素材の味を際立たせるレシピです。食べすぎ注意!
焼きトウモロコシご飯
生トウモロコシは、そのまま塩茹でして食べるのも美味しいですが、お米と一緒に炊き込んでみました。もちろん普通に炊いてもいいのですが、夏祭りの焼きトウモロコシ風にアレンジしています。
材料
トウモロコシ 1本
油またはバター 少し(小さじ1くらい)
醤油 大さじ1/2
バター ひとかけ(10gくらい)
米 1合
酒 大さじ1
塩 小さじ1/2
水 180cc
下準備
お米は家から浸水していくと、すぐに炊けるのでおすすめです。夏場は水も傷みやすいのでクーラーボックスに入れるのを忘れずに!しっかり浸水させたものは、水を切って袋に入れて持っていくことも可能です。
※その場で用意する場合には、はじめに洗って浸水させておきましょう。短くても15分浸水+水を切って15分は置いておきます。
作り方
【1】トウモロコシの皮を剥き、軸を切り落とします。実は包丁で少しずつそぎ落とします。長さを半分にしてから、軸に包丁を添わせるように転がしながら切っていきます。
黄緑色のヒゲは付いたままでOK。シャキシャキ食べられます(短く切っておくと食べやすいです)。芯もお米と一緒に炊くと旨味が出るので、とっておきます。
【2】フライパンに少なめの油またはバターをしき、トウモロコシを炒めます。色が少し変わってきたところで醤油を入れ、香ばしい香りがしてきたらバターを入れて軽く炒めて火をとめます。
【3】水を切ったお米をメスティンに入れます。酒、水、塩を入れ、ひと混ぜし、炒めたコーンを加え、その上に芯をのせて蓋をします。強めの中火~強火で沸騰させます(バーナーパットがあると、火のあたりが均一になるのでおすすめです)。
【4】湯気が出てきたら、弱火にして15分くらい炊き、火を止めて、さらに15分くらい蓋をしたまま蒸らしておきます。
【5】炊き上がったら芯をのぞき、軽く混ぜて召し上がれ。お好みでバターや黒コショウをかけてどうぞ。焼きおにぎりにしても美味しいです。
もしも、お米の芯が残ってしまった場合には、大さじ1~2くらいの水を足して、再度沸騰させてから弱火にし、5~10分水気がなくなるまで炊き直せば大丈夫。
トウモロコシ多めのレシピなので、お米を2合にしてもよいです。浸水や炊飯時間は変わりません。バターで炒めずに、生のトウモロコシのままでも美味しくできるのでお好みで調整してみてくださいね。
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缶詰を使って失敗ナシの炊き込みご飯レシピ
炊き込みご飯は大好きだけど準備が面倒…そんな方におすすめの「缶詰」を使ったレシピをご紹介します。なんと、全て炊飯時に材料を入れて炊くだけで絶品炊き込みご飯の完成です!
