巨大すぎるのか、日々変化してきたからか、築地という市場の姿は、とらえどころがなく、それが魅力にもなってきました。豊洲新市場への引っ越しを機に、80余年の歩みを記録しています。
83年の歴史に幕を下ろす魚河岸・築地市場。消えゆく魚河岸の物語をつむぎます。有料会員は、すべての記事がご覧になれます。
東京の天然を揚げる おいしい天ぷらが食べたいな。二百年前の江戸の町の人たちも、同じように思っていました。材料は目の前に広がる海の小さな魚たち。人の暮らしに近い「里海」の恵みでした。東京ローカルから和食の国際派につながる天ぷらの世界です。
日本原産の薬味として世界に通じる食材となったわさび。刺し身だけではなく、料理にも使われるようになりました。食生活に与えた影響やその魅力に迫ります。
さまざまな物や人々が行き交う築地市場。耳を澄ませると、普段は気にしない音が聞こえてきます。カラスよけの音、黒電話の音、散水車の音……。豊洲移転が決まった今、市場とともに消えゆく「音」を残します。
築地市場は午前6時ごろ、活気であふれます。巨大マグロが解体され、仲卸の店先には魚が輝き、籠を持った買い付け人が入り始めます。一般の人は立ち入ることができない早朝の様子を360度動画で紹介します。
築地80年の歴史とともに歩み、今や世界のごちそうになったマグロ。プロだけが足を踏み入れることのできる生マグロのせりから、-60度の冷凍技術を誇る遠洋漁業の基地まで。マグロを取り巻く世界を、動画やCGを駆使してひもときます
プロの料理人や店が買い付けに訪れる水産仲卸業者売り場。約630店舗ある築地市場の迷宮を、丸ごと地図にしました。写真とともに一店ずつ紹介します。
江戸前の海から生まれ、築地が世界に発信するにぎり寿司の、鮮やかな舞台へご案内します。東西南北から素材が届く時代に、旬のとらえ方や味わいの幅は広がります。
東京ドームの5倍近い広さを持つ築地市場。そのにぎわいある市場と周辺を3Dマップで紹介します(実際は立ち入り禁止の区域もあります)。マップの情報は今後も増やしていく予定です。
あかもん、あがる、あたまをはねる。河岸(かし)に飛び交う言葉を知れば、豊かな築地が見えてきます。編集者から転身、場内の鮮魚仲卸店で長く働いた福地享子さんが、市場にまつわる言葉を「あ」~「ん」まで伝えます。
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