天然記念物の秋田犬展覧会 ハチ公の故郷で「癒やし」の容姿を競う

阿部浩明
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 くるんと丸まったしっぽに、ぴんと立った三角耳。秋田犬らしい容姿を競う「秋田犬保存会秋田県北支部展覧会」がこのほど、忠犬ハチ公のふるさと・大館市で開かれた。

 大会は国の天然記念物に指定されている秋田犬の保存と普及が目的。89回目の今回は、県内や宮城、青森から36頭がエントリーした。

 審査員は、幼犬から成犬まで年齢や性別ごとに、立ち姿や毛並み、顔立ち、歯並びなど秋田犬の特徴を反映しているか入念にチェックした。

 鹿角市の池田晃さん(32)は2歳のオス「むう太」を連れて出場。「なんといっても癒やしになる」とぞっこんの様子。会場には多くの秋田犬ファンが集い、犬談議に花を咲かせていた。(阿部浩明)

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