排泄物堆積のなか犬を飼育容疑 ワニや蛇など計58匹

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大山稜
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 劣悪な環境で犬を飼育したとして、警視庁東京都大田区南蒲田2丁目の職業不詳、桑添亜紀容疑者(46)を動物愛護法違反(虐待)容疑で逮捕し、14日発表した。「虐待に当たるとは思っていなかった」と話しているという。

 蒲田署によると、逮捕容疑は12日午前、動物の排泄(はいせつ)物が堆積(たいせき)した自宅の室内で犬5匹を飼育したというもの。犬は餌を与えられていたが、栄養失調の状態だった。現場にはネズミの死骸も落ちていたという。

 桑添容疑者宅は戸建てで、犬7匹と猫2匹のほか、ウサギ16匹、ワニや蛇、大トカゲ、イグアナ、フクロウなど24種類の動物計58匹を飼育。室内には動物の排泄物がたまり、近所から悪臭の苦情が相次いでいたという。

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この記事を書いた人
大山稜
東京社会部|気象庁担当
専門・関心分野
気象、防災行政、労働