毎日全地球観測インフラAxelGlobe完成に向け着実に進展
株式会社アクセルスペース(本社:東京都中央区、代表取締役:中村友哉)は、31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロースⅠ合同会社(三井不動産株式会社およびグローバル・ブレイン株式会社により運営)をリード・インベスターとし、その他ベンチャーキャピタル、事業会社を引受先にシリーズB投資ラウンドにおいて約25.8億円の第三者割当増資を実施しました。2015年12月に発表した毎日全地球観測インフラ「AxelGlobe」の完成に向けた歩みを確かなものにするため、弊社は次のステージへ進んでまいります。また、2017年から本年に延期しておりましたGRUS初号機の打ち上げおよび今回の調達に合わせた組織再編についても併せてお知らせします。
引受先(カッコ内は代表社員または無限責任組合員)
・31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロースⅠ合同会社 (三井不動産株式会社 / グローバル・ブレイン株式会社)
・株式会社INCJ
・協創プラットフォーム開発1号投資事業有限責任組合 (東京大学協創プラットフォーム開発株式会社)
・SBIベンチャー企業成長支援投資事業有限責任組合 (SBIインベストメント株式会社)
・SBIベンチャー企業成長支援2号投資事業有限責任組合 (同上)
・SBIベンチャー企業成長支援3号投資事業有限責任組合 (同上)
・SBIベンチャー企業成長支援4号投資事業有限責任組合 (同上)
・第一生命保険株式会社
本投資ラウンドで調達した資金により、2020年に2機のGRUSを追加で打ち上げる予定としています。衛星数が増加し、撮影頻度が向上することを見据え、本投資ラウンドにおけるリード・インベスターでもある三井不動産株式会社とも本格的な協業に向けて検討を開始しています。
左から三井不動産ベンチャー共創事業部田中氏、同菅原部長、
弊社代表取締役中村、グローバル・ブレイン百合本社長、同社パートナー青木氏
GRUS初号機の打ち上げについて
改良のため2017年から本年に延期しておりましたGRUS初号機の打ち上げについて、詳細が下記の通り決定しました。
打 上 日 2018年12月27日(天候により延期する可能性あり)
ロ ケ ッ ト ソユーズ(Soyuz-2)
射 場 ロシア連邦ボストーチヌイ射場
投 入 軌 道 太陽同期軌道、高度 600km
打上事業者 GK Launch Services(ロシア国営企業Glavkosmos子会社)
打 上 機 数 1機
本打ち上げに向けて衛星はすでに射場に到着しており、打ち上げに向けて現地での最終準備作業を行っております。
GRUS初号機