4月25日(土)
私用の遠出は自粛。
でもせっかくの良い天気なので、コッヘルでご飯炊く練習をしてみた。
今回使用したのは、スノーピークのトレック900。SCS-008。
スノーピークはチタン製の製品が多いけど、チタン製のコッヘルでは熱伝導率の関係で調理が難しいので、敢えてアルミ製。重さは265g、これがチタン製になると175gとなり、90gの差が出てくる。チタン製は軽さでは有利。
今まで登山で使おうとして買っていたけど、登山ではお湯を沸かす位にしか使った事が無く、大は小を兼ねる意味合いでこれよりも一回り大きなトレック1400の深い方を1つだけ山に持って行く事が多かった。
トレック900と1400は重ねて収納が可能で、更にその中にプリムス等の250OD缶の収納も可能。
僕は持っていないけど、トレック900よりも更に一回り小さいものもラインナップにはある。
今回使用するトレック900は、フライパンとしても利用できる蓋いっぱいにお米を入れると約2合になるらしい。
ちなみに、今回使用したお米は無洗米。
大きい方に移してみると、ちょうど左側の目盛「1.0」まで来た。
2合炊く場合は、最初からこれを目安に見てお米入れても良いかも。
そして、水を入れる。
これは右側の目盛「0.6」まで。左側の目盛で見ると、20と25の中間位まで。無洗米ではない場合は、水はこれよりわずかに少なめでも良さそう。
ネット上でご飯の炊き方を色々見ていると、器具の違いは色々あるけど水はお米の上面から指の第一関節位上までの量とかよく見かける気がする。
今回、明らかにそれ以上入れてしまってるけど、大丈夫なんだろかという思いもありつつしっかりと水を注ぐ。
そして、30分以上放置して水に漬けておく。
水に漬けておく時間が長いほど芯が残りにくいらしいので、この時間はしっかり取った方が良さそう。
時間が経ったので、いよいよ火にかける。
バーナーは使い込んだプリムスのP-172。登山でもずっとこれを使っている。今では廃盤となった様子。
これよりもコンパクトで軽いP-153が欲しい。
ふたをしてバーナーの上にのせ、まずは沸騰するまで強火で一気に。
沸騰したら吹きこぼれてふたが飛んでしまったので、弱火にしてふたの上におもりを乗せる。
おもりになるならそこら辺の石でも何でも良いと思うけど、今回はこの後ご飯が炊けたら食べるつもりで持っていたレトルトカレーを乗せてみた。
そして、ここから10分は弱火で火にかけたまま。吹きこぼれは極力少なめに抑えた。
弱火にしてから10分程度が過ぎてグツグツ等の物音が無くなったので、バーナーから降ろして20分ほど蒸らす。ふたを開けて中身を確認してみたかったけど、ここは我慢。
蒸らす間はコッヘルをひっくり返したりする人もいるみたいだけど、今回はそのまま。
その間に、ご飯炊く用に使っていたトレック900より一回り大きいトレック1400を使って、レトルトカレーを温める。
ふたの上に乗せていたら温まって良いかなと思ったけど、それほどでも無かったのでしっかりと温める。
手前にあるシェラカップの中に入っているのはコーンスープ。
待ち時間が暇だったので、ホッと一息。
蒸らし時間もしっかりと置いて、ふたを開けてみると…
初めてにしてはなかなか上手く炊けた。
固すぎず柔らかすぎず、ふっくら、もちもち。芯も無いし、底には焦げも無し。
まずは普通に何もかけずに食べてみる。炊き立てはやっぱり美味しい。
ある程度食べたところで、カレーを投入。
カレーは美味しいけど、屋外で食べるとまた違った美味しさがある。
最高。
2合あったお米、あっという間に完食。
今まで登山だとお湯沸かす位で、大体カップ麺とココアだから料理レパートリー増やしたい。
今回はレトルトだったけど、カレーも材料切って煮込む所からもやってみたい。
炊飯の話とは変わって、キャンパーさんがみなさんやっていると思われる道具紹介を少し。
まずは、以前から登山でも使用しているカトラリー。
ドイツ軍が使うカトラリーセットのデッドストックらしい。
「BUND」とアルファベットが書かれている。
BUNDでネット検索してみると、英単語では沿岸道路、 海岸通り等の意味が出てくるけど、これらは意味がちょっと違うか。
ドイツ語だと、この綴りで「ブント」と読む。
ドイツ軍のデッドストックということで、「連邦」の意味になるのかな。
裏はこんな感じ。
スプーンの持ち手に付いている出っ張りが上手く引っかかって、簡単にバラバラになってしまう事はなく、上手くまとまっている。
分解するとこうなる。
缶切りと栓抜き、ナイフ、フォーク、スプーン。
カトラリーセットにしては結構大き目で、プラスチック製と比べるとやはり重く、特にスプーンが大きい。
こういったカトラリーセットでは、収納した際にナイフの刃がフォーク等と同じ向きでむき出しになっているものが多いけど、これはナイフの刃が持ち手に収納される側なので、どこかに刺さるという事もなく安心。フォークの先端もスプーンに上手く覆われる。
とにかく頑丈で落としても平気、破損の心配もない。ただやっぱりちょっと重いか。
次。
先日、焼肉をやってみたミニ焚き火台コンロ、笑’sのB-6君。
畳んで収納するとこんな感じになる。
大きさは名前の通り、B6サイズ。
裏返して足側。
左右の側板を起こしたところ。
上手く収まるようになっている。
側板を組み立てた状態。
これは新品時。
上の状態で、ロストルを置くとこうなる。
完成した状態。
このコンロで焚き火もできると思っていたけど、薪は実際これよりもかなり大きいので、これとは別に焚き火台もいるかなと考え中。持ち運びが楽なものが良いので、ピコグリル的な軽量タイプが良いかなと思ったけど、ピコグリルは高いから似たやつを検討中。
なので、このB-6君は炭火を使った焼肉や焼き鳥をしたい時に使っていきたい。
次。
スタンレーのクーラーボックス。
これは、石川県内にあるスポーツ用品店アルペンで在庫処分的な半額セールをやっていたので、ついつい購入。
大きさは、15.1L。
これよりも一回り小さい6.6Lというサイズのものも売っていて、同じように半額になっていた。
上面にはゴムロープが張られていて、色々挟みこんだりもできる。
そして、人が座っても壊れそうもない頑丈さ。
中はこんな感じ。
一般的な大きさの保冷剤を入れても余裕ある。
芸能人キャンパーでYouTubeにも色々と動画をアップされているヒロシさんが、アメリカで買ってきたけど日本に帰ってきたら普通に売ってたって道具紹介時に言っていたものと同じやつかな。
ソロキャンプする程度なら、食料、飲料等十分に入る容量がある。
保温力もありそう。
新型コロナウイルスの影響で、自由に出回るのはさすがに控えているけど、キャンプ気分だけは色んな動画やブログ見て上がって行ってる。
早く行きたい。