缶詰を使った炊き込みご飯レシピ
さんまの炊き込みご飯
秋の味覚の代表「さんま」の炊き込みご飯。と言っても生のものは下ごしらえが大変なので、キャンプでは蒲焼の缶詰を利用しましょう。調味料はシンプルに、すだちを添えて彩りも鮮やかに仕上げます。
材料(2人分)
無洗米 1合
水 220ml
さんまの蒲焼缶詰 1個(100g)
えのき 約50g
にんじん 1/3本(約40g)
和風顆粒だし 小さじ1
すだち 1個
刻みネギ 適量
作り方
【1】米の吸水から行います。30分以上待ちましょう。
【2】吸水の間に他の食材の下ごしらえ。えのきの根元を切り落とし、3等分に切ってほぐしましょう。
【3】にんじんは縦に薄切りにして、さらに千切りにします。
米とさんまの身、さらに具材がしっかり絡むような食材の切り方にしてみました。
【4】吸水が終わったところで、メスティンに和風の顆粒だしを加えて混ぜます。
【5】さらに、えのき、にんじん、さんまの蒲焼缶詰をタレごと詰め込んでいきましょう。
なお、仕上げに混ぜるので、詰め方はざっくりで大丈夫です。
【6】メスティンにフタをしたら、弱火で10~15分ほど加熱します。
【7】音が聞こえてきたところで火を止め、タオルに包んで15~20分蒸らしましょう。
【8】フタを開けたら大きく混ぜて、具材と米をなじませます。
【9】食卓に出したら刻みネギをちらし、半分に切ったすだちを添えて完成です。
さんまとにんじん、さらに刻みネギとすだちのおかげで、より実りの秋を感じられる見た目になりました。
一口頬張ると、さんまの蒲焼のタレのコク、えのきとにんじんの風味が絡んだ米はふっくらと優しい甘み。
さんまの身にすだちを絞って食べると、まるで缶詰とは思えない本格的な味わいで、見た目も食べごたえも秋気分が楽しめる炊き込みご飯に仕上がりました。
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ビリヤニ風ごはん
「ビリヤニ」は、炊き込みご飯のようにお肉とスパイスをお米と一緒に炊き込んだご飯。キャンプでも簡単に作れるようなレシピをご紹介します。
しっかりとスパイスの効いたレトルトカレーを使うことで、気軽に作れます。仕上げにガラムマサラを使うとより美味しいので、ぜひスーパーで探してみてください。100円ショップにも並んでるくらい身近な調味料です。
足りない塩味は、辛いのが得意な方は柚子胡椒で、苦手な方は粉末かつお出汁で足して作ります。もちろん塩でも代用できますよ。お手元にあるもので作ってみてくださね。
材料
タイカレー缶詰 1缶(イナバ)
米 1合
粉末かつおだし 小さじ2
(または柚子胡椒 小さじ1)
ガラムマサラ 適量(あれば)
下準備
【1】お米は浸水してから、水を切っておきます。
無洗米の場合は水100ccで30分くらい浸水しておきましょう。
作り方
【1】水切りしたお米をメスティンに入れます。
【2】水100cc(分量外)、粉末かつお出汁を入れて、ざっと混ぜます。
【3】カレー缶を全体に広がるように入れます。味の濃淡がついてる方が食べているときに楽しいので、きれいに混ぜなくてOK。
※ちょっと固めに仕上げたいので、通常より少なめの水分になっています。
【4】蓋をして、中火にかけます。沸騰したら火を弱めて、様子を見つつ10分少々炊きます。
【5】火を消してから10分ほど蒸らしたら完成です。メスティンは熱くなっているので、必ず厚手の手袋や布巾を使ってくださいね。
蒸らすとき、または食べる前にガラムマサラを振れば更にスパイスの香りがアップ!
コンビニやスーパーで買える調理済みの塩焼き鳥をプラスするのも、おすすめですよ。
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パエリア
スペインを代表する人気メニュー「パエリア」。野菜、魚介類、肉などの食材とともに米を炊き込む料理で、それだけを聞くとちょっと作るのはハードルが高そうですよね……。それが缶詰とメスティンで簡単に作れるんです!
