向かう先には? 永瀬正敏が撮ったニューヨーク(292)
国際的俳優で、写真家としても活躍する永瀬正敏さんが、世界各地でカメラに収めた写真の数々を、エピソードとともに紹介する連載です。つづる思いに光る感性は、二つの顔を持ったアーティストならでは。今回もニューヨークでの一枚。男性の姿に感じたこととは?
![向かう先には? 永瀬正敏が撮ったニューヨーク(292)](https://www.asahicom.jp/and/data/wp-content/uploads/2024/11/e765482d04b96f4ee3295afcd775f1f4.jpg)
黙々と歩く男性。
ひたすら歩き続ける。
マンハッタンの地下道をズンズンと歩き続ける。
この男性はどこに向かっているのか?
歩き続けることは力になる。
よく“走り抜ける”と、
物事をやりきった時に比喩として使うが、
長い時間、コツコツとやり続けること、
持続させること、
“歩き続けること”も大事なんじゃないかと思う。
男は黙々と歩き続ける。
周りのことなど気にせずに、
男はひたすら歩き続ける。
足音を引き連れながら、
コツコツコツコツ歩き続ける。
同じスピードで歩いてみた。
彼のスピードを感じながら。
コツコツズンズン歩いてみた。
その先に何が見えるのだろう。
![](https://www.asahi.com/and/wp-content/themes/and/assets/img/article-end.png)
写真の男性、本当に黙々と何処かを目指してひたすらに歩き続けていますね。
その先には目的地(光)が見える事を願って…🍀
【歩き続けることは力になる】
素敵な言葉を頂いたなって思いました。
走り続けることはしんどい時も
足音を引き連れながら、歩き続ける!