真のグローバルマインド、グローバルスキルを身に付ける文京学院大学の全学部横断型グローバル人材育成プログラム「BUNKYO GCI」
Sponsored by 文京学院大学
2023/11/30
それぞれの所属学部で専門知識や技術を学びながら、並行してグローバルスキルを習得する全学部横断型人材育成プログラム「BUNKYO GCI(GLOBAL CAREER INSTITUTE)」(以下、GCI)。グローバル英語や異文化理解、専門英語、グローバルキャリア教育を重点的に学ぶことで、グローバル社会の即戦力を育てるのが目標だ。「GCI」の体験者2人に、このプログラムで得たもの、感じたことを語ってもらった。
◆世界の人たちとたくさん話をしたい
林 彩香(はやし あやか)さん
外国語学部 英語コミュニケーション学科 国際教養コミュニケーション専攻2年
BUNKYO GCI生
林 彩香さんが英語の楽しさに目覚めたのは、高校3年生のときだった。
「先生の授業がとても面白くて、英語が好きになったんです。話せることが楽しくて、世界が広がった気がし、もっと話したいという気持ちが高まりました」
「もっと深く語学を学びたい」「世界の人たちとたくさん話したい」という思いを強くした林さんは、外国語学部のある大学を探すなかで文京学院大学のGCIを知る。
GCIとは、世界に飛び出して自分を発信し、世界中の人たちとコミュニケーションするための力を育む、文京学院大学の全学部横断型グローバル人材育成プログラムである。所属する学部の授業にプラスしてGCI独自の授業を履修し、異文化理解やキャリア開発のための留学や海外でのインターンシップなどに参加することもできる。
「これこそ私が学びたかったこと!」と確信した林さんは、GCI対象の入試制度で文京学院大学外国語学部 英語コミュニケーション学科 国際教養コミュニケーション専攻に入学した。
◆世界にはさまざまな英語があることを実感
長野県出身の林さんは、現在、大学の学生寮で生活している。入学以来、コロナ禍で学生同士の交流ができない状態が続いていたが、最近は寮で、留学生や先輩と一緒に映画鑑賞をするなど、楽しい時間を過ごしているという。
2年生の今、GCIの授業では「Global Englishes」を受講している。この授業は、英語を母語としない国(ブラジル、中国、ロシア、エジプト、タイなど)出身の講師から英語で各国の文化や教育を学び、世界で話されている様々な英語への理解と、コミュニケーション能力を育むものだ。
「私たち日本人もそうですが、英語が母語ではないので、なまりなどもあって同じ英語でも先生によって聞き取りにくかったり、逆にわかりやすかったりします。エジプトの先生は、母国語のアラビア語と同じように英語もすごく早く話すので、聞き取るのが大変(笑)。でも、先生にはそれがふつうなんですよね。そういうことって実際に話してみないとわからないので、授業で知ることができてよかったです」
◆タイへの留学で現地の言語や文化、歴史を学ぶ
タイ留学のひとコマ。「将来は、英語を使う仕事に就きたい」と林さんは言う
1年生の夏休みには、1カ月間タイで語学・異文化理解留学も体験している。大学で現地の学生や留学生たちと共に英語やタイ語などの授業を受けたほか、フィールドワークとして王宮や寺院、美術館などでタイの歴史や文化に触れる機会もあった。休日には買い物や旅行にも出かけたという。
「現地の人はタイ語で話すので英語は通じないのですが、それでも何とかコミュニケーションがとれた。これも貴重な経験でした。チェンマイへの旅行は、まだ夜中のうちに起きてジャンボタクシーで空港に行き、そこから飛行機に乗って。現地ではゾウに乗ったり、初めてなのに懐かしい感じがするお寺や自然をたくさん見たりして、最高に楽しかったです」
一方で、インフラが整っていない地域の様子に、「自分たちが暮らす日本がいかにきれいで整備されているか」も実感した。日本とは違う異国の文化も、改めて知る日本の良さも、タイに行ったからこそ得られた経験と実感だった。
将来は、英語を使う仕事に就きたいと考えている。ホテルでお客様を迎える仕事などにも魅力を感じていて、3年生になったら、グローバルインターンシップでそういう職種の就業体験にも参加したいと考えている。
「GCIの授業や活動を通して、以前より積極的に人と話せるようになった気がします。ただ英語を話すとか、外国の人と触れ合うだけでなく、英語が母語ではない私や他の人が英語で話す不思議さとか、現地の言葉がわからなくても何とかコミュニケーションができる。そんなふうに世界が広がることを実感でき、とてもよかったと思っています」
◆GCIで自分の将来やキャリアの選択肢を増やす
松澤 卓也(まつざわ とうや)さん
外国語学部 英語コミュニケーション学科 国際ビジネスコミュニケーション専攻
BUNKYO GCI生 2020年3月卒業
フェロールーム株式会社(広告会社)勤務