材料
K&K“CAN”Pの達人 チキンパエリアの素 1缶
お米 1合
作り方
【1】メスティンにお米と缶詰の中身をすべて入れます。
【2】火にかけます。水分もすべて缶詰に入っているので、追加で何かを入れる必要はありません。
缶詰を入れただけで、あっという間に完成しました。ソロキャンプにもおすすめですよ。
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サバ缶のめんつゆ炊き込みごはん
メスティンで作るサバ缶の炊き込みごはん。味付けはめんつゆのみ、混ぜて炊くだけと調理は簡単ながらも、具材の風味が生きる一品に仕上げます。
材料(1~2人分)
無洗米 1合
サバ水煮缶(食塩不使用) 1個(190g)
にんじん 1/4本(約30g)
油揚げ 1/2枚
(A)水 150ml
(A)めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ3
(A)おろししょうが 小さじ1
刻みネギ 適量
サバ缶はめんつゆの風味を生かすため、食塩不使用のものを使用しています。食塩を使っているもので作る場合は、めんつゆを減らすなどして調節してみてください。また、めんつゆはストレートなら大さじ9、2倍濃縮なら大さじ4強、4倍濃縮なら大さじ2強を目安に調節してください。
作り方
【1】調理の準備として無洗米を浸水させましょう。時間は夏なら30分、春・秋なら45分、冬なら60分ほどを目安にしてください。
【2】浸水の間に、具材の下ごしらえをしましょう。まずは、にんじんを短冊切りにします。
【3】油揚げは横半分に切って薄切りにしましょう。
【4】浸水が終わったら、メスティンに水気を切った無洗米を入れ、さらに(A)、サバ水煮缶の汁を加えて混ぜます。
【5】にんじん、油揚げ、ざっくりほぐしたサバの身を加えたら準備完了です。
【6】メスティンを火にかけて沸騰したら、弱火で15分ほど炊きましょう。
【7】火から下ろしたらフタごとひっくり返してタオルにくるみ、15分ほど蒸らします。
【8】フタを取ったらざっくりと混ぜ、刻みネギをちらして完成です。刻みネギの緑とにんじんのオレンジのコントラストが食欲をそそります。
一口食べてみると、ごはんのふっくら食感にサバのうま味とにんじんの甘み、油揚げのコクがしっかり染み込んでいます。さらに、噛めば噛むほどそれぞれの具材の風味が引き立って、食べる手が止まりません。
奥深い味わいが楽しめて、まるで味付けがめんつゆだけとは思えないような一品に仕上がりました。
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ソースが決め手の炊き込みご飯レシピ
ドレッシングやソースを使った炊き込みご飯レシピをご紹介します。ソースと具材を入れて炊き込むだけで完成!料理が苦手な方でも美味しく作れるレシピです。
ソースを使った炊き込みご飯レシピ
タバスコ「シラチャーソース」のチキンライス
辛いもの好きの方には必須の調味料「タバスコ」。じつは2023年、そんなタバスコから日本では4年ぶりの新製品「シラチャーソース」という調味料が発売されました。
ピリ辛ながらもコクのある味わいが楽しめるシラチャーソースを使って、メスティンで作るチキンライスのレシピをご紹介します。
材料(レギュラーサイズメスティン1個分)
無洗米 1合
水 230ml
鶏もも肉 1/2枚(約120g)
ピーマン 1個(約30g)
にんじん 約30g
玉ねぎ 1/4個(約40g)
オリーブオイル 小さじ1
タバスコ「シラチャーソース」 大さじ2
塩コショウ 少々
乾燥パセリ 適量
チキンライスといえば味付けはケチャップですが、こちらのレシピでは調味料はシラチャーソースのみ。具材はサッと炒めて、スパイシーな風味とコクを引き立てます。
作り方
【1】無洗米を30分以上吸水させておきます。後ほど具材を炒めるので、メスティンではなく別のシェラカップで吸水させます。
【2】吸水の間に具材の下ごしらえ。ピーマンはヘタを取って7~8mm角に切ります。
【3】にんじん、玉ねぎも同じく7~8mm角に切っていきます。
時短で作りたい場合は、野菜はミックスベジタブルに置き換えるのもおすすめですよ。
【4】鶏もも肉は1cm角に切りましょう。
【5】メスティンにオリーブオイルを熱したら、中火で鶏もも肉を炒めます。
【6】肉の色が変わったら野菜を加えて、しんなりするまで混ぜ炒めましょう。このままだと米が炊きづらいので、具材は一度フタなどに取り出しておきます。
【7】給水しておいた無洗米を水ごとメスティンに入れて……
主役であるシラチャーソースをたっぷりかけて混ぜ合わせます。
【8】米の上に具材を乗せたらフタをして重しをし、火にかけます。
【9】最初は強火で、蒸気が出てきたところで弱火にし、様子を見ながら15分ほど炊いていきます。
【10】炊きあがったらタオルにくるみ、10分以上蒸らしましょう。
【11】塩コショウで味を調えたら追いシラチャーソースをかけて、乾燥パセリをちらして完成!
