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Volleyball World提供
バレーボール日本代表のエースで主将、石川祐希(28)は大学1年から世界最高峰のイタリアリーグに挑んできた。世界のトッププレーヤーになるために。
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FIVB提供イタリアでプレーする石川祐希は、日本バレー界史上最高の逸材とも言われる。その秘密とは――。
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中央大1年で日本代表に選ばれ、世界最高峰のイタリア1部リーグに挑んだ。ぶつかった壁とは――。
石川祐希 (28)Ishikawa Yuuki
日本バレー界で10年に一人、いや史上最高の逸材とも言われる。エースを務めた愛知・星城高で史上初の2年連続3冠を達成。中央大1年時から、世界最高峰のイタリア1部リーグ(セリエA)に挑んできた。
ポジションのアウトサイドヒッターは、レシーブもスパイクもこなすオールラウンドな能力が求められる。身長192センチは世界のトップ選手たちに比べると、小さい。石川には、それを補うジャンプ力と、ネット際の技術がある。
2016年リオデジャネイロ五輪は最終予選で敗れた。決勝は、地元ブラジルが金メダルを手にする瞬間を観客席から見守った。21年東京五輪は、1992年バルセロナ五輪以来29年ぶりとなる8強入りを果たしたが、前回王者ブラジルから1セットも奪えずに準々決勝で敗退した。
2023年10月、パリ五輪予選で2位に入り、08年北京大会以来となる自力での出場権獲得を果たした。前哨戦の今年6月のネーションズリーグでは主要国際大会で47年ぶりとなる準優勝。確かな手応えと東京の悔しさを胸に、2回目の五輪に挑む。=敬称略
Volleyball World提供
2021年に作成したものに加筆・修正しました(2024年7月)
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