自民党派閥の政治資金パーティーでの裏金事件は、派閥の解散につながりました。不祥事のたびに解散と復活を繰り返してきた派閥。自民党の国会議員は、どんなうまみを求めて派閥に集まるのでしょうか。イラストを交えていちから解説します。
- 2024/03/15
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- 「領袖(りょうしゅう)」というトップを中心に、政策や利害にもとづいて行動する自民党の国会議員集団。
- 党内には6派閥があったものの、安倍派の裏金問題をきっかけに、多くの派閥が次々に「解消」を決めた。
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- パーティー券の販売ノルマを課されるなど、派閥によって政治家の動向が不自由になる面も。
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- 派閥の「数の力」でまとまって総裁選を戦う。
- 首相(総裁)と関係を深めることで、主流派として処遇される。
- 非主流派の場合、首相への権力監視役を果たし、政権運営に緊張感を持たせる役割も。
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- 派閥に配慮することで、「なんでこの人が?」と資質に疑問のある人が閣僚になることも。
- 国民目線ではなく、派閥トップの顔色をうかがう「内向きな政治」になりがち。