見た目は普通のチキンライスのように見えますが、味の方はどうでしょうか?
ごはんと具材を口いっぱいに頬張ってみると、米粒一粒一粒が甘辛いスパイシーな風味をまとっていて、クセになる味わい。
炒めた具材のうま味と相まって、後を引くようなコクが楽しめるチキンライスに仕上がりました。
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「謎ドレッシング」のビリヤニ風
インドカレー屋さんでサラダにかかっているドレッシングをイメージして作られたという、理研ビタミン株式会社の「インドカレー屋さんの謎ドレッシング」。じつは、さまざまなメディアに取り上げられて、SNSでも「謎に美味しい」と人気を集めているドレッシングなんです。そんな謎ドレッシングを使ってキャンプでも簡単に作れるインドの炊き込みごはん「ビリヤニ」風のレシピをご紹介します。
材料(3〜4人分)
無洗米 2合
鶏もも肉 1枚(約280g)
玉ねぎ 1/2個(約150g)
パクチー 20g
カレー屋さんの謎ドレッシング 70ml
塩コショウ(下味用) 少々
オリーブオイル 大さじ1
水 320ml
塩コショウ(仕上げ用) 少々
パクチー(飾り用) 適量
とろりとしたテクスチャ謎ドレッシング。独特の風味を鶏もも肉の下味にします。
ちなみに、本来ビリヤニはインドの香り米である「バスマティライス」が使用されることが多いそう。こちらのレシピでは謎ドレッシングの風味を生かすため、また実際に調理しやすいように無洗米を使用しました。
また、調理には3合炊きのラージメスティンを使い、豪快に炊き上げます。
作り方
【1】無洗米を30分ほど吸水させましょう。普通の白米を使う場合は、研いでから給水させてくださいね。
【2】鶏もも肉は余計な皮と筋を切り取り、浅く切り込みを入れて食べやすい大きさに切りましょう。
切り込みを入れておくとドレッシングが絡みやすくなるのはもちろん、加熱時に肉が縮んでしまうのを防ぐことができます。
【3】切った鶏もも肉は保存袋に入れ、塩コショウ、謎ドレッシングで味付けしましょう。
味付けの調味料が謎ドレッシングのみなので、炊いても味がボヤけないように塩コショウをしっかり効かせておきます。
【4】鶏もも肉に謎ドレッシングを揉み込んだら、こちらも30分ほど置いておきます。
キャンプで作る場合は、あらかじめ一口サイズに切られた鶏もも肉を利用するか、自宅で下ごしらえをしておけばスムーズですね。
【5】包丁とまな板を洗剤で洗ったら玉ねぎの茎部分を切り取って、8等分のくし切りにします。
謎ドレッシングにはすりおろしの玉ねぎが入っているので、こちらは具材として大きめに切って食感を楽しみます。
【6】パクチーは根元を切り落としたら3cm幅に切り、少量を飾り用に取っておきましょう。
【7】メスティンにオリーブオイルを引いて中火で熱し、鶏もも肉を皮から加えて炒めます。
謎ドレッシングを揉み込んだ鶏もも肉は油はねしやすくなっているので、火加減に注意してくださいね。
【8】鶏もも肉が色付いたら、玉ねぎを加えてしんなりするまで炒めましょう。
【9】炒めた具材は一度メスティンのフタに取り出しておきます。
【10】水を切った無洗米、具材、パクチー、保存袋に残ったドレッシング、水の順に入れて軽く混ぜたら火にかけましょう。ドレッシングや玉ねぎの水分も考慮して、水は320mlとやや少なめに設定してみました。
【11】沸騰したら弱火にし、15分ほど炊いていきます。
【12】火から下ろしたらタオルでくるんで10分ほど蒸らしましょう。
【13】フタを取ったら塩コショウで味を調えてざっくり混ぜ、飾り用のパクチーを乗せて完成です。
