温泉といえば何処の県が印象的でしょうか?
関東地方で言えば、群馬県や栃木県などが有名どころと言えるでしょう。
同じ北関東でも茨城はそこまで「温泉=茨城」と言った印象はないかもしれません。
しかし、茨城でも地域ごとに独特な泉質を持った温泉があります。
今回の目的地はその中でも、茨城一と断言できるほどの泉質を誇る日帰り温泉施設【ぬく森の湯】をご紹介します。
楽しめる子供の年齢⇒1歳以上(ただし、肌トラブルが酷い子は注意が必要)
施設紹介
阿武隈山系の雄大な自然に囲まれ、清流・里川が中央を流れる茨城県最北端にある
里美温泉保養センターぬく森の湯 | 茨城県常陸太田市里美地区のある温泉施設 (satomiful.jp)
里美温泉保養センター「ぬく森の湯」は、超音波気泡振動浴、サウナ、露天風呂などの温泉はもちろん、
休憩施設、カラオケルームなどの娯楽施設も完備。
お湯は、「PH10.1」の全国トップレベルのアルカリ度を持つ名湯です。
神経痛、筋肉痛、冷え症、慢性消化器疾患、五十肩、疲労回復、慢性皮膚病に効果があるとされ、
その独特の泉質によって入浴後は肌がつるつるスベスベになると好評をいただいています。
入場料を払う際に、一際目を引くのは壁一面の人形劇。
私は子供の時にこの人形たちを見るのが好きでした。
当時はスマホも無く、手持ち無沙汰だった幼少期には人形一つ一つの動きを追いかけるだけでも、とても楽しかった記憶があります。
館内には食堂ホール、畳敷きの広々とした大広間、カラオケルームなどが完備。
食堂ホールや大広間はリノベーションが施され、とても綺麗で古い建物とは決して思えない内装をしています。
食事も非常に美味しく、私は此処の蕎麦と味噌田楽が好きでしたね。
10月21日、奥日立きららの里へ行った帰りに立ち寄りました。
温泉レポート
奥日立から山間を進んでくると国道349号線へと合流します。
更にそこから北上すればぬく森の湯まではほぼ一本道と言えるでしょう。
途中には道の駅「里美」や、里美かかし祭りの会場である「里美ふれあい館」などがあります。
駐車場は坂の上と下にあり
国道349号線を北上すること暫し、ぬく森の湯を知らせる看板を右折することで到着です。
施設は高台にあります。
駐車場は施設の並びに数台分と、施設下に広々としたものが二つ。
土日の混み合う時間帯は下の駐車場になるかもしれませんね…。
駐車場からも里美の山々を一望できます。
館内はリニューアルオープンしていてとても綺麗
ぬく森の湯は私が子供の頃からある温泉施設です。
外観などは昔のままの作りで、懐かしさを感じます。
ですが、館内のところどころがリニューアルされています。
そのリニューアル箇所の際たるが脱衣所と風呂のスペースです。
看板と言えばそれに尽きるのですが、一番メインの箇所がリニューアルされており、歴史を感じない清潔感があり「古さ」からくる煩わしさを感じません。
脱衣所
脱衣所は井草が敷かれた趣ある作りとなっております。
壁一面がロッカーとなっており、後ろに人がいて着替えられないと言った煩わしさはありません。
ただ、壁に一面だけのロッカーなので上下左右が隣り合ってしまうと気を使わないといけないのが難点…。
洗面スペースはドライヤーが3つ完備、無料の給水機もあり。
洗面スペースはドライヤーが3つ完備しており、脱衣所からは衝立で見れないようになっています。
また、風呂場への出入り口付近に無料で飲める給水機も完備。
脱衣所入り口にはトイレが一つありますので、そちらも安心ポイントですね。
風呂場
風呂場へ入ると右手に洗い場とサウナ、左手に内湯と露天風呂となっています。
洗い場は7つ
洗い場は7つあり、全てリニューアルされて新品ピカピカ。
洗い場の数が7つしかない為、洗いの時間が集中すると少し待たなくてはいけません。