社会人になって4年目。現在は広告会社で、主に車のカタログやウェブサイトなどの制作に携わっている。高校時代には自転車競技の実業団に所属しており、そこで出会った外国人選手たちと「英語でもっと話せたら面白いだろうな」と思ったのが、外国語学部のある大学を志望するきっかけ。文京学院大学のオープンキャンパスに参加した際にGCIを知り、「受けられる授業が増えるし、面白そう。せっかくなら受けてみようかな」と、軽い気持ちで受験したという。
GCIでいちばん印象に残っている授業は、3年生の後期に受けた選択必修科目「Management and Strategy」だという。この授業を受講するには、TOEIC800点以上、GPA3.0以上などいくつかの厳しい条件を満たす必要がある。そのためか受講者は自分一人で、授業は教授とのマンツーマンで行われた。
「アメリカのビジネススクールの教材を読んで自分なりに分析し、その結果を資料としてまとめて発表してフィードバックをもらう、という内容でした。担当の先生は海外や外資系企業での勤務経験もあり、授業中の会話はもちろん、資料を読むのも、作るのも、発表するのもすべて英語。いつもすごく濃密な授業で、胃が痛くなりました(笑)。でも、ビジネス英語を読み解く力や分析力、英語で情報収集やプレゼンを行う力など、さまざまなスキルを身につけることができました」
◆留学やインターンの経験が英語を話す自信に
1年生の夏休みには、中国・北京に『語学・異文化理解留学』をした。現地の学生や世界中のさまざまな国からの留学生たちと共に、中国語と英語を学んだが、当時はまだ英語を本格的に学び始めて数カ月のころ。松澤さんは自分の英語に自信が持てなかったという。
「でも、現地の学生が『僕は君の英語がいちばん聞き取りやすい』と言ってくれたんですよね。それで、別に文法や単語が完璧でなくてもいいんだ、いま自分が持っている引き出しの中でコミュニケーションしていけばいいんだ、と思えるようになり、そこから自然と英語を話せるようになりました」
3年生の夏休みにはインドネシア・ジャカルタでのインターンシップに挑戦した。営業職に興味があった松澤さんは、不動産仲介会社でマンションなどの物件情報に関わる仕事を担当。1カ月間、日本とは生活習慣や文化の異なる国で、別の大学から参加した学生とペアを組み、ビジネスの現場で仕事に取り組んだ。
「与えられた課題の難しさに戸惑ったり、苦労したりしたこともありましたが、海外で英語を使って働くことができたのは貴重な体験でした。インドネシアの人たちも僕たちを喜んで受け入れてくれ、日本に興味を持ってくれましたし、とても良い経験になったと思います」
◆GCIでの学びは就職活動や仕事にも活かせる
GCIの授業や活動を通して、国や生活環境、考え方の異なるさまざまな人たちと積極的にディスカッションをし、自分の考えを話す経験を重ねたことは、「就職活動や、社会人として働く上でも役に立っている」と松澤さんは言う。
「就活中、企業の面接では話す内容を丸暗記するのではなく、『絶対に伝えたい大事なポイント』と全体の流れだけを覚えておいて、本番では自分の言葉で話すようにしていました。GCIのおかげで英語のスキルだけでなく、自分の考えをしっかり伝えるプレゼンのスキルも身についたと思っています。GCIを選択すると受けられる授業が増え、学びの選択肢が広がります。それは、自分の将来やキャリアの選択肢を増やすことにもつながります。これからGCIを受けてみようというみなさんには、GCIの魅力をそう伝えたいですね」
◆BUNKYO GCIとは
BUNKYO GCI(GLOBAL CAREER INSTITUTE)とは、「世界で自分を発信しながら、世界中の人とコミュニケーションする力を育むこと」を目的とした文京学院大学の全学部横断型グローバル人材育成プログラム。全学部の志願者から選抜された約80名がGCI生として、各学部の授業に加え、グローバル英語や異文化理解、特定目的英語(English for Specific Purposes)、グローバルキャリア教育などの授業を受講します。
1年次の夏休みには、語学や異文化理解を目的とした短期留学もあり、タイやマレーシア、中国などの大学で約1カ月間学びます。また、2~3年次には、海外の日系企業や外資系航空会社、国際協力NGOなどでグローバル英語を活用したインターンシップも。生活習慣や文化背景の異なるさまざまな人々と協働しながら、グローバルビジネスの現場で実践力を高めます。
日常的に留学生などと外国語での会話ができるチャットラウンジや、GCI生だけが使用できる自習スペース、専門スタッフによる授業や課題のサポート、国際交流を希望する学生のための相談窓口など、学びをサポートする施設やスタッフも充実しています。
<詳しくはこちらへ>
●文京学院大学 受験生サイト
BUNKYO GCI | グローバル | 文京学院大学受験生サイト-Switch On! (bgu.ac.jp)
●問い合わせ先
文京学院大学 入試広報センター
TEL:03-5684-4870
東京・本郷キャンパス
埼玉・ふじみ野キャンパス
(取材・文/出村真理子 撮影/篠田英美、渡辺 祐 制作/朝日新聞出版メディアプロデュース部ブランドスタジオ)
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