一口頬張ってみると、米に鶏もも肉のジューシーなうま味、玉ねぎの甘みとパクチーのさわやかな風味がしっかり絡んで絶品。スパイシー感は控えめなのにちゃんとインド料理っぽい仕上がりで、小さなお子様でも食べやすそうな味わいです。
大きめの鶏もも肉と玉ねぎのおかげで食べごたえも十分で、謎の満足感が得られるビリヤニに仕上がりました。
▼参考記事
コンビニ食材で簡単にできる炊き込みご飯レシピ
メスティンとコンビニ食材を使って簡単に作れる、炊き込みごはんのレシピを紹介します。下準備はほとんどなく、簡単に調理ができてしまうので、初心者の方におすすめです。
コンビニ食材を使った炊き込みご飯レシピ
ひじきの炊き込みご飯
コンビニで買える食材を使って簡単に作ることができる超お手軽レシピ。ファミリーマートで購入したひじき煮を使用しました。7種類の具材が入っているので、簡単に本格炊き込みご飯を作ることができます。
材料(2人分)
無洗米 1合
水 250ml
ひじき煮
下準備
【1】お米を水につけて吸水をさせておきます。暖かい時期は20~30分程度、寒い時期は1時間程度吸水させてください。
このレシピでは無洗米を使っているのでそのまま水につけましたが、無洗米でない場合は米を研いでから吸水をさせるようにしてください。
【2】その後、吸水させた米をジップロックに入れてしっかりと密閉させます。
家でお米を吸水させる時間がないという場合は、山に登る前にペットボトルにお水とお米を入れて吸水時間を確保したり、調理前に少し水につけてから調理を始めるのでも大丈夫です。
作り方
【1】あらかじめ、吸水させておいたお米を使用します。
【2】お米と、水250mlをメスティンへ入れ、ひじき煮を追加します。
【3】火にかけて、炊きあがったら全体を混ぜ込んで完成です!
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本格鮭の炊き込みごはん
コンビニで購入した銀鮭の塩焼きを炊き込みご飯にしました。下準備はほとんどなく、簡単に調理ができてしまうお手軽レシピです。
材料(2人分)
無洗米 1合
水 250ml
銀鮭の塩焼き 1個
醤油 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
顆粒和風だし 少々
醤油、酒、みりん、顆粒和風だしはあらかじめ混ぜ合わせて持っていくと便利です。調味料を持っていく際、100円ショップなどで売っているミニボトルを活用するのもおすすめ。
下準備
【1】お米を水につけて吸水をさせておきます。暖かい時期は20~30分程度、寒い時期は1時間程度吸水させてください。
このレシピでは無洗米を使っているのでそのまま水につけましたが、無洗米でない場合は米を研いでから吸水をさせるようにしてください。
【2】吸水させた米をジップロックに入れてしっかりと密閉させます。
家でお米を吸水させる時間がないという場合は、山に登る前にペットボトルにお水とお米を入れて吸水時間を確保したり、調理前に少し水につけてから調理を始めたりするのでも大丈夫です。
作り方
【1】お米と調味料をメスティンへ入れて、水250mlを入れます。トランギア製のメスティンであれば、持ち手を固定するリベットのだいたい中央くらいになるよう水を入れると良いでしょう。
【2】銀鮭の塩焼きを中央に乗せます。
【3】あとは、火にかけるだけ。まずは強めの火で20分加熱します。
【4】湯気がでてこなくなったら火を止めて、タオルにくるんで裏返して蒸らします。10分ほど蒸らしたら完成です!
