11月12日に、BWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン（Super500／熊本県立総合体育館）が開幕した。昨年から新たに始まった大会に、世界のトップ選手らが集結。大会初日は各種目予選、本戦1回戦などが行なわれ、日本選手も出場した。ここでは、注目選手の試合後のコメントを紹介する。
三橋健也（左）＆岡村洋輝
男子ダブルス
1回戦はデンマークペアに2-0で勝利
――試合を振り返って
岡村 自分たちが最初に描いていた作戦通りに進んでよかったです。
三橋 サービスまわりで優位に立っていた部分が大きい。自分たちの思うような展開ができたと思います。
――多くの選手が風下のエンドで苦しんでいた。第1ゲームは風下だったが？
岡村 事前に聞いていましたし、昨日の会場練習でもそんな感じがしました。（風下から高い球を）上げたら絶対にやられるなとわかっていたので、試合前から2人で前に出ていこうという話をしていました。後ろにやられたら仕方がないと割り切っていましたが、相手の方からは球が伸びるので、相手はいいロブを打つのが難しく、うまくいきました。
――第2ゲームの風上からは、やはり打てば効く印象？
三橋 そうですね。相手のディフェンスから攻撃に持っていかれるカタチはなかったので、上から角度をつけて打てば、いつかは決まるだろうという感じでした。
――以前は、サービスまわりで後手になり、攻めるカタチをつくらせてもらえない試合があった
岡村 今の試合は結構うまくいきましたが、これがコンスタントにできるようにならないといけません。いつも練習しているので、ちょっと出たのかなと思います。
――終盤、サービスまわりで崩された
三橋 相手も最後は開き直ってくる。ああいうのが、本来の相手のよさ。点差が開いていたので勝ちきれましたが、あれが競った場面から出てくると危ない。最後に課題が見えました。
――2回戦は、ジャパンOPと中国OPで敗れたカルナンド／マウラナ（インドネシア）との対戦
岡村 本当にサービスまわりがうまい相手。ずっと重点的に練習してきた成果が発揮できればいいなと思います。
三橋 2試合ともサービスまわりで先手を取られて攻撃のカタチをつくられたので、うまく打開したい。ファイナルゲームにもつれてもいいので、泥臭く戦っていきたいです。
取材・文・写真／平野貴也
【過去の大会結果】
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