洗い場は一つ一つがしっかりとスペースを取られており、前後左右の距離も広々としています。
サウナは小さ目、水風呂はかけ湯タイプ
洗い場の入口付近には小さ目なサイズ感のサウナが…。
コチラもリニューアルされていました。
サウナ好きの方には此処で悲しいお知らせ…。
ぬく森の湯の水風呂はかけ湯タイプです。
アッチアチに火照った身体を水風呂につけて…というのがサウナ好きの方の醍醐味だとは思いますが、それがコチラでは出来ないようです。
内湯は一つ
内湯は一つだけです。
しかし、広々とした作りになっており、ゆったりと浸かることができます。
また、壁際にはジェットバスがついており、また窓からも外の景色を見ることができる仕様となっています。
言わば、この一つの内湯で温泉、ジェットバス、外を眺めて入れる風呂との三役を為しているという訳です。
露天風呂からの絶景が見事
内湯は私の記憶が正しければ大きな改修はされていないように思えます。
しかし、外湯は違いました。
露天風呂は以前の岩風呂から近代的な作りに変更されていました。
そして以前は見ることができなかった外湯からの展望。
里美の山々は勿論、畑や田んぼなどののどかな景色も見ることができます。
また、露天風呂のそばにも紅葉などの紅葉栄えする木々が植樹されており、風呂に入りながらの紅葉狩りができる嬉しいポイントも…。
泉質は茨城一と断言できます
更に此処の泉質は茨城でも一二を争うほどに良質なものです。
見た目は真水のような透き通ったものですが、肌につけてわかるにゅるっとする感覚。
「まるで化粧水をつけているかのような肌触り」という宣伝文句がまさにしっくりくる音質なのです。
私がまだ小学生だった頃には、「全国泉質ランキング3位入賞」なる垂れ幕が館内に貼られていました。
それに納得してしまうほどに素晴らしい泉質なので、是非体験して欲しいですね!
◆小さなお子様は注意!◆
小さい子供には、アルカリ成分が強めなので肌が荒れてしまうなどの症状が出る場合があると施設の方より教えて頂きました。
肌トラブルに不安のある場合は、入浴は控えた方が良いかと…。
お風呂上りには里美のジェラートがおすすめ!
お風呂上りの火照った身体には里美のジェラートをおすすめします。
里美ジェラートの種類は全部で4種類。
バニラ、フレッシュミルク、抹茶、ブルーベリーからなっております。
私は今回フレッシュミルクを購入しました。
在庫を見る限りでも一番売れているみたいです。
値段は良心的な価格の220円(持ち帰り8%)。
館内で食べる場合は230円(館内飲食10%)になるらしいので、帰りの車の中でまったり召し上がった方がよろしいかと…。
味わいはまさに牛乳!
濃厚な牛乳の味が口いっぱいに広がります。
普段食べ慣れないものが嫌いな我が子も、私から奪っていくほどに美味しかったようです(笑)
アクセス
ぬく森の湯
茨城県常陸太田市大中町2076-6
tel:0294-82-3366
常磐自動車道の那珂ICから国道349号線を北上し、車で50分。
電車の場合は、JR水郡線の常陸太田駅から車で35分ほど。
常陸太田や大子、日立など県北部方面で観光後にアクセスしやすい立地です。
入浴料金
平日 | 大人 | 730円 | 子供 | 370円 |
休日 | 大人 | 1050円 | 子供 | 520円 |
夜間午後4時以降 | 大人 | 520円 | 子供 | 260円 |
また、3歳未満の子供は無料とのこと。
毎週木曜日は休館日ですのでご注意ください。
ただし、祝日が木曜の場合は営業をし、翌日金曜日に振り替える場合もあります。
◆お得な割引情報◆
・風呂の日⇒毎月26日、昼間(10~16時)が大人520円。(ただし、木曜日は休館)
・会員割引⇒茨城県交通安全協会会員、JAF会員、常陽芸文センター友の会
それでは今回は此処まで!
また次回お会いしましょう(*´ω`)ノシ
コメント