簡単に本格炊き込みごはんができあがりました。
筆者がおすすめする、銀鮭の塩焼きと一緒に入れると美味しい具材は、きんぴらごぼうです。
銀鮭の塩焼きだけでも十分美味しいですが、コンビニで売っているお惣菜のきんぴらごぼうを入れるとしゃきしゃきとした触感が加わり、違った味わいがプラスされます。
家で好きな野菜をカットして持っていき、いろいろな食材を追加しながらお気に入りの組み合わせを見つけてみるのも楽しいでしょう。
▼参考記事
チキンライス風炊き込みご飯
サラダチキンを使った洋風の炊き込みご飯レシピをご紹介します。
材料
米 1合
水 180ml程度
サラダチキン 1/2パック
トマトペースト 大さじ1
顆粒コンソメ 小さじ1
オリーブオイル 小さじ1
砂糖(お好みで) 小さじ2
トマトペーストは、個包装のものを使うと便利です。砂糖を小さじ2ほど入れると、酸味がやわらいでマイルドな仕上がりになります。お子さまでも食べやすくなりますよ。
作り方
【1】サラダチキンを細かく切り、材料を全てメスティンの中に入れます
【2】火にかけ、炊きあがったら完成です。
▼参考記事
栗の炊き込みごはん
便利な「むき甘栗」を使ったレシピ。栗のホクホクとした甘みと食感を楽しむため、その他の具材や調味料はシンプルに仕上げます。
材料
無洗米 1合
水 220ml
むき甘栗 1袋(50g)
まいたけ 100g
にんじん 1/3本(40g)
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1
作り方
【1】メスティンに米と水を入れ、30分以上吸水させましょう。このレシピでは無洗米を使用しています。
【2】吸水の間に具材の準備をします。まずは、まいたけを手でほぐしていきます。
まいたけは手で下ごしらえができるのはもちろん、風味豊かで炊き込みごはんとの相性もよく、秋のキャンプ飯におすすめの食材です。
【3】にんじんを5mm角に切っていきます。
にんじんは角切りにすると、栗と同じくホクッとした食感に。また、そのオレンジ色は栗やきのこと合わせることで、炊き込みごはんをより秋っぽい見た目に仕上げてくれます。
【4】吸水し終わった無洗米に、めんつゆを加えて混ぜたら…。
にんじん、まいたけ、むき甘栗をメスティンに詰め込んでいきましょう。
具材はざっくりとした詰め方でも、熱伝導率がよく密閉性も高いメスティンなら、ちゃんとふっくら炊きあがるのでご心配なく。
【5】メスティンにフタをしたら、弱火で15~20分加熱しましょう。
【6】パチパチと音が聞こえてきたら火を止め、タオルに包んで蒸らします。より栗の食感と風味を引き立てるため、ちょっと長めに30分ほど蒸らすことに。
【7】フタを開けたらざっくり大きく混ぜ、香りをごはん全体に行き渡らせます。
【8】米と具材がなじんだら、食卓に出して完成です。
むき甘栗とまいたけ、にんじんの色合いのコントラストで、まさに秋カラーの見た目に仕上がったのではないでしょうか。
一口頬張ると、口の中に栗とにんじんのホクホクとした甘みがブワッと広がります。
さらに、まいたけのうま味とめんつゆのコクのおかげで、噛むごとに秋の食感と風味が楽しめる炊き込みごはんが出来上がりました。
▼参考記事
材料を入れて炊くだけのお手軽炊き込みご飯レシピ
全て炊飯時に材料を入れて炊くだけでOKなレシピをご紹介します。
材料を入れて炊くだけの炊き込みご飯レシピ
中華風ザーサイ炊き込みご飯
材料
米 1合
水 180ml程度
サラダチキン 1/2パック
ザーサイ 大さじ1程度の量
顆粒鶏ガラ 小さじ1
ごま油 小さじ1
ザーサイの塩気とごま油の香ばしさがマッチして、しっかりとした中華の味わいを楽しめます。
キムチ入り韓国風炊き込みご飯
炊飯時にキムチを入れれば、韓国風の炊き込みご飯ができあがります。
材料
米 1合
水 180ml程度
キムチ お好みの量
タコ お好みの量
だしの素 小さじ1
シンプルな材料ですが、しっかりとうまみのある一品に仕上がります。このレシピではタコを入れてみましたが、ひき肉やその他の魚介類でもおいしくできます。
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