【大会レポート】元日本代表・宮浦玲奈らをそろえたYONEX(日本)が、パリ五輪銀メダリストを擁するYONEX MULAN(中国)に勝ち優勝!〈ヨネックス杯国際親善レディース2024〉 | バドスピ | BADMINTON SPIRIT

【大会レポート】元日本代表・宮浦玲奈らをそろえたYONEX(日本)が、パリ五輪銀メダリストを擁するYONEX MULAN(中国)に勝ち優勝!〈ヨネックス杯国際親善レディース2024〉

1995年に始まった団体戦の国際大会『ヨネックス杯国際親善レディース』。30回記念となるレディースプレーヤーの祭典が、10月23~27日、大阪府大阪市で開催された。今年は、中国、韓国、香港、台湾、スリランカなど、海外からの44チームを含め、過去最多となる284チームが参加。「競技レベルの高い選手」が参加するAゾーン、年齢別の9ゾーンに分かれ、3ダブルスで勝敗を争った。

Aゾーンの準決勝に進んだのは、日本代表を退いたばかりの宮浦玲奈らを擁するYONEX(日本)、体格がよくパワフルな選手がそろうChallenge Korea(韓国)、パリ五輪女子シングルス銀メダルの何冰嬌(ヘ・ビンジャオ)を柱に据えるYONEX MULAN(中国)、S/JリーグIIのYAMATO奈良(日本)。ここからYONEXとYONEX MULANが決勝に進出した。

決勝戦は、第1ダブルスをYONEX MULANが、第3ダブルスをYONEXが、それぞれ2-0で奪取。ファイナルまでもつれた第2ダブルスを、YONEXの宮浦/小笠原未結のペアが26-24で制し、優勝を決めた。同じく第3ダブルスで決着した3位決定戦は、パワーと気合全開のChallenge Koreaが、昨年優勝のYAMATO奈良に勝利した。

YONEX・今別府香里監督コメント

「現役選手や現役を上がったばかりの選手が多くいる若手のチームなので、目標は優勝でした。優勝できて素直にうれしいです。ペアやオーダーについては、それぞれのコンディションなど考えながら、私とみんなで話して決めていきました。決勝は、現役の小笠原(未結)と、現役を上がったばかりの宮浦(玲奈)のペアをキーポイントとして、そこでしっかり勝ってもらったのがよかったです」

YONEXの優勝を決めた宮浦玲奈(手前)/小笠原未結。最後は「攻めたほうが強い」(宮浦)と二人で攻め抜いて勝利をつかみ取った
YONEX MULANの第1ダブルスを担った、パリ五輪女子単銀メダルの何冰嬌(右)。ダブルスでの国際大会デビューを4戦全勝で飾った
Aゾーン優勝:YONEX(日本)
Aゾーン準優勝:YONEX MULAN(中国)

※大会の模様は11月22日発売のバドミントン・マガジン12月号で紹介します

取材・文/平田美穂

写真/川本学

投稿日:2024/10/28

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