【パリ五輪】女子シングルスはアン・セヨンが堂々の金メダル獲得!韓国勢にとって同種目28年ぶりの快挙!<最終日/各種目結果-1> | バドスピ | BADMINTON SPIRIT

【パリ五輪】女子シングルスはアン・セヨンが堂々の金メダル獲得!韓国勢にとって同種目28年ぶりの快挙!<最終日/各種目結果-1>

8月5日に開催されたパリオリンピック・バドミントン競技(会場:ポルト・ドゥ・ラ・シャペル・アリーナ)最終日は、前半セッションで女子シングルス決勝戦が行なわれた。ここでは、アン・セヨン(韓国)が金メダルを獲得した試合結果をお伝えする。

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栄光の金メダルをつかむべく、女子シングルス最後の試合に登場したのは、世界ランク1位で優勝候補のアン・セヨン(上写真)。対するは、準決勝は相手の途中棄権で勝ち進んだが、決勝トーナメント1回戦では前回大会の金メダリスト・陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)を破っている何冰嬌(へ・ビンジャオ/中国)。ともにオリンピック初の決勝に挑んだ。

試合が始まると、前半は静かにスコアが動いたものの、中盤からアン・セヨンが点差を広げる。サウスポーである何冰嬌のフォア奥をしつこくねらいながら、甘いドロップに素早く反応。ネット前から主導権をつかみ、21-13で先制した。準々決勝、準決勝は、ともに第1ゲームを奪われてからの逆転勝利だったが、今回はスピードを上げて相手を揺さぶり、着実にポイントを重ねていった。

第2ゲームに入っても、アン・セヨンのペースは変わらない。ゆったりとしたラリーから一気にギアを上げてスマッシュ&ネットで得点をつかむなど、駆け引きが冴えわたる。なんとか対応したい何冰嬌(上写真)も7-11から11オールまで追い上げたが、ここからアン・セヨンがさらにスピードアップ。ロブの精度が落ちた何冰嬌のミスも目立ち、ペースを掌握したアン・セヨンが20-16で王手。最後は、何冰嬌の低いロブがエンドラインを割り、アン・セヨンが初の金メダルを獲得。韓国女子シングルスとしては、1996年アトランタ五輪で金メダルを手にした方銖賢(バン・スーヒョン)以来、28年ぶりの戴冠となった。

女子シングルスの表彰台に立った3選手。アン・セヨン(中央)は貫禄のV。何冰嬌(左)はキャリアハイとなる五輪銀メダルを獲得した。銅メダルのグレゴリア・マリスカ・トゥンジュンは、インドネシアにとって2008年北京五輪以来となる、同種目でのメダル獲得となった

8月5日の女子シングルスの結果は以下の通り。

【女子シングルス】

▼決勝(8月5日)

アン・セヨン(韓国)②〔21−13、21−16〕0●何冰嬌(中国)51分

▼3位決定戦(8月5日)

グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア) キケン キャロリーナ・マリーン(スペイン)

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取材/バドミントン・マガジン編集部

写真/Getty Images

投稿日:2024/